@tyorutyoran ありがとうございます!週明から偉すぎパラメータが限界突破しました😚
永瀬さらさ「やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中 4」(角川ビーンズ文庫)を読んだ。
https://beans.kadokawa.co.jp/product/series156/322111000414.html
クレイトス王国へ婚約の報告に向かうジルとハディス。だがそれは名目で――未来の開戦を避ける和平交渉が真の目的! けれど王国で待ち構えていたのは元婚約者ジェラルド殿下。しかも婚約を諦めていないようで!?
(あらすじから引用)
前巻までは殆どハディスの家族にフォーカスが当たっていたが、今巻はジルの家族を中心としたクレイトス王国のお話。相変わらず面倒臭い陛下と最終的に物理で解決するヒロインの掛け合いが面白かったです
また過去の竜妃や女神など神話の真実の一片が見えたりと物語の本線となる部分も、また見えてきてこれから先が気になる終わり方でした、ナターリエが思ったよりもキーマンっぽい立ち位置で良かったです
リモートワークなのでお昼休みに洗い物とトイレ掃除を行った、偉すぎる👏
深夜帯に読書している時に遭遇する詳細な料理/食事描写は想起させる力が強すぎるので、下手なご飯の写真よりも飯テロなのである
月原渉「すべてはエマのために」(新潮文庫NEX)を読んだ。
https://www.shinchobunko-nex.jp/books/180266.html
ルーマニアの首都ブカレスト。リサとエマの姉妹は、ドイツ軍の侵攻から逃れるために、地下水道に迷い込んでいた。その深奥で、傷ついたルーマニア兵と出会う。唐突に語られる想い人への言葉と、渡される指輪。それがすべての始まりだった……。2年後、看護婦になったリサに、ある名家から仕事の依頼が届く。雪に閉ざされた邸で目撃した〈仮面事件〉とは——。すべては彼女のために。(あらすじから引用)
まぁまぁ面白かった。
第一次大戦末期のルーマニアが舞台のミステリー、今作もシズカがいるのでおそらくシズカシリーズ。戦争や事件の舞台となるロイーダ家の因縁に焦点が当たって時代小説のように進んでいくので、背景などが読む分には分かりやすかった
トリック部分もホワイダニット的な部分が大きく占めており、一筋縄ではいかない部分が終盤の展開としては上手かったように思う。
少し古典的ではある+いくら何でも無理があるという点を除けば良かったが、"いくら何でも"の部分が結構気になってしまったのが残念
乙野四方宇「ミニッツ」(電撃文庫) 1〜5巻を昔シリーズ全巻買って積んでいたので合間合間に全巻読んだ。
https://dengekibunko.jp/product/minutes/201201000142.html
そんなに期待してなかったけど、期待以上に結構面白かった😚
個人的に良かった点は3点くらいあって、以下という感じ。
①何かを決するために主人公達が所属する創作遊戯研究会で創作した遊戯で決着するゲームパートとタイトルにもある「ミニッツ」一分間だけ使える特殊能力(使用後一分間のデメリット有り)の親和性が高く楽しめた
②主人公や登場人物達の境遇と「ミニッツ」発現が物語の核の一つである「鬼火憑き」のエピソードと深く関わっており、徐々に明かされて行く展開が良かった
③学園物語の青春要素とゲームパートのバランスがよく、両面の味を楽しむことができた
まぁなぜそんなに期待していなかったかと言うと、昔同作者の直近で映画化されたSF作品を読んだ時に面白くなかった記憶があるためです……
ただ、今回は予想を超えて面白かったので嬉しい誤算でした、他の作品も読んでみようかな
横関大「仮面の君に告ぐ」(講談社文庫)を読んだ。
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000360756
涌井和沙は、目を覚ますと病院のベッドにいた。戸惑っているうちに、「モリさん、目覚めたんですね」と看護師から声をかけられる。沸き起こる違和感に鏡をのぞいた和沙は驚愕する。そこに映っていたのは赤の他人――森千鶴だった。意識はそのまま、身体は他人になってしまったことにパニックになった和沙は、恋人の慎介を頼ろうとするも、慎介は自分に気づいてくれない…。胸が潰れそうになる中、追い打ちをかけるように新たな事実が判明する。一年前、涌井和沙は何者かに殺害されたというのだ。千鶴の弟・潤の力を借り、少しずつ事態を把握していく和沙だったが、なにやら慎介が不穏な動きを見せ始め…。
(内容紹介から引用)
うわぁ〜〜、面白かった。
本当に最後の最後でぶん殴るような読後感で圧倒してくるタイプの作品だった。
また新しい横関大の魅力に取り憑かれてしまった。
何も言えないけど、読んでみてほしい作品。
相変わらず読みやすい文体に登場人物たちに関わる一つの本筋の事件が周囲の様々な事物と関わって最後にまとめ上げる手腕が上手く、安心して読めて良かった。
あまり内容に突っ込み辛い部分はあるものの結構面白かったです。
横関大さんの「仮面の君に告ぐ」(講談社文庫)を読み始めた
横関大さんは作者レベルで考えた時にトップレベルに好きな作者で、一番好きな作品は「スマイルメイカー」
ミステリーでありながらも文体から滲み出る暖かさとひたむきに生きる人の熱を感じ、展開も私好みのもので初見の時に甚く感動した
小田ヒロ「弱気MAX令嬢なのに、辣腕婚約者様の賭けに乗ってしまった 3」(ビーズログ文庫)を読んだ。
https://bslogbunko.com/product/yowaki/322107000826.html
2巻までの終わり方がかなり綺麗だったけど、3巻も新シーズンといった感じで面白かったです☺️
ヒロインのピアは実はすごいが、自覚のない天然弱気タイプのヒロインの部分が故の優しさみたいなものが全面に出ていた甘いパートもあり、ルーファスが気を揉んでいた殿下の体調の問題なども一気に解決に向かう好きな展開でした😊
私はルーファスのように天才肌で外面良く完璧だけど、ヒロイン(おもしれー女系)の予想外の行動で素を晒してしまい笑顔になる系の王子様系ヒーローが好きだ