乙野四方宇「ミニッツ」(電撃文庫) 1〜5巻を昔シリーズ全巻買って積んでいたので合間合間に全巻読んだ。
https://dengekibunko.jp/product/minutes/201201000142.html
そんなに期待してなかったけど、期待以上に結構面白かった😚
個人的に良かった点は3点くらいあって、以下という感じ。
①何かを決するために主人公達が所属する創作遊戯研究会で創作した遊戯で決着するゲームパートとタイトルにもある「ミニッツ」一分間だけ使える特殊能力(使用後一分間のデメリット有り)の親和性が高く楽しめた
②主人公や登場人物達の境遇と「ミニッツ」発現が物語の核の一つである「鬼火憑き」のエピソードと深く関わっており、徐々に明かされて行く展開が良かった
③学園物語の青春要素とゲームパートのバランスがよく、両面の味を楽しむことができた
まぁなぜそんなに期待していなかったかと言うと、昔同作者の直近で映画化されたSF作品を読んだ時に面白くなかった記憶があるためです……
ただ、今回は予想を超えて面白かったので嬉しい誤算でした、他の作品も読んでみようかな