『土井善晴のレシピ100 料理がわかれば楽しくなる、おいしくなる』 、好きなレシピ集です。手羽先の大蒜醤油焼きもこの本に載ってます。
この写真の説明、
〈煮上がりの様子はこのくらい。照りも 出てくる。「おいしそうだなぁ」と思う 瞬間を大事に火を止める。〉
というの、本当に土井善晴さんらしくて、好き……。
https://hon.gakken.jp/book/1340523200
第26回 NHK交響楽団 松山定期演奏会、素晴らしかった!!
曲目は
シベリウス/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
ベートーヴェン/交響曲 第6番 ヘ長調 作品68「田園」
アンコール曲2曲、J.S.バッハとハイドン
開演前、「途中で携帯なんか鳴らせたら、懲役100年!!執行猶予100年!!」とか言い合っていたが、そんな不届き者はおらず、良かったです。
今晩はセロリラム餃子。
旬のセロリがワサっと花束のように売られていたので、今晩はラム餃子に。
ラム肉300gはFPにかけて挽きます。途中で、ラムしゃぶのタレを大匙2入れて、さらにガーッと。大蒜と生姜でしっかりこんがりと炒めたら、セロリを3本、キャベツを1/6玉入れて、さらにラムしゃぶのタレを大匙2入れて、蒸し焼きに。150ccの水に片栗粉を小匙1溶き、加え入れてとろみをつけます。ここで鹹味を決めておくと、あとは酢だけで美味しいです。あと、最初から「生肉でジューシーに!」みたいな呪いが解けたら、楽ですよ。片栗粉のとろみで、十分ジューシー。
餃子の皮で包み(ひとり30個分!)、ホットプレートでこんがり焼けたら出来上がり。純米酢と、八幡屋礒五郎の七味、『マルホン 純正胡麻ラー油』などで楽しみます。
お酒はカリフォルニアのピノ・ノワール。ピノ・ノワールはストライクゾーンの狭いワインだと思いますが、ラム肉とは相性抜群……!!
#幻聴と闘う晩御飯
#fedibird
川北稔『砂糖の世界史』(岩波書店、1996)再読、読了。
言わずとしれた、岩波ジュニア新書の名著。随分むかしに読んだのだが、再読してみた。
「コーランとともに」西へ渡っていき、「世界商品」となった砂糖。砂糖きびの性質(適度な雨量と温度が必要なうえ、その栽培によって土壌の肥料分が消耗して土地が荒れるため、つぎづぎと新鮮な耕地を求めて、どんどん移動していかなければならない)から、「砂糖のあるところに、奴隷あり」となり、ヨーローッパ人が、アフリカなどから奴隷を引き連れ、カリブ海地域にプランテーションをつくり、「モノカルチャー」の世界にしてしまった……。
随分忘れていた部分もあり、「資本主義」についてその後いくぶんか学んだこともあり、今回の再読は豊かなものとなった。
植民地主義や奴隷制について学ぶならここから、と思わせる名著だと思う。
#読書
俳人・岡田一実。俳句とか考えごととか。美味しかった話とか、読んだ本の記録とか、香水(主に量り売り)とか、旅のこととかいろいろ揺らぎつつ。幻聴があり、人生はだいたい徐行。リブ返しはちょっと苦手。体調によっては返せません。
HAIKU,for its own sake. she/they
句集に『境界ーborderー』(2014)、『新装丁版 小鳥』(2015)、『記憶における沼とその他の在処』(2018) 、『光聴』(2021)、『醒睡』(2024)。単著に『篠原梵の百句』(2024)。