普通…って言うか、うちは何も考えずにそうしてたんですが、(多くは夫の)親の籍に入れるってことですかね。だから本籍地って、自分は住んだこともない(妻にすれば)場所になる。そうしていれば「入籍」になる。

弟さんは啓けた方で、新しく籍を作ったのか(やろうと思えばもちろんそれもできる)のか、妻の方の籍に入れたのか。

でも、古い籍は線で消すとかするだけで、元あったものの記録(痕跡)は残るものなのかと思ってました。綺麗に消えてしまうのはデジタル化したから???

From: @ChouIsamu
mstdn.jp/@ChouIsamu/1122169525 [参照]

@zpitschi 私の時は婚姻届を出す際に、本籍は親の籍に入れるのではなく、本籍の欄は自分の好きな住所を記入できる形でした。お住まいの住所でも、まあぶっちゃけなんでもいいですよと言われて、皇居の住所を入れる人も多いと聞きました。理由は、天皇云々関係なく、千代田区千代田1-1で住所が覚えやすいから…。

@maya

皇居でも良いって、よく聞きますね。

そう言われて本当に皇居のある場所にする人っているのか?と思ってたけど、結構いるんですかね。

@zpitschi 私が聞いた時は、皇居を本籍にしているケースが日本で一番多いと言っていました。あと、大阪城。今はどうなんでしょう。

ええと、元市民課で戸籍の歴史を修論に入れたニンゲンとして申しますと、本籍地が同じであっても籍は違うものになります。

つまり、婚姻届を出すと、当事者それぞれが従前の戸籍(多くは親の戸籍)から抜けて、新しい戸籍を作る形になります。

このとき、新しい戸籍の本籍地を夫の親の本籍地と同じ場所にしてもよいのですが、それは気持ちの問題でして、法的には別な戸籍です。なので、「実家の戸籍に入った」事にはなっていません。

婚姻時に夫の実家の戸籍に「入籍」するというのは、実は戦前までの戸籍のスタイルでして、戦後の改革でなくなったのですが、80年経ってもまだ引きずっています。

本籍地も、明治5年の壬申戸籍編成時には、(概ね)実家の住所だったのですが、今は戸籍の保管場所(正確には戸籍の電子情報を保持するサーバーの置き場所)を示すだけのインデックスになっています。

つまり、あれ、全然意味ないんです。

@lematin @maya

ありがとうございます。やっぱりそうだったんですね!薄らぼんやり生きているので、今回、初めてクリアになりました。😓

だからこそ、それでもこだわっている人たちにとって、死守したいのは「夫婦同姓」の部分だけ、それだけだったのかというのも、初めて気がつきました。本当にくだらない。くだらなすぎる。

@zpitschi @lematin おおお。なるほど。本当に意味ないというか面倒なシステムですよね…。うちは婚姻届を出す時に、本籍を住んでるところにしたんですけど、先祖代々の籍を抜いた!と夫の伯母が憤慨し、夫が本籍など無意味なものだと逆に怒り返していました。

そういえば片付けてて発見した大昔の戸籍謄本を見ると女子の名前はカタカナ表記なのですが、これも戦後の改革で漢字を使ってOKとなったのでしょうか。もともと漢字の名前があったのに戸籍には登録できなかったのか、それとも漢字がOKになって新たに漢字を考えたのか気になっているところです。

ちょっと話ややこしい&僕の勉強不足の部分があります。順に…

まず、戦前も戦後も、戸籍に書かれている名前は出生届に書かれた名前になります。多くの場合は親が決めます。なので、戸籍にカタカナで名前が書いてあるのは、親がそのようにつけたから、ということかと思います。

で、これを戦後の戸籍に改製するときに漢字にしたかというと、僕の知る限りそういうことはない(できない)はずです。ただ、この話を考えたことはこれまでないので、僕が知らないだけでそうなっている可能性はあります。

僕が想像しているのは、その世代の女性たちが、戸籍にどう書いてあるかとは関係なく、日常の生活では漢字の名前を使っておられたのではないか、ということですが、確信まではありません。

頼りないお答えで申し訳ありません。

@lematin @zpitschi わー、ありがとうございます。実は先日見つけた古い戸籍謄本ではなぜか夫の伯母二人の名前がカナ表記なのですが、現在の謄本はいつも使っている漢字になっているんですよー。謎ですね…そのうち調べてみますね。

@maya @lematin

昔の人の戸籍は適当なのが多いですよね。

私の曽祖母は自称していたのは「ナツノ」でしたが、籍は「ユキ」になってました。(爆

私が子どもの頃に聞いた話では、近所の人に役所に届けて貰ったら、その人が間違えて届けてしまったということでした。

落語みたいな話ですよね(寿限無のような)。よりによって、雪と夏を間違えるなんて。

昔は(漢)字を書けない人も多かったし、届けるのを他人に頼んだというのも良く聞くので、そんなもんだったんじゃないかなぁと思います。

伯母さまたちは、後から漢字に直して貰ったんですかね。

@zpitschi @lematin ええ、そんなことが! 手書きだから転記するときに間違えたりすることもありそう。今の戸籍システムはなんだかな、という感じですが、昔のそういうエピソードはちょっと面白いです。

@maya @lematin

そんな調子だから、想像ですけど、カタカナの名前が多いのは、届出のお使いを引き受けた近所の人や、もしかしたら命名した親も?漢字は分からなくて、音(おん)でことづかって、音で覚えていったものを窓口で音で伝えたのかなぁとか。流石に役所の窓口の人は漢字は書けたんじゃないかとは思うけど。

でもまぁ女の子にそれが多いのはあるのかもだから、そういう習慣もあったんですかね。

もし、途中で名前の表記を変更しておられるなら、変更した時点で必ず戸籍に変更した理由が書いてあります。

手間もかかって大変なので、そこまでするかどうかは考えて頂くといいのですが、ひとつづつ戸籍を前に辿っていくと、変更の現場にたどりつけるかと思います。

@maya @lematin @zpitschi
確かに戸籍に載っている昔の女性の名前はカタカナが多いですね。私も、明治、天保、文久などの生まれの女性の名前が、ずらっとカタカナなのを見ていると、これは、「女なんて、ただ名前を呼べればいいので、どんな漢字かなんて考えたことはなく、とりあえず、発音通りに届とけ」みたいなことではないかと推測しています。
あと、私の友人には、女の子には難しい漢字は書けないだろうという「親心」でひらがなの名前をつけられた、という人がいます。
私の小学校の時の担任の先生は、親が何か手違いでカタカナで出生届を出してしまったらしく、後から漢字にしようとしたけれど、できなかったとか、そんな話をしていました。
でも、伯母様二人のお名前が現在の謄本では漢字になっているのなら、別の理由かもしれませんね。

@maya @lematin @zpitschi
あと、昔の女性の名前が軒並みカタカナなのも、「女の名前に漢字は堅苦しい、女らしくない」とか「女の子には難しい漢字は書けないだろう。自分の名前がかけないと困るだろう」みたいな「親心」からカタカナの名前をつけたのかも、と思ったのですが、カタカナかひらがなかは別にして、下記のような記事がありました。

nihonjin-name.jimdofree.com/女性

@maya @zpitschi @lematin
夫の田舎で、近所の人が、どこどこの家のだれそれは、親がまだ死んでもいないのに、本籍を変えた、と話しているのを聞いて、怖!と思いました。

うちは、義母がまだ存命ですが、本籍地が遠かったので、今住んでいる住所に変えてしまいました。田舎で噂になっているかしら。だって、戸籍謄本を取り寄せるのが面倒なんですもの。義母は、戸籍謄本を取ってきてください、と頼まれるのが嬉しかったらしいんですが、もう私たちの近くの老人ホームに入居してしまって、頼まれることもできないし。

当事者のご家族が誰かに話されたのでなければ(そういうことはありそうですが)、村役場の担当の人が漏らしたみたいなことかな、と。

まあ、現在ではそこまでゆるゆると言うこともないかと思いますので(真剣にご心配なさっているのではないかと存じますが)、田舎で噂にはなってないんじゃないかな、と思います。

@lematin @maya @zpitschi
ご心配ありがとうございます。全然心配していません。もちろん、本籍を変えたことなど知られていないと思いますし、たとえ、夫の田舎でどんな噂になっていても、私には関係ない土地なので、全然気にしていません。むしろ面白がっているくらい。

近所の人が噂していたのは、たぶん、当事者が自ら話したのだと思います。

役所に電話して名前を言うだけで、どこのだれだかわかるような田舎ではありますが。

@minzimt @lematin @zpitschi @minzimt @lematin @zpitschi 今度、伯母に会いに行った時に名前のことで何か知っているかどうか聞いてみます〜。

夫が本籍を住んでる場所に変えたのが問題になった件、菩提寺から代々その戸籍(家)の長男だけがつけてもらえるという立派な戒名がもらえなくなるというのが原因だったのですが、祖父の代から東京に出てきちゃってるし、そういうしがらみみたいなものもギリギリ祖父の世代までかな〜と思います。義父にその立派な戒名とやらをつけてほしいのか聞いたら、別に死んじゃったらどうでもいいねえと言ってたし。今やそのお寺との付き合いもほぼないに等しいし。

@maya @lematin @zpitschi
なるほど~。でも、本籍を変えたかどうかは、もう地元で噂になっているのなら別ですけれど、お寺には伝わらないはずですよね?それにお寺の檀家であることと、近代の役場の「本籍」などという行政とは関係ないような気がしますけれど。

それがね…。行政というか、法律上はともかく、地元の人の意識にはどこかで「戸籍=人別」という意識が残ってて、本籍がない人は村のメンバーじゃないと思ってるはずなんですよね…

@lematin @minzimt @zpitschi 戸籍にこだわってるのはその伯母だけで、他の伯母は気にしてないんですが、どうも伯母は戸籍の仕組みがわかってないみたい。義弟が分籍した時も「勝手に籍を抜いた!」と怒ってたけど、後から「最近は結婚しなくても成人になったら自分の戸籍を作るんですってね?」と聞いてきたので、「????」となりつつも「そうですねー」と適当にあわせておきました。あと、お寺的には、おそらくるまたんさんの言うような「戸籍=人別」意識がある気がします。

@lematin @maya @zpitschi

そういう意識はあるでしょうね。そして、そのことがお寺に知れてしまったとしても、お布施をはずめば立派な戒名をもらえるかも?

@minzimt @lematin @zpitschi うわー!お高い戒名、絶対いらなーい😂

そうですね、これは戦後の民法・戸籍法改正の時なのですが、保守派が死守したのが、氏(夫婦同姓)、本籍地、家族単位での戸籍編成になります。

個人単位にしたほうが合理的という筋論もあったのですが、「資源不足の折から、そんなに紙が使えない」という理屈で押し切られました。

@lematin

本籍地は実際には今は何の意味もないわけですよね。それは割と有名な話だと思うけど。

で、あと家族単位も、少なくとも結婚した時点では抜けられて、今回のニュースみたいにそうなると辿ることも難しい(もしかして面倒なプロセスを踏めば辿れるんですかね?)。

新憲法に基づいて、親から続く「家」はまったく関係なく、ただ自分たちが自らの意思でパートナーと新しく築いた家族だけの単位となるということですよね。

だからその時点で、昔の家制度も、従って本籍地も、実質的には消滅していて、実態として戸籍制度の中に残ったのは、自分たちが新しくパートナーと築いた家族と、それに伴う「夫婦同姓」だけですね。そこだけは彼らは必死で死守した。おそらくは何とかして女を縛り付けたかったから。

「資源不足の折から云々」というのは、今も奴らがいつも弄している詭弁に過ぎない。しかも本当に拙い詭弁。その頃からやってたのかよ?という感じです。

今回の件、しっかり追ってないんですが、聞いた範囲なら、知識を持った人が調べれば辿れたケースです。権限をもった行政職員(この場合は区役所の職員)なら、簡単にできます。よほど慣れていない素人が担当していたのかという印象です。

@lematin @zpitschi
私もそう思います。行政職員が調べられなかったなんて、信じられません。

@lematin @zpitschi
単なる怠慢としか思えない。だって、相続の時とか改正原戸籍とか出させるじゃないですか。戦災で焼けてしまったとかならともかく、この人の場合はそうではなかったのですから。

その通りだと思います。面倒くさかったんじゃないでしょうか。

というか、今回はたまたま発覚しただけで、こういうことは沢山行われているのでは…

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