『翼無き野郎ども』
泉谷しげるが幻視した「都市」
自治会費の集金にかかわる心理的障壁を歴代の自治会長はどのように乗り越えてきたのか。一度、諸先輩に話を聞きたいと思う。
おそらく、いくつかパターンがあって、
1) そんなもん、村におる限り、村に財産(農地・山林)がある限り、払って当然やろ。イヤやったら出ていったらよい ... という強圧的態度で対応する型
2) お気持ちは分りますが、そこを枉げて何とかお願いします。ほかの皆さんにも御負担いただいておりますので ... という下手に出て問題を回避しようとする型
3) 自治会は、住みよく暮らしやすい村を維持するために、個人では出来ないことをいろいろとやっている。それには費用がかかる。あなたにも応分の負担をしてもらいたい ... という理屈で正面から真面目に対応する型
最後の型が望ましいことは言うまでもない。しかし、理詰めで話をするには、それなりの能力と準備が必要になるので、1) や 2) のやりかたで問題を乗り切ろうとする人も多いだろう。
(ひとまず終了。疲れた)
「管外協議費」があると言うことは「管内協議費」もあると言うことだ。
管内協議費は、世帯ごとの戸数割と農地割、山林割で計算する。戸数割は 8,000 円。農地割は 800円/10a で、これは管外協議費と同じ。山林割は 145円/山林地価で、これは管外協議費の 300円/山林地価 より安くなっている。
管内協議費は毎年5月に集金しているので、今回も、年末には何もする事は無い。
「管内協議費」「管外協議費」「出不足金」の集金が担当者である自治会長の心理的な負担になる理由は、イレギュラーな集金手続きを取る必要がある場合が必ずある、という事だけでは無い。それよりも、「私はそんなお金を払いません」と言う人が出てくる可能性が常にある、という事の方が大きい。
煎じ詰めると、それらの自治会費に正当な根拠があるかどうか、という問題だ。「いや、あなたにこのお金を負担してもらう正当な理由があります」と、自信を持って言い、相手を納得させることが出来るかどうか。
うちの集落ではないが、集落地内に工場を持つ企業に自治会費の負担を要望したところ、にべもなく断られた例もあると聞く。「それ、何か法律的な根拠でもあるんですか」と切り返されたら、おそらく、引き下がるしかないんじゃないかと思う。
(続く)
管外協議費のほかに「出不足金」の集金も、自治会長にとって、年末の気苦労の種になる仕事だ。
これは、集落で行った共同作業について、出て来なかった人にお金を出して貰うものだ。うちの集落の場合、年間に 4.5 日の共同作業があり、1日あたりの出不足金が 8,500 円(独居の女性および障害者は半額)なので、最大で 38,250 円という高額な負担になりうる。
出不足金は管外協議費とは異なって集落住民が対象である。ただし、都会に住んでいて、住民票上は集落住民でない人が出不足金を負担している場合もある。例えば、高齢の父母が集落に住んでいる、とか、もう誰も集落には住んでいないが住居と墓が集落に残っている、とかの場合だ。後者の場合、私はもう集落からは出ました、と言えば、出不足金の負担は求められない筈だ。私なら村を出たことにするだろう。しかし、墓がある、ということが大きいのかな、集落にはもう誰もいないのに 38,250 円の出不足金を払っている人が二人もいる。
共同作業に出なかった、と言うが、出たくても出られなかった場合も多いので、出不足金の集金は心理的にかなりストレスがかかる仕事になる。出来ればやりたくない。
(続く)
28日から年末年始休暇に入っていて、今日は3日目。
村の自治会長として年内に完了することを期待されていた仕事も今日で遺漏なく完了した。
ええとね、「管外協議費」と言って、集落に住んでいない人から、集落内に住宅・農地・山林を所有していることを理由として、自治会活動のためにお金を出して貰うのだ。33件あって、一番高い人は 37,000 円。この人は山林をたくさん所有している。一番安い人は、この人も山林にかかる協議費なのだが、 72 円。
このお金を集金するのが自治会長の重要な仕事の一つなのだ。集金と言っても、ほとんどの場合は、請求書を郵送して、指定の口座に振込んで貰う。72円の人にもそうして貰った。切手代や振込料を考えると割に合わないが、そこは、原理原則を貫徹する方が良いという判断である。
例外的に、何件かは、相手の人を訪問して現金で収受したり、知り合いの人に集金を委託しなければならない。
また、いつの間にか山林の所有者が交代しており、請求書が新しい所有者に届かなかった、みたいなこともある。今回、1件そういう例があり、若干あわてることになった。
(続く)
憤死しそうである。
ただでさえ人の命を「逸失利益」という言葉で量るのもどうかと思うのに、当初60%だった逸失利益を85%に、って、おかしい、おかしい、おかしい。
人間の価値は稼げる額じゃなく皆等しいでしょう?
賠償金額を算定するために平均賃金がどうしても必要ならそこに減額させる必要ないだろ。
署名は終わってしまったけど、また始まったら宜しくお願いします!!(支援団体のHP繋げます→)
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230227/2000071390.html
今日の野良仕事
先週末から、村の東側斜面にある棚田に外接する山裾の整備をしている。歩きやすく見通しを良くするために、雑木を切り、草を刈る作業だ。イノシシやシカの隠れ家を減らすことによって、獣害を防止する効果があると言うが、さあ、どうかな。あんまり期待はしていない。ただ単に小綺麗にすると気分が良いというだけの事ろうと思っている。
先日の作業中に、その山裾に設置されている金網の害獣防止柵に大きな穴が出来ているのを発見した。地面の近くでめくり上げられて丸い穴になっている。これではイノシシもシカも素通りだ。設置後20年ぐらい経過しているのかな、どうしても地面に接する付近の金網が湿気にやられて腐食するのだ。
その時は時間が無かったので、今日、その修繕をやった。金網が破れている箇所の補強として、コンクリート鉄筋用ワイヤー・メッシュを半分に切ってあてがい、針金で金網と接続し、下部をペグで止める。
一箇所だけだと思っていたのに、近くにもう一箇所穴が空いていた。ワイヤー・メッシュの残り半分を使って補修する。
害獣防止柵の補修作業で1時間ぐらい。残りのほぼ丸一日を使って、こいつは難物だぞと思っていた10mぐらいの巨木を伐倒した。
作業の結果には満足している。明日、村のみんなに自慢しよう。
このごろ、自分が死んだ後に残るネット上のいろいろなアカウントについて、どうするのかなあと、他人事のように考えることがある。
たとえば、今、自分のクレジット・カードで維持しているドメインが二つある。ドメインの一つは個人のものだから、それほど影響は無い筈だが、もう一つは、まがりなりにも集落の公式サイトのためのものだ。これは突然無くなると困る、、、いや、待て、本当か? 本当に困るか? 実は誰も困らない可能性も大きいか。
github のアカウントがあるけれど、これはどうなのかな。私が死んでも残るよね、少なくとも暫くの間は。とすれば、それなりに価値があると自分では思っている Wix Tutorial 日本語訳が急に消えて無くなる心配は無いことになる。
Twitter や Facebook のアカウントも、しょーもない投稿と一緒に残るんだよね。
綺麗さっぱり無くなる方が良いような気もする。
亡き父が遺した日記にまだ目を通すことが出来ないでいる。
記憶というものは一人一人のもので共有は出来ない。
All those moments will be lost in time like tears in rain.
このサーバーは我のサーバーだからな。心折れるほど管理が大変だったら管理なんかしないで全BANして一人サーバにすんわw せっっかく登録してくれた人がいるからそんなことしないけど。
新婦人といえばコンビニのエロ本撤去なんかもセブンイレブンの本社に要請しに行って、表現の自由があるので…って渋られて、全国各地で地元のコンビニオーナーに細かく申し入れを行って、懇談を進めていたらセイコーマートが全店で撤去の決断をして、各地で撤去するコンビニが増えていって、という段階がいちおうきっちりあるのだけど「ある日突然なくなった」「オリンピックがあるからだ」みたいな話に回収されてフェミマガジンエトセトラの特集「コンビニからエロ本がなくなる日」すら全国の草の根の活動は総スルーでいきなり大手コンビニが決断した扱いになっていて「ふあー、こうやって女性史って無いものになっていくのだな」と思いました。
【進捗です】
14時に初めて4時間、26人のご賛同をいただきました
初めの目標の100の四分の一です
誰一人として揶揄したりやめさせようとしたりする人が現れないことに、マストドンの価値を見たような気がします
本当にありがとうございます
QT: https://fedibird.com/@moran_aoki/109827387459150074 [参照]
山の中の集落、岩座神(いさりがみ)に住む面倒くさい爺さん。
プログラミングと社内PC環境の保守を糊口の資としてきたが、引退してゆるゆると野良仕事三昧中。
本拠は @kotobaphil-mtd.eu に移しました。