@upasampada 去年まで業務サポートのバイトに入っていた某企業で、社員がやりたがらない(取引高は低い、コミュニケーションの負荷は高い)からという理由でベトナムなど東南アジア圏の対応を数年間任されてました。おかげでコロナ前にはハノイ出張に行けたりしてこちらは楽しかったのですが…… とにかくそんな縁で仲良くなったベトナム人の取引先は少なくなく、仕事を通じて知り合ってるからか本当にいい人達ばかりで。そんな彼等彼女等には何度も何度も日本の《技能実習制度》の実態について英語のニュースサイトの記事や動画などを送って訴えようとしたものの、うまく響かなかったというのが当時の苦い思い出です。ハノイのような都市部では現地の日本企業に雇われている人たちも少なくないようで、「親戚が日本企業の世話になってる」とか、「そのおかげで生活が充実してる」とかそんな話ばかりで、日本でベトナムの若者が苦しめられてるんだよってニュースをいくら見せても反応が薄かったんですよね。もしかしたらベトナムの国内における地域格差なども、技能実習生のあれこれに影響しているのかも知れないと、当時考えたものでした。
> やっぱり外国人労働者を呼ぶ土壌が成り立ってないんだよなーと。
まったくもって同感です
@upasampada お返事がすっかり遅くなりました。
> ああ、この人達は知っているんだなあと
まさにそうなのだと思います。よくよく知っているはずです。こっちで勝手に風化させてはいけませんよね。
ハノイで衝撃を受けたのは「国立歴史博物館」の「B館」で、これはベトナムの植民地時代(フランス統治~WWII~ベトナム戦争)の資料を集めて展示しつつ、独立運動についてまとめられていたのですが、WWIIの時代の資料では日本軍を指して「Fascist Army」と明記されていました。占領したものの兵糧が底をつくと現地の人々の食料を根こそぎ奪って撤収した日本軍のことなども記録されており、苦しかったです。あれこれ自覚を新たにせざるを得ませんでした。
ある商業団体のアテンドとして訪れたのですが、その団の代表(財界系)が屈託なく「ベトナムの人々に教育を与えるために……」という態度を崩さなかったのが忌々しくて、懇談会ではちょっとそのことに対して暴言を吐かずにいられませんでした。市場が欲しくてベトナムまで行っているのに、アホかと思いました。一団の泊るホテルとは別に旧市街に安宿をとって正解でした。
> 同じ労働者でもホワイトカラーはブルーカラーを見下す万国共通のアレがあるのかな、と
これはあると思います。