@mario_tauchi ひょんなことからミャンマーで盲学校の支援をしている日本のNGOと関わったことがあり。
元盲学校の生徒さんで、NGOに所属して一緒に盲学校支援している方々と食事する機会があったんですね。
ミャンマーの方々は話し好きで、かなりパーソナルなことも単刀直入に聞いてくることがあり。
その時も、
「なぜ日本生まれなのに韓国人なんですか」
と聞かれたので
「日本が朝鮮半島を植民地にしていたとき、父方のおじいさんの家族は土地を奪われ仕事がなくなり、食べていけなかったので仕事を探して日本に来ました。母方のおじいさんは騙されて日本の炭鉱に強制的に働かされました」
というようなことをいうと、皆さん笑顔で和気あいあいとしていた雰囲気がサーっと笑顔がひいてって。
長い間沈黙しながら食事することになったんですね。
ああ、この人達は知っているんだなあと。
知りながら色々な理由で日本のNGOなんかで働かなきゃいけない理由があるんだなあと。
ちなみにそのNGOはかなり搾取的で、日本から来るボランティアはキャリアが積めるからと自ら金を出してボランティアに越させたりします。
そんな事を思い出しました。
あとは、貧富の差というか、同じ労働者でもホワイトカラーはブルーカラーを見下す万国共通のアレがあるのかな、と
@upasampada お返事がすっかり遅くなりました。
> ああ、この人達は知っているんだなあと
まさにそうなのだと思います。よくよく知っているはずです。こっちで勝手に風化させてはいけませんよね。
ハノイで衝撃を受けたのは「国立歴史博物館」の「B館」で、これはベトナムの植民地時代(フランス統治~WWII~ベトナム戦争)の資料を集めて展示しつつ、独立運動についてまとめられていたのですが、WWIIの時代の資料では日本軍を指して「Fascist Army」と明記されていました。占領したものの兵糧が底をつくと現地の人々の食料を根こそぎ奪って撤収した日本軍のことなども記録されており、苦しかったです。あれこれ自覚を新たにせざるを得ませんでした。
ある商業団体のアテンドとして訪れたのですが、その団の代表(財界系)が屈託なく「ベトナムの人々に教育を与えるために……」という態度を崩さなかったのが忌々しくて、懇談会ではちょっとそのことに対して暴言を吐かずにいられませんでした。市場が欲しくてベトナムまで行っているのに、アホかと思いました。一団の泊るホテルとは別に旧市街に安宿をとって正解でした。
> 同じ労働者でもホワイトカラーはブルーカラーを見下す万国共通のアレがあるのかな、と
これはあると思います。