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まだ1週間あるけどもう決まったなと思って今年の10冊を選びました。

母が今日隣駅で買ってきたブローチがかわいい。

読み終わった。素晴らしく明晰で美しくて平易な文章で綴られた韓国文学読書案内。どの章も著者の真摯で端正な語りが清水のように意識に沁みてくる。
時間がない人には第7章の「朝鮮戦争は韓国文学の背骨である」だけでも読んでほしい。私はハルバースタムのノンフィクションで一通り知っているつもりでいたけれど、一進一退で占領者が入れ替わった悲惨さはわかっていなかった。WWⅡにおけるナチスとソ連の二重三重占領を受けた国々を彷彿させる恐ろしさ。そこに根差した分断文学。小津安二郎や黒澤明が拉致され不在になったところから出発する戦後日本映画史を想像してみてほしいという説明の声がずっしり重くのしかかってくる。日本が負っている戦争特需の恥も今ここにあるリアルとして感じられた。
章を読み進めるごとに読みたい本が雪だるま式に増える。昨年発表されたというハン・ガンの『別れは告げない』の邦訳が待ち遠しい。済州島四・三事件に挑んだ作品だそうです。既読作品の書評のなかでは『少年が来る』にアディーチェの『半分のぼった黄色い太陽』を並べて論じたくだりに特に興奮した。
結びの言葉にとても励まされた。なんて優しい言葉だろうと思った。
「いささか楽観的にすぎるかもしれないが、海外文学を読むという行為そのものがおそらく、悲観とは反対の方向を向いている。」

今年の春に邦訳がやっと刊行されたアディーチェのデビュー作を読了。26歳のときに最初に出した本がこれ……才能に震えます。私は「半分のぼった黄色い太陽」にえらい衝撃を受けてオールタイムベストに入れているのですが、デビュー作にすべての芽がありますね。加害者と被害者のあざなえる縄のような関係、恐ろしく官能的な淡い恋の描き方、植民地支配の消えない傷、ジェンダーと政治、仔細に書き込まれる料理と食事のシーン、郷土への愛と家族の軋轢。なにもかもが今ここにある具体性に満ちていて、ナラティブの巧みさとはこういうものかとため息が出る。一度ナイジェリア料理を食べてみたい。

上司がほうったのを救出した西光亭のリス。

ゆえん さんがブースト

好きだけど図書館で借りちゃって持ってなかった歌集の文庫が出たことをとジャンルアカウントで知った。買った。砂の字が以前とは違って見えるオタク心。

ますとドーンくん、急に人いっぱい来て重くてゴメンて言ってる。そうだろうね。しんどい🐘が心にうかんじゃう。

ゆえん さんがブースト

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