「手術なしで性別変更」の件、色んな人が述べていますが、これは不妊化要件を違憲としたさきの最高裁判断の際に、高裁差し戻しとなった部分です。急に出てきたのではなくあの文脈の続きにある(同じ人について)ということ。なのでこれをもって今からすべての人が手術なしで性別変更できるわけではない。
違憲の疑いとしつつ、申立人の性器の外貌を要件5に従って判断したかたちでしょう。ホルモン投与はむしろ手術より人間のあらゆる「外貌」を大きく変化させるものですが、それはあまり知られていないのですよね。と言いつつ、トランス当事者だけが性器の形状を説明させられたり、医者にその「萎縮」や「肥大」を観察されて意見書を書かれるというのは全く誤ったことだと思います。
こうしたニュースの際は必ず「手術してこそ本物」言説を、"GID規範"と一体化した当事者ほど言い立てるものですが、そもそも特例法制定時に当事者は要件についてどう思っていたのか、また正規医療の医師が登壇するイベントに参加する層がSRSについてどういう意識だったのか、がわかる資料を貼っておきます(2023年2月WEZZY MEETING 松岡宗嗣×吉野靫「手術しなければ性別を変えられない国」のスライドより)
こちら無事終了しました。ご寄付いただいた方々、快く場を貸してくださったクィアランチの皆さま、ありがとうございました!
現在、ガザの17才への送金を目指しています。父は数年前に占領軍に撃たれて以来働けず、母もこの侵攻で仕事を失い、現在は缶詰しか食べていません。厳しい状況ですので、もうひと押しお願いできると大変助かります。リストの52番をご参照ください。世界中にメールを送っているけど上手くいかず、疲れてしまったと言っています。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/10PWrqR4QlroDMZlWRbawsg3xxE22QjYiM-1dUkgkJ5A/htmlview#gid=51738483
寄付してもいいけどノベルティ欲しいかもという方がいらしたら、お届けの方法を考えますのでご連絡ください! [参照]
明日7日のクィアランチでカンパ企画やらせてもらいます! 寄付についてのビラや作成してるリストも掲示させていただく予定です。カンパは現地の方に送金します。お近くの方はぜひお立ち寄りください。
ステッカーは反戦平和シリーズとフェミニズム、多様なジェンダー&セクシュアリティのシリーズがあります。ピンバッジは今回はノンバイナリとクィア系なのですが、次の機会に備えて仕入れておきたいと思います!
場所など詳細は→ https://www.facebook.com/login/?next=https://www.facebook.com/swing.kitchen.your
数時間前にガザ市民への直接寄付の呼びかけをしました(画像)が、向こうの状況も混乱していて、掲載したペイパルアカウントが一時的に使えないので、一旦消しました。わかったのは
・ペイパルのアカウントを持つ人が代表して何人もの仲介をしているので、何かに引っかかってアカウントが一時停止することがある
・数が多いため、仲介者はある程度(100ドル)まとめて送金してほしいらしい
ということです。今、次の送金に使えるアカウントを探してもらっています。寄付を考えている方は、私のPayPayか楽天銀行に送金していただければ、とりまとめてラファに送ります(送金記録を公開します)。
PayPay ID mach50(猫の写真を設定しています)
楽天銀行タイコ支店 普通1356753
ビデオは広めてほしいと頼まれているので、改めて下のツリーにアップします。
〈どなたかの参考に〉
様々な任期付きポストを小林旭並みに渡り鳥(古い)、3回目の任期切れにつき社会保障等の手続きに来ているが、書類の性別欄は別に書かなくてもしれっと出せることが多いことをお知らせしておきたい。
そして保険証の性別記載を裏面にしてもらえるかときいたばかりに職員がウロウロしており、10分待たされるけどちゃんと書式は出てくるんだよ、制度はあるけど使う人がいないから把握してないだけで……。こういうときトランスはせいぜい0.5%前後ということをリアルに感じる、マジで「普通」に生きてたらトランスのこと考える機会はほんとに少なくて、ネットでトランスのことばっか考えて監視してる連中は本当に特殊だということがよくわかる。
添付は裏面記載のためのしょーもないクソ書類である。基本的に診断書を出せと言われるが、私は基本的にこういう手続きで診断書を出さないようにしている。こちらばかりカネを払わされるのはおかしいし、ジェンダークリニックにアクセスできる人ばかりではないからだ。職員にもそれを説明し、性別載せるなとか違うことを書けと言ってるんじゃないのに、コストと見合わないよねと話した。
実際に現場がこういう「トラブル」に直面して、考えることでしか変わっていかないのだ。
桜シーズンに京都観光に来るひともいるかもしれないが、パン好きならお勧めしたいのが「えびすやのパン」だ。
http://ebisuyanopan.com/
素朴だが異常に滋味深く、歯応えがある。パンやプリンが軒並みフワフワとかトロトロとかになって物足りねーんだよというタイプのひとなら必ず満足するはずだ。
何よりこの店はギリ戦中派かなというくらいのおじいさんがやっていて、平和を求めるパワーがある(ガザの映画のビラも置いていた)。ただ手元がかなりあやしいので、食パンのカットをお願いすると冷や冷やして見ていられない。家で切ろう。
NHK手話CG 防災・天気情報
https://www.nhk.or.jp/handsign/?tab=tsunami
緊急時遠隔手話通訳サービス
https://plusvoice.co.jp/pvrtc/disaster.php
災害時の外国語指さし会話集
英語、中国語、韓国朝鮮語、タガログ語 、ポルトガル語、ベトナム語
https://www.city.gifu.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/001/378/401r3dokuhon_foreignlanguage.pdf
『季刊 福祉労働175号』、日程的に厳しく寄稿はできなかったのですが、かわりに?インタビューをしていただきました。社会にはトランス(やその周辺の人々)をとりまくコストがどのようにあるのか、障害の社会モデルと(少し)関連した話もしています。
本誌をお送りいただき、とりあえず長瀬修さんの「思い出の立岩真也」と、元気のないおさむさんの「就労移行支援やめるマンガ」を読みました。充実の誌面、ぜひ皆さんもお手に取ってみてください!
https://gendaishokanshop.stores.jp/items/657fbdf70e0729002d78938b
ふぇみ・ゼミ ベーシック講座第7弾「あなたはなぜ運動しないのか? ーー難しい問題ですね、では変わらない」近づいてきました!
特定の党派・団体だけが「運動」していると誤解している人にこそ聞いてほしいです。元気の出る内容を目指します。
申し込み▶️https://b7fz2023.peatix.com/
ふぇみ・ゼミさんの講座はすべてリアルタイム日本語字幕付きです! 受講人数が増えるほど、不安定雇用の私の財政も助かりますので、なにとぞよろしくお願いします。
🔸スライド鋭意作成中……
画像:作成中のスライドが画面にうつるmacと、その左横で猫用ホットカーペットの上に立っている半長毛のサビ猫
QT: https://fedibird.com/@yugi_y/111431885053341854 [参照]
特例法不妊化要件の違憲判断についてコメントを寄せました。有料ですが……。全文が出る前なので簡単なものですが、ヘイトへの言及も載っているはずです。後で紙面を確認します。
私の提訴時は認知度が低いからと記事にトランスの語が使えなかったし、性転換手術という言葉も普通と思われていた。取材申し込みの報道関係者すべて集めてレクチャーを行いました。この10年20年、社会の大きな変化を感じるし、後退もしないと確信しています。
(デカいサムネイル出る方式嫌やな)
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1135961
あわせてのご案内、大谷大学での講演のポスターを学生さんが作成してくださいました。デザイン等もちろんお任せしたのですが、私のパーソナリティを把握してるような出来になっていて笑いました。公開講座ですので大谷大関係者以外の方もご参加可能です。
「日本のトランスジェンダーの25年」
日時 2023年11月9日(木)13:00-14:30(開場12:30)
場所 大谷大学 講堂
主催 大谷大学社会学部現代社会学科
トランスジェンダーについて知るためのブックフェア
丸善キャンパスショップ大谷大学店
期間:10月20日(金)~11月30日(木)
今日は中秋の名月らしい。
イチオシの中秋の名月映画と言えばなんといっても『激戦』(2013、香港・中国)。
挫折と再起あり、鬱のしんどさあり、筋肉あり、恋愛化しない男女あり、名子役あり、さらに少しのクイアみまであるのに、迷走せずに成立している傑作。公開時神戸まで行って号泣した思い出。しかも劇伴もめちゃいいので.....アラフォー付近にはかなり刺さるはずで、大型犬系男子とかわいいオッサンが好きなひとにも間違いなく刺さるはずで......
監督ダンテ・ラムはキャラクタを追い込んで困難の鶴瓶打ちにするので『ビースト・ストーカー』『密告・者』あたりは観る側にもかなり緊迫感があるが、これは滅多にない後味ではないか。近年は大陸資本の国威発揚大型アクションばかりで寂しいのだが......
写真1、勤務帰りの立命館のバスターミナルから見えた満月
写真2、『激戦』の香港版ポスター。筋骨隆々のニック・チョンとエディ・ポンと、「怖れれば人生すべてを失う」「お前のリングに上がれ」というキャッチコピーが書いてある。
◇Twitterより転載します ↓
必要なことは既にいろんなひとが言ってますが、LGBT法案の参考人招致でしんどくなった方、好みに合うなら気晴らしに使ってください。
・連載「生活するトランスジェンダー」https://x.gd/2DFFx
世界はちゃんと変えることができるという話をしています。
・コスモポリタンのインタビュー https://x.gd/b9vCk
去年のプライド月間の記事です。
あるいはwezzyや本屋lighthouseでやって頂いたイベントのアーカイブ(有料ですが…)もあります。まぁ個人的なお勧めは中島みゆきを聴くことですね… (吉野)
〈おまけ〉
個人的中島みゆきガイド→私の人生のテーマとも言える「旅人のうた」は勿論、「瞬きもせず」「産声」「愛だけを残せ」「顔のない街の中で」などがお勧めです。優しさを求めるなら「泣きたい夜に」「蕎麦屋」、怒りを共有したいなら「童話」「WHY &NO」など。聴きたいけど音源がないというひとは、公式YouTubeでシンプルに「時代」をどうぞ!
旧ツイッターも広報用として残してありますが、最終的にどこに移行するかは決まらず……向こうの投稿を転載することもあります。
『誰かの理想を生きられはしない とり残された者のためのトランスジェンダー史』(青土社)、共著『マイノリティだと思っていたらマジョリティだった件』(ヘウレーカ)、『反トランス差別ブックレット われらはすでに共にある』(現代書館)等。出版物、掲載情報、イベント出演などをお知らせします。web上で読める寄稿、関連HPは上のリンクからお願いします。
何かあるとすぐさま強烈に異議申し立てするたちなので、なかなか安定雇用に至りません。寄稿、連載、講演のご依頼もいつでもお待ちしています。