〈どなたかの参考に〉
様々な任期付きポストを小林旭並みに渡り鳥(古い)、3回目の任期切れにつき社会保障等の手続きに来ているが、書類の性別欄は別に書かなくてもしれっと出せることが多いことをお知らせしておきたい。
そして保険証の性別記載を裏面にしてもらえるかときいたばかりに職員がウロウロしており、10分待たされるけどちゃんと書式は出てくるんだよ、制度はあるけど使う人がいないから把握してないだけで……。こういうときトランスはせいぜい0.5%前後ということをリアルに感じる、マジで「普通」に生きてたらトランスのこと考える機会はほんとに少なくて、ネットでトランスのことばっか考えて監視してる連中は本当に特殊だということがよくわかる。
添付は裏面記載のためのしょーもないクソ書類である。基本的に診断書を出せと言われるが、私は基本的にこういう手続きで診断書を出さないようにしている。こちらばかりカネを払わされるのはおかしいし、ジェンダークリニックにアクセスできる人ばかりではないからだ。職員にもそれを説明し、性別載せるなとか違うことを書けと言ってるんじゃないのに、コストと見合わないよねと話した。
実際に現場がこういう「トラブル」に直面して、考えることでしか変わっていかないのだ。
桜シーズンに京都観光に来るひともいるかもしれないが、パン好きならお勧めしたいのが「えびすやのパン」だ。
http://ebisuyanopan.com/
素朴だが異常に滋味深く、歯応えがある。パンやプリンが軒並みフワフワとかトロトロとかになって物足りねーんだよというタイプのひとなら必ず満足するはずだ。
何よりこの店はギリ戦中派かなというくらいのおじいさんがやっていて、平和を求めるパワーがある(ガザの映画のビラも置いていた)。ただ手元がかなりあやしいので、食パンのカットをお願いすると冷や冷やして見ていられない。家で切ろう。
NHK手話CG 防災・天気情報
https://www.nhk.or.jp/handsign/?tab=tsunami
緊急時遠隔手話通訳サービス
https://plusvoice.co.jp/pvrtc/disaster.php
災害時の外国語指さし会話集
英語、中国語、韓国朝鮮語、タガログ語 、ポルトガル語、ベトナム語
https://www.city.gifu.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/001/378/401r3dokuhon_foreignlanguage.pdf
『季刊 福祉労働175号』、日程的に厳しく寄稿はできなかったのですが、かわりに?インタビューをしていただきました。社会にはトランス(やその周辺の人々)をとりまくコストがどのようにあるのか、障害の社会モデルと(少し)関連した話もしています。
本誌をお送りいただき、とりあえず長瀬修さんの「思い出の立岩真也」と、元気のないおさむさんの「就労移行支援やめるマンガ」を読みました。充実の誌面、ぜひ皆さんもお手に取ってみてください!
https://gendaishokanshop.stores.jp/items/657fbdf70e0729002d78938b
ふぇみ・ゼミ ベーシック講座第7弾「あなたはなぜ運動しないのか? ーー難しい問題ですね、では変わらない」近づいてきました!
特定の党派・団体だけが「運動」していると誤解している人にこそ聞いてほしいです。元気の出る内容を目指します。
申し込み▶️https://b7fz2023.peatix.com/
ふぇみ・ゼミさんの講座はすべてリアルタイム日本語字幕付きです! 受講人数が増えるほど、不安定雇用の私の財政も助かりますので、なにとぞよろしくお願いします。
🔸スライド鋭意作成中……
画像:作成中のスライドが画面にうつるmacと、その左横で猫用ホットカーペットの上に立っている半長毛のサビ猫
QT: https://fedibird.com/@yugi_y/111431885053341854 [参照]
特例法不妊化要件の違憲判断についてコメントを寄せました。有料ですが……。全文が出る前なので簡単なものですが、ヘイトへの言及も載っているはずです。後で紙面を確認します。
私の提訴時は認知度が低いからと記事にトランスの語が使えなかったし、性転換手術という言葉も普通と思われていた。取材申し込みの報道関係者すべて集めてレクチャーを行いました。この10年20年、社会の大きな変化を感じるし、後退もしないと確信しています。
(デカいサムネイル出る方式嫌やな)
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1135961
あわせてのご案内、大谷大学での講演のポスターを学生さんが作成してくださいました。デザイン等もちろんお任せしたのですが、私のパーソナリティを把握してるような出来になっていて笑いました。公開講座ですので大谷大関係者以外の方もご参加可能です。
「日本のトランスジェンダーの25年」
日時 2023年11月9日(木)13:00-14:30(開場12:30)
場所 大谷大学 講堂
主催 大谷大学社会学部現代社会学科
トランスジェンダーについて知るためのブックフェア
丸善キャンパスショップ大谷大学店
期間:10月20日(金)~11月30日(木)
今日は中秋の名月らしい。
イチオシの中秋の名月映画と言えばなんといっても『激戦』(2013、香港・中国)。
挫折と再起あり、鬱のしんどさあり、筋肉あり、恋愛化しない男女あり、名子役あり、さらに少しのクイアみまであるのに、迷走せずに成立している傑作。公開時神戸まで行って号泣した思い出。しかも劇伴もめちゃいいので.....アラフォー付近にはかなり刺さるはずで、大型犬系男子とかわいいオッサンが好きなひとにも間違いなく刺さるはずで......
監督ダンテ・ラムはキャラクタを追い込んで困難の鶴瓶打ちにするので『ビースト・ストーカー』『密告・者』あたりは観る側にもかなり緊迫感があるが、これは滅多にない後味ではないか。近年は大陸資本の国威発揚大型アクションばかりで寂しいのだが......
写真1、勤務帰りの立命館のバスターミナルから見えた満月
写真2、『激戦』の香港版ポスター。筋骨隆々のニック・チョンとエディ・ポンと、「怖れれば人生すべてを失う」「お前のリングに上がれ」というキャッチコピーが書いてある。
◇Twitterより転載します ↓
必要なことは既にいろんなひとが言ってますが、LGBT法案の参考人招致でしんどくなった方、好みに合うなら気晴らしに使ってください。
・連載「生活するトランスジェンダー」https://x.gd/2DFFx
世界はちゃんと変えることができるという話をしています。
・コスモポリタンのインタビュー https://x.gd/b9vCk
去年のプライド月間の記事です。
あるいはwezzyや本屋lighthouseでやって頂いたイベントのアーカイブ(有料ですが…)もあります。まぁ個人的なお勧めは中島みゆきを聴くことですね… (吉野)
〈おまけ〉
個人的中島みゆきガイド→私の人生のテーマとも言える「旅人のうた」は勿論、「瞬きもせず」「産声」「愛だけを残せ」「顔のない街の中で」などがお勧めです。優しさを求めるなら「泣きたい夜に」「蕎麦屋」、怒りを共有したいなら「童話」「WHY &NO」など。聴きたいけど音源がないというひとは、公式YouTubeでシンプルに「時代」をどうぞ!
今年も一応やっておくか、国際トランスジェンダー可視化の日2023
可視化とか認知とかいうと、パレードで派手な格好で…とか、ポリコレ的文句を…とか思ってるヘイターも多いだろうけど、トランスが社会でスムーズにやっていくためにはまだ多くの障壁があることが可視化/認知され、シスと同じコストで生きられるようになれという話ですよね。
多くのトランスが(私でさえ)「公共の福祉」を優先してTPOに応じた社会生活を送って/送らされているのである。何十年も前から「カルーセル麻紀が/おすぎやピーコが/マツコデラックスがテレビに出て大衆に受けられている国なんだ、それで殺されてもいない」「日本神話にも女装や男装が出てくる!」という寝言があるが、論点はただ一つ権利保障である。別に好意的に見てますーとか大衆の受容とかどうでもいいので、シスと同等の権利のためにマトモな制度をつくる必要がある、それだけの話です。
#国際トランスジェンダー可視化の日
#トランスジェンダー可視化の日
#dayoftransgendervisibility
#transdayofvisibility
今日このイベントだったんですが、会場の立命館大阪梅田キャンパス(ビルのワンフロア)に着いて設営していたら、ユニバーサルトイレの表示が見当たらない。連れが辺りを見てきてくれたら、案内図にはないけどトイレ自体はあるというんですね。そんなことあります??
仕方ないから新たに貼り紙しましたが、案の定すぐ足の痛そうな年配の方がユニバーサルトイレを使いたいと。
建築基準法のガイドライン?的にも、おそらく明確な表示が求められているはずなんですよ。https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/barrierfree/content/001475254.pdf
張り紙は撤収せず残してきました。この見えていないかのような地図、怒るというよりもはや恐ろしい。このキャンパスができて1年とかではないはずで、その間ずっと、使用したい人は自力で探しまわっていたのか?
学長がダイバーシティ宣言だの何だの出したところで、足元固めてないとすぐにボロが出るんですよ。おれはおまえたちの多様性の根拠ではないからな、週明けしかるべき人間とお話しするからな
QT: https://fedibird.com/@yugi_y/109992105547047502 [参照]
みなさん、こんにちは
京都はよいお天気。あした同志社イベントと重なってしまってますが、京都で「社会構造を変える! トランス・クィアデモ京都 」があります。副題?に「〜トランスジェンダー、ノンバイナリー、在日朝鮮人、入管被収容者、非正規滞在者、障害者、セックスワーカー、野宿者、女性、 周縁化された様々な人々への、暴力と差別をやめろ!〜」とあるように、トランスが様々な階層に存在するという観点から、シングルイシューをやめようという呼びかけが行われています。
https://mobile.twitter.com/queerdemo_kyoto
私は忙しくなって殆ど会議いけてないんですが、実行委員が急ピッチで準備しました。趣旨文や呼びかけは以下のドライブで共有されています。
https://drive.proton.me/urls/WHVFY5VMZ0#QhI8DjWEgkAe
この2週間くらい身体が猛烈にヤバかったけど回復してきたので、デモでは記録係として撮影しています。いつも通りたぶん革ジャン(合皮)とブーツ(合皮)なので、見かけたらよろしくお願いします。マジョリティの承認の範囲で行儀よく暮らせるマイノリティばかりではないので、ここでゴリっとした(この表現て全国共通?)デモやるのはとても重要だと思います!
(写真はヨシノがしがちな服装、革ジャンと黒いパンツとDr.Martensのブーツ)
(政治家、官僚の「オフレコ」発言なんて多くがあんなものと思っているし、これしきで疵つくような感覚はもう持ってないが、あまりにもフリとして完璧なので)
やあ荒井さん岸田さん、心中では賛成してる諸君、ちょっと見てほしい。もう20年、変態/クィア上等でトランスやってるヨシノという者だ。ハンパ者と言われても医療事故に遭ってもバッシングされても、国や医療が責任を果たさなくても、おれは諸君より豊かに生きて、変わった後の世界で死ぬからよろしくな!
(以下ポートレート、2009年と2019年に撮影した半裸の姿、2014年に撮影した性別トイレの間で佇む半裸の姿、2023年現在の横顔)
みなさん、こんにちは
京都は雪がめちゃくちゃヤバいです(写真2枚とも昨夜の降雪の様子)
今日は大学勤務ではないのですが本当は健康診断が入っていて、しかしバスが死んでいるのでやむなく延期してもらいました。
・おしらせ
ドイツ発のオンラインラジオ「Notiz
für die Welt danach(この後の世界のためのメモ)」で、拙著をご紹介していただくことになりました(朗読は日本語)。ご興味のある方はぜひお聞きください。ブレヒトの「あとから生まれてくるものたちへ」を想起させる素敵な番組名ですね。
https://sphere-radio.net/episoden/notiz-fuer-die-welt-danach-96/
・ゆるぼ
以前からご案内している「学校で教えたい授業」https://lit.link/en/jyugyou2023 のビラを、コミュニティ施設やお店等に置いていただける方いませんか? もしお引き受けいただける方いらっしゃれば、郵便でお送りします。「動物と人間」以外は、すべてオンライン(アーカイブあり)でご覧いただくことが可能です。よろしくお願いします!
みなさん、おはようございます
年明けはこちらの企画の準備に追われていましたが、やっとお知らせできる段階になったのでご案内します。
〈学校で教えたい授業〉
https://lit.link/jyugyou2023
貧困、生活保護、ジェンダー、不登校、外国ルーツの当事者、人間と動物の関係など、学校の授業では取り上げられることが少ないものの、学んでほしいテーマがあります。どれも身近な問題であるにもかかわらず、子どもたちが学び、当事者と語りあうような場は、ほとんどないというのが現状です。
そこで、それぞれのテーマや現場で活動(あるいは研究)する者が集まり、これらのテーマについての授業を行い、意見交換する場をもつことにしました。学校で教えたい5つのテーマについて、50分×2コマ=100分程度の授業を行い、最後に、それぞれの問題に共通する社会的背景や課題について話し合う共同討議を行います。
差別や貧困を絶ち、新たな社会を創造するための授業がどのようなものか、ともに考え、学校や社会での実践につなげていくため、教育現場ではたらく方はもちろん、教職を志す学生の方、子どもと関わる方など、幅広い皆さんのご参加をお待ちしています。
(続きます)
昨日のクィアヨガ、ゼロ円メシはいろんな人が来て楽しく過ごしました。写真1枚目はゼロ円メシの様子、メニューはキムチチゲ。ちゃんとベジ用もある。
2022年は新潮、GQ Japan、エトセトラ、ノンバイナリーzine、ち・お、週刊読書人、シモーヌ、共著『マイノリティだと思っていたらマジョリティだった件』で書きました。写真2枚目が寄稿した媒体の一部です。大学での講演も増え、単著の広がりを感じた一年でした。来年もすでにいくつかのイベントが決まっています。書き物のご依頼も引き続きお待ちしています。
まぁロクな世の中でないことは急に変わらんのですが、皆さんの日常によい瞬間が少しでもありますように。いま美竹公園に行っている知り合いが何人かいて本当にすごく、偉いのだが、できる人ができることをやること、たまには無理をすることを心がけながらやっていこうと思う。よいお年を!
旧ツイッターも広報用として残してありますが、最終的にどこに移行するかは決まらず……向こうの投稿を転載することもあります。
『誰かの理想を生きられはしない とり残された者のためのトランスジェンダー史』(青土社)、共著『マイノリティだと思っていたらマジョリティだった件』(ヘウレーカ)、『反トランス差別ブックレット われらはすでに共にある』(現代書館)等。出版物、掲載情報、イベント出演などをお知らせします。web上で読める寄稿、関連HPは上のリンクからお願いします。
何かあるとすぐさま強烈に異議申し立てするたちなので、なかなか安定雇用に至りません。寄稿、連載、講演のご依頼もいつでもお待ちしています。