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スコットピルグリム、大体おもしろいけどヴィーガンいじり(?)は謎だなと思っている

スコット・ピルグリム(映画とアニメ) 

・Not so long ago(すこし前)の話なので絵柄含め色々なものがちょっと懐かしくてかわいい あの頻度で染め替えてたら髪の毛死ぬけどラモーナの頭の色いつもかわいいよな、繰り返し出てくる染めるシーンも好き
・映画の彼女を手に入れるために元カレと戦って勝つ必要があるという展開、ラモーナをトロフィーワイフにしかねないわけだが、最後自尊心で戦わないと勝てないんだとすることで、元カレに勝たないといけないんだという考えを否定しつつ、実際もしモラハラDV男に引きずられそうになっている恋人を守らなくてはいけなくなったら自我が相当しっかりしていないとダメというのはそれはその通り
・アニメ、1話はほぼ映画を踏襲して2話からがっつり違う展開になったのはファンサービスしつつも意表を突く出来だし、ラモーナの話をしたのはよかったな〜と思ってる ナイブスがバンドをやる方に目覚めていったのもイイナ〜と

ナムジュンパイクの作品が見られるうちに福岡に行きたい気持ちはある それに福岡から船で釜山にいってみたい bijutsutecho.com/magazine/insi

映画での『総員玉砕せよ!』の引用は、上官だって後ろめたいと多少は考えているはずの自分は玉砕に加わらないという話をなぜ兵卒がずらっと並んでいるところで話すんだよ(水木に聞かせるためなんだろうが……) ただそれは引用が上手くないなあというだけだが、危ういなあと思うのは発表から50年経過して戦争表象も色々議論が深まっているだろうに原作を無批判に踏襲しているので、それがさらに二次創作で描かれると、単なるキャラクターの悲劇的な過去としてか消費されないのではないかという懸念がある

ゲ謎の水木のキャラクター造形、現代的で観衆の好感を得られるようになっているのは間違いないし私も惹かれている人間の一人だけど、原作にあったような拾って六年育てながらも不気味がって子供を追い出すようなキャラクターにもまた別の味わいはあり、それを捨てさってしまっていることに複雑な感情がある

『総員玉砕せよ!』 

大変くだらない内向きの理由で玉砕させられる話なので視野の狭さはあえてかもしれないが、まるで最初からいないもののように現地住人の影がない

思えば水木しげるの漫画を読んだことがない…?という気になり「総員玉砕せよ!」は買って読みました シーンをそのまま引用してるところは理解したけど、やっぱり引用はあまり上手くないのでは…?と思うなど

今日友達と話をして、ゲ謎を見てる最中にあなたはキレそうだなと考えていたと言われ、見透かされている感が

だいぶ街並みも変わってしまったんでしょうね

麻布台ヒルズの場所を見ていて、霊友会の建物に見覚えがある、ということは学生時代に六本木まで歩くのに通ったことのある界隈だな

水木は子供がいようが煙草を吸う男として描かれているけど本当に吸わせると現代の観衆の好感は得られないから演出でどうにかして吸わせないあたりが半端だなと私が思うところ

それはそうとしてバディ萌えはわかるんだよな うん…

ゲ謎、やはり割とみんな褒めているのに首を捻っている 犬神家の引用は流石に分かったが、邦画あんまり見てないからかなあとはちょっと思う(その犬神家の引用もあんまり上手いとは思わなかったし)

フィルメックスで『クリティカル・ゾーン』をみた 

・麻薬の売人の1日を通じてイランの暗部を描くみたいなコンセプトなんでしょうけどうーーーーんという感じ
・寓話を使ってメッセージを表現するのはイラン映画ならマフマルバフが圧倒的に上手いと思ってるんだけど(『カンダハール』の落下傘に括り付けられた義足を手に入れようと松葉杖の人々が走るシーン、『大統領と小さな孫』の孫が望むままに首都の電気を電話一つで消したり付けたりコントロールするシーンなど)、あくまで映画の中の一つのエピソードとして出してくるのに対して、こちらは夜のテヘランというずっと同じシチュエーションで飽きる スマホのナビアプリも前方から危険が迫ってますとか教えてくれるのだがそんな予知的なことナビアプリにはできないでしょと思ってしまった
・最後の薬物中毒の青年を麻薬で治そうとするところ、主人公も麻薬の作用でおそらく朦朧としており飼い犬と全く同じような扱いを青年に対してやっているのはわかるが、その意図を掴みかねている
・恐らくコカインをやった後に、前方から襲ってきた幻覚の敵と擬似カーチェイスをやるところは多少面白かった

ゲゲゲの謎 文句しか言っていない 

・開始5秒であっこれテレビアニメの延長系映画だと音響で思ってしまい来たことを後悔
・子供向けなのか大人向けなのかもう少しどちらかに振り切ってほしい なんか適当に血がたくさん吹き出してるし真相はとりあえず近親相姦と性暴力で……みたいなのは展開として陳腐すぎる 孝三の書斎で康子と会った後に小夜が水木を追いかけてきたところでオチが読めてしまい、その後も特に驚きがない
・映画なんだから画のつくりで圧倒させるみたいなところがほしい 禁足地とか廃村なのに藪漕ぎせずに進めてしまうのは予算の節約かもしれないけど蛍の舞う墓地から村を見下ろすショット(?)とか、加工で色のコントラストをバキバキにした写真みたいな感じで見ていて楽しいところがない
・水木の造形も軽薄さと誠実さのバランスがいまいちだな〜とずっと思っていた
・外から来た男を頼って上京しようとする話ってエビータ(マドンナ主演のやつ)でもあったが小夜ももっと打算的にしてもいい気がするけどそうしないのは観客の好意を得られないからとかなんかね

飼い主の足で交尾しようとする犬の映像見てた方がまだいくらかましだった

開始5秒で来たことを後悔したので世評に惑わされすぎずに見る映画は決めないとなと反省しました

将来の自分の検索性を高めるためにハッシュタグつけようと思ってるんだけどすぐ忘れるね

北野武の首をみた 

・日本版かつ男版女王陛下のお気に入りみたいなところもある、権力争いと男性同性愛の話
・弥助は出番こそ少ないけど、きちんと立ち位置、心情がわかるようになっており良い 信長は最後まで信長で加瀬亮がうまい
・こいつ殺してやろうかを二回もやっているのに最後村重を箱に入れて転がすだけなのは愛ですね 生意気でイラッとくるところもあるがかわいいんだな〜〜と
・光秀→信長 の厄介な感情はもう少し見たかった気もする
・冒頭で死体を蟹が這っているのは良かったです とにかく老若男女の死体を繰り返し映す
・座頭市の時も思ったけど、人体を切る時の手応えみたいなものがあんまり上手いとは感じられず(骨と肉の差があんまりないというか)、暴力描写はアウトレイジの方が断然良い気がしてる
・やりたいことはわかるしおもしろいけどもっと洗練されたもの撮れるし撮って欲しいなあという気持ち

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