足尾銅山行った時に古河掛水倶楽部にも寄ったんだけど(古河の迎賓館)、古河家が戦中疎開に使っていた家屋が隣接しており、思えば君たちは〜に出てくる家も似たようなものかと
デッドレコニングパート1みた
・TGM→D&D→デッドレコニングとパラマウントに転ばされすぎだろうと思いながら冒頭のロゴ見てた
・崖からバイクジャンプ、列車に追いつけない〜みたいな話始めたあたりでオッここで出てくるなというのはわかるわけだが、イーサンとベンジーが二人でずっとコントやってる間に列車内でゴリゴリ話が進みグレースが決断を済ませていたのは内心笑ってた
・シリーズ一通り見てるはずなんだけど過去の因縁が全然思い出せないため後で見直したい
・イルサの死に方も割にあっさりした描写かつ、他に死んでいるのがパリスなのであまりに『冷蔵庫の女』感強くないかというちょっとした引っ掛かりがある 監督のこと現代的なアップデートをするセンスはあるけど、そこに興味がある人ではないんじゃないかと思ってるので
・一方でグレースのIMF入りの流れはイーサン抜きで彼女の判断で行動したんだという描写になっててうまい、役者がやりたいかどうかは別として、TCがスタントできなくなったらシリーズをグレース主人公に置き換えて続けてもおかしくないくらい
『君たちはどう生きるか』見た 散歩して考えた雑感
・原作小説をある種「ノブレス・オブリージュ」を説く話だと考えており(コペル君は父を亡くしてはいるけど、学校を休んで家業を手伝う必要がある子供ではない)、眞人が富裕な家の育ちなのもその反映だと思ってたが、よくよく思えば父親が工場でどうやら戦闘機作っているあたり踏まえると眞人は宮崎駿自身を投影したキャラクターでは
・見てる間なんとなくギレルモデルトロと『パンズ・ラビリンス』思い出してたけど改めて考えると類似の要素が多い(親の再婚、弟か妹が産まれそう、戦時下、森の中から異界に行く等々)
・トリがよかったな〜と思う一方わらわらは随分ゆるキャラみたいなものが出てきたと思ってしまった こだまは不気味さがあったのに
・登場人物の立ち居振る舞いの描写の細かさとかやっぱりそういうのはいいですね、夏子さんの喋りは割と現代風だと感じたけど多分これはスパイの妻の蒼井優がよすぎたせい
#映画
怪物を見た なぜタイトルを怪物にしたのか?
怪物というタイトルがコントロバーシャルなものだとは十分予期できたのではないかと思うのだが、誰かを怪物として糾弾する話ではないので別にそのタイトルでなくとも良かったのではという気が。母親と教師は最後自分たちの誤りに気づいて危険を顧みず廃車両に迎えに行くわけで、彼らが怪物として糾弾されているわけでもない(まさか子供達が「怪物」であるだなんで流石にそんな意図ではないだろう)
クィアへの偏見がどんなに愛情を持っていてもコミュニケーションの不成立と誤解を招きますよという描写はよかったと思うが、(テレビの「オネエ」タレントの描写とか)、帰り道に感想を話している人があの年齢で自覚ってあるの?という無邪気な疑問を唱えているくらいなので観客には伝わっているんだろうか。なおクィアをエンパワメントする話ではないがそれ自体はそういう話もあってもいいのではないかとは思う。
映画/shipper/二次創作その他諸々