私が属している新婦人で「学校のトイレに生理用品を置いてほしい。保健室ではなくトイレに置いてほしい」という運動があって、教育委員会にかけあったり、学校に出かけて行ってトイレ確認したり、校長や養護教諭と話し合ったりお願いしたりっていう超地味なことを全国各地でやっています。議会にかけあって予算化に成功してるとこもあります。
新婦人は女性の賃金を上げろとか、給食を無償に地場産の食材をとか、核兵器禁止条約に参加しろとか、まあなんかとにかくものすごく手広くいろんな要求運動をしていて、個別で似たような運動をしている団体も色々あるんで共同で行動することも多いんだけど、生理のことなんて地道に訴えてる団体は他にないわけですよ。まあでもそんなこと普通は知らないじゃん。なんか知らん間に「へえ、今どきは学校のトイレに生理ナプキン置いてくれるんだね〜いいね〜」みたいな。違うからね、それするために組織的に動いてる人がめっちゃたくさんいるの。
野間さんたちの活動は「当事者運動ではない」ところがポイントで、当事者がどう思うかは関係なく、マジョリティとして差別に反対します!ってのが基本路線で、新大久保でもみんなが歓迎していたわけではなかったし、ことを荒立てないで欲しいっていう当事者(被差別当事者・地元の人たち)もいたわけだよね。
実際には、ヘイトスピーチ規制法にしても、丁寧なロビイング活動をされていた当事者の方々の力がなければ成立しなかっただろうし、カウンターの功績がどのくらいあったのか、はっきりわからないところもある。でも、あの時期には、やらないよりやった方が良かったんだろうと私は思っているんだけど。
当事者運動との関わり方みたいな繊細な問題に無頓着に「差別とみたらカウンター」みたいな行動力が残った結果が、とても悪い形で現れたのが、今回の件なんじゃないか、と思う。
ご本人たちは「自分たちは野間さんみたいに動画配信とかもできないし、議論とかも得意じゃないから、現場でカラダ張ります!!!」みたいなつもりだったんだと思うんだけど、そうやって男同士が揉めてたら、女の子がバスカフェに近づきにくくなっちゃうって想像は出来なかったのかな?
新大久保のカウンターだって、Kポップファンの女の子たちで怖がっている子たちもいたよ?女の子たちから怖がられているのはヘイトデモ参加者だけだと思ってたのかなぁ…。
別にColaboの支援対象になるような女の子たちに限らず、男同士がなんか揉めてたら「近づかないでおこう」って思うひと、別に珍しくないだろうし、男性に対して恐怖心や不信感が強い女の子たちだったら余計に「あの近くには行きたくない、いたくない」ってなることが想像できないんだね。
黙ってカンパだけしてあげなよ。
なんでtoot.blueに来たかと言えば、ルールとして差別を禁止していることに価値を感じたからです。
Twitterをやめた最後のきっかけはイーロンマスクが好き勝手やり始めたからですが、それ以前にTwitter上でのColaboへの苛烈な攻撃を見て精神的に消耗し切っていました。そのあまりに醜い言動は結局のところ女性差別に基づいてる、ということは大体肌でわかるので、差別主義者が生き生きできてしまう空間とはもう縁を切ってしまいたいと思ったのでした。自分だけ逃げて仁藤さんを見捨てるのか、という気持ちになって思い悩んだりもしましたが、限界でした。とりあえず自分がいても大丈夫だと思える空間を確保した上で、できることがあったらしていきたいと思っています。
Fedibirdにアカウントを作ったわたしのフォロワーの皆さまへ。
わたしは99%Webからのアクセスですので、スマホのアプリからのアクセスはよく知りません。ただWebからだと一番簡単に設定ができるのでお試しください。
わたしが設定したのは…
①まずユーザー設定へ。
②外観
③ティッカーというのはそのアカウントがどのサーバーにあるかということを教えてくれます。Fedibirdの絵文字リアクションは他のサーバーには見えないことが多いので、その時には★を使っています。Twitterの♡と同じです。サイトテーマは黒背景がデフォルトですが、ここで薄いグレーにもできます。わたしにはこのほうが見やすいです。
④ここでフォントと絵文字・リアクションの設定ができます。特に絵文字は小さくてなんだかよくわからないモノが多いので、ここを最大にするとハッキリ見えるようになります。
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