今度はこれを読んでいる まだ2章までしか読めていないが凄まじい気持ちになっている 惨い出来事、人として恥ずべき歴史の話をしているからってだけじゃなく、そうした事柄について(世界のあらゆるところであらゆる時代で起きてきたことを例にとっているのだが)「私はこれを知っている」言い換えれば「私はこれを見たことが、あるいは聞いたことがある(そうとは知らぬままに……)」という身に迫った感覚を覚えずにはいられない話になっているからなんですよね これは読み応えがある……
https://str.toyokeizai.net/books/9784492212523/
読みながら思い出したのが、「ホロコーストからガザへ」でのサラ・ロイさんの話で、イスラエルではホロコースト被害者が「かつての弱さ」と見なされて(建国の正当性に利用される一方で)然るべき敬意が払われていないという話 読み進めるとその辺の話とももっと繋がってきそうな感覚はあります