お休みだー!ってんで早速これから読み始めてるんだけど、序(正しくは「声のはじまり――序に代えて」)の時点で面白すぎてワクワクしている
https://www.akashi.co.jp/book/b587062.html
p.217「イスラエルによるパレスチナの迫害が、世界のアフリカ系(黒人)への差別とともに、在日朝鮮人や沖縄やアイヌへの差別へと接続していることを見いだしつつ、そのすべてを連関させて批判する視点を持つこと。」後の「〈見失われた植民地主義に抵抗するリンク〉」のお話もそうだけど、個々の問題にフィーチャーするだけでなく、植民地主義や、国民主義、レイシズムそのものへの批判的視点が必要なんだよな…それこそ開いていく取り組みというか なんか、先日の横浜トリエンナーレを思い出したな あれは世界の色々な場所、時代の中に共通するものを見出すような構成で 私としてはそれぞれの個別性が見過ごされるリスクもあるんじゃないか、とも思ったんですが、通底するものそのものへの批判をすることが、繰り返される問題の最終的な解決に繋がるのかもしれないなと改めて思うなど
山口智美さんや菊池夏野さんのお名前が出てきておお、となるなどもしていた 植民地主義と女性嫌悪、女性嫌悪と繋がる外国人嫌悪、と聞いてトランス嫌悪は外国人嫌悪や障害者嫌悪に、そして女性嫌悪に容易く繋がっていく、という話を思い出したり 難民排除の理屈として「女性の安全」を掲げる話とか 今回は韓国での話だけどあらゆる意味で人ごとではないんですよね…