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ストローブ=ユイレ『水槽と国民』
冒頭、画面全体が金魚が複数泳ぐ水槽の水を通した黄色がかった光、画面右よりに画面を縦に分割する水槽内の表面の藻を金魚がつつく木、水槽のガラス面にぼんやりと輪郭が確認できるデジタルカメラ、水槽の向こうガラス越しにぼんやりと見える人と車が行きかう通り。中間の朗読のパートを挟み最後に他の映画の引用とマルセイエーズ。ここまでのかっちりの構成でも見ている最中と見た直後には「水槽の魚は自分の水槽を見ることはできない」の台詞がポイントだよなあ…金魚ふわふわかわいー。ぐらいのぼんやり感。突然鳴りだす音楽で私をいつもたたき起こしてください

おおっと。たった今、この上なく好きなインターネット上のはかない二次創作がカラヴァッジョの聖トマスの不信をモチーフにしている事に2年越しで気が付きました。

裏サーの頃、カーラ×スマイリーは通常の意味での接触が排除され、かつ絶対的な距離がロマンチックである。よって原作準拠の王道CPと主張し概ねドン引きされてました

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スマイリー3部作を読んだくらいでもシリーズが続くというのはうれしくて、亡くなった時のWEB本の雑誌の書評「ジョン・ル・カレの遺作『シルバービュー荘にて』を味わう」の最後の引用が好き~。という心持を反芻しました

関連記事で表示される「遠藤麻衣×百瀬文 新水晶宮」レビュー、性器をテーマにBLや二次創作のカルチャーが色濃く(未来永劫延々と争点となる受けと攻めの問題ですよ…)面白いな。。

bijutsutecho.com/magazine/revi

出来事の時系列が断片化してやってくるのに疲れている…(がんばれよ)
旗があった(ない)事を踏まえてから再度見る手をつなぐパフォーマンスの画像はより美しい

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SNSではついアートの内か外か現実的な実効性はあるのか。の議論にワーッと注意が行ってしまいますが、国立西洋美術館のパフォーマンス、アクションに警察(公安とみられる。と書くメディアも)がアクションへ事後的ではなく“自主的に”介入した様子が各種報道から伝わりひんやりする

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フォレンジック・アーキテクチャーと協働してイスラエルのスパイウェア「Pegasus」の調査を映像作品にしたローラ・ポイトラスの、アートと資本、アーティストの個人史の『美と殺戮のすべて』の公開が3/29ですね…

カール・ドライヤー『吸血鬼』
暗く沈む屋敷内、草木が揺れる明るい戸外、主人公が収まる棺の中、全てが白い薄明に沈みその中で生者と死者が境なく動き回り、吸血鬼ものというジャンルが成立する初期の揺らぎがそのまま画面の震えになり得ている。

…みたいなどこをどう取ってもゴスの私感涙の吸血鬼映画で悪夢に飲まれてすやすや寝てしまう2回も!どうして!!

ニュースで第9芸術の文字を見るとは思わなかった

ガラスウォールの向こうで雨の水が充満した状態で見て聞くやはり水でいっぱいの毛利悠子のインスタレーション作品(無料)、祝ビエンナーレ日本館の祝のコンテクストに通りすがりが乗れるか水の溜まった白い階段で滑って転ぶしかない。
それ以外にも変換した音の2方向(耳をすませば済ますほど外から唸る環境音の音楽で3方向)から来るのが処理できなかったっぽいのだけど

今日は降雪による交通機関の遅れで生じた出勤途中の余白で、食肉加工場から流れてくる脂身のかけらをつつくセキレイが動作に挟む羽根から水滴を振り落とす動きに伴ってふくらむ鳥の形、羽毛の毛羽立ちに没入しました

映画の中の他者は誰か、どのような顔を持ちどのような造形で画面に出てくるのか。それは我々の鏡として機能するのか。みたいなテーマの追求を“流行の”トランス排除言説とくっつけるのは、映画の書き物として真摯でもスリリングでもありません

一瞥では済まない映像系の展示、会場に配置される各映像作品の本数と長さが調べても分からない場合、会場で費やす時間が見積もれないないの介。日月祝休廊

昨日退勤後マーク・レッキーの展示を見てすし萬半額寿司を買って帰宅。展示会場の巨大フェリックス・ザ・キャット、漫画とアニメーションの祖の黒い猫に懐かしい気持ちが沸き上がりパット・サリバン/オットー・メスマーの映像が見たくなりましたが「世界アニメーション映画史 第1集」¥220,000の教育資料につき大学などのアーカイブにアクセスできる方はそちらへ、わたくしは半額寿司を皿に盛ってyoutubeへ

columbia.jp/prod-info/KKAL-28-
youtube.com/watch?v=NYtUHnrGgv

会話にローラ・マルヴィの名前が出てきたのは「特集上映に女性が珍しいなと思って…」今のところあまり罪のない紋切り型の切り出し(現に女性は“いっぱい居た”し)で引き起こされた、「男性の教養と趣味の場に参入する珍しい昆虫」として未だ自分と周囲を見る内と外への眼差しを避けるために、アテネフランセであれば退席時に中原昌也(だと思われる)人の顔をついぶしつけに凝視してしまう。といった感情と記憶の反芻による反応の遅延へのフォローだったのかな。と思っていますよ

yanabuuu さんがブースト

"・マルヴィ「視覚的快楽と物語映画」
・マルヴィ「映画、フェミニズム、アヴァンギャルド」(初訳)
・ウォーレン「ゴダールとカウンターシネマ—— 東風」(初訳)
・ウォーレン「二つのアヴァンギャルド」(初訳)
以上の4本を収録します。ご期待ください!"

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ブックレットの奥付けの経歴、関わった人たちとても若いすごいな〜

twitter.com/nowsreel/status/17
キノコヤ @kinokoya2 での上映は盛況のうちに終わりました。少数部ですが、ブックレット『ヴィジュアル・プレジャー』を引き続き委託販売いただいております!

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ストローブ=ユイレ特集上映で「昨日も居ましたよね」と話しかけてきた方がいまして、珍事にびびびびびっくり&「人間と映画の会話…だと…?」いまいち人の話を聞いてないオタク喋りをお返しして失礼がなかったか気を揉んでますが、東京の聖蹟桜ヶ丘でローラ・マルヴィー&ピーター・ウォーレン 『スフィンクスの謎』の上映会観ました。と教えてもらい後から委託販売のブックレット『ヴィジュアル・プレジャー』を買う事ができました。

アヴァンギャルドてんこ盛りで読めるかな

グリーナウェイ『プロスペローの本』、シコラクスの恐ろしげなイメージが瞬くのを見て、水星の魔女放映時に色々な人がポストコロニアル批判をしていたのを今ごろ合点いたしました。あとキャリバンと魔女をシコラクスの名前で批判したテキストがインターネットにあることを
ダンサーのmichael clark(名前をGoogleするとファッションブランドの名前が先に出てくる不可避も)がキャリバンで不可避にかっこいいんだな…

gucci.com/jp/ja/st/stories/art

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