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『CROSSING』(bohemiannvoodoo)

日本の現代のジャズバンドbohemianvoodooの最新作。fox capture planが好きならこれもどうだ、と勧められたのが本バンド。とてもメロディアスで聴きやすい。「華火夜景」が一番好きかな。自分の成長を感じられるのは、こういう聴きやすいバンドに対して「なんとなく気持ちいい~」と感じるのに留まらず、そういう気持ちよさがどの楽器から生まれているのかを分析できると感じたときだ。

『エッセンシャル版 マーケットの魔術師 投資で勝つ23の教え』(ジャック・D・シュワッガー)

投資で勝つのに必須な能力は「規律」である。勝ち負けのルールを定めること、そしてルールを守ること。23の教えとあるが、絶対的に必須の能力は規律だ。特に耳が痛いのは「トレーディングをしたいという欲望」が生物には備わっているという事実だ。私は先月から今月に掛けてかなりの数の株本を読んでいるのだが、これは現実にお金を動かしてトレーディングする代わりに、読書を通じてその欲望を発散させることも兼ねているのかもしれない。ところで、投資の世界で問題なのは、規律を持って守るべきルールの中には「ルールを柔軟に変える」ことまで含まれていることだが……。

『This Here Is Bobby Timmons』(Bobby Timmons)

先日行ったビフテキ屋さんで流れていて「Moanin'」のメロディをShazamして発見した。Bobby TimmonsはJazz Messengers(代表曲に「Moanin’」が挙げられる)のメンバーであり「Moanin'」の作曲者でもある。「Lush Life」もまたいいですね。

『Live at Yoshi's』(Mulrew Miller)

「Joshua」がゴキゲンでいい感じ。けっこう前から聞いていたものの、アルバム全体で1時間12分と集中して聞き通すには長く感想も曖昧に。

『会社四季報 2024年2集 春』(東洋経済)

日本には様々な企業が存在するのだが、どんな業界にどれくらいのボリュームで存在するのか規模感を把握できたのがよかった。オンリーワンの強みを持つ、投資に値する企業は少ないと肌感覚でわかったのもよい。投資の観点から言えばオンラインで検索して洗い出せば済み、紙の本で頭から尻まで読むのは「修行」以上の価値を見出せないかもしれない。次の号は通読しないと思います。

『日経 業界地図 2024』(日本経済新聞社)

個別株の銘柄選びをカードゲームのデッキに入れるカード選びだとすれば、業界選びはデッキタイプ選び。来週3/18にカードリストもとい四季報が発売されるので、その前にデッキリストもとい業界地図を読んだ次第。

自分の話をすると、私は自分の勤め先の会社がWHYを示せているとも自部署が現時点で有しているとも思っていない。でも自部署では、今まさに志ある人々がWHYを打ち出し部署に根付かせようとしている。自分たちで自分たちのWHYを問い直せる、価値観を立ち上げるチャンスで、そのチャレンジに応えるのが私がいま働くWHYになっている。ありがたいことです。

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『WHYから始めよ!』に戻ると、「なぜ働くんですか?」に対して「お金をもらえるから」と答えるのは寂しいが、一方で、従業員にお金を出さない組織が従業員に信頼・忠誠心=WHYを組織の外に広げたいと思わせられるか――を持たせられるか(あるいはそういう余裕を持てるのか)というとまた別の話でもあるでしょう。本当に偉大なるWHYを有する組織があったとして(そこに全ベットする気持ちにさせてくれたとして)、組織には全ベットに応えるだけのリターン、食い扶持と言ってもいいですが、を示して欲しい。それがこの資本主義社会における一種の(最低限の)道徳だと言ってもいいと思います。

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『ONE OUTS』の作者は、明確にいわゆるリーダーシップ論を参照していますよね。心理戦を好んで描くけど、その中でも特にリーダーシップ論を好んでいる。もっと言うと、より広がりを持つ価値観を打ち出せたリーダーが勝つ漫画を描いていますよね。
作者、甲斐谷忍はむしろ『LIAR GAME』の作者として有名ですが、あの主人公もまた明確にWHY=悪徳マルチへの復讐、ひいては悪徳そのものへの復讐がありましたよね。
amazon.co.jp/LIAR-GAME-1-ヤングジャ

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だが、ライバルチームはやがて一つの価値観――「打倒主人公」という価値観を共有し、主人公を追い詰める。ライバルのうちの一人が独りで、個人成績を越えて「打倒主人公」のために動き出したからだ。その背中がチームのメンバーたちを価値観を共有する仲間たちへと昇華させる。
隗より始めよ――WHYを示すためには、まずその人間が一歩を踏み出さねばならない。それが本書との二つ目の共振だ。

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さて、この手のリーダーシップ論に関する本を読むたびに野球漫画『ONE OUTS』(甲斐谷忍)のライバルチームのことを思い出す。『ONE OUTS』は、二つの点で本書と共振する。
そのチームは、現役最高のプレイヤーをかき集めたチームで、最強になるはずだった。メンバーは最高の個人成績を上げていた。ゆえに、最高の結果=勝利がもたらされるはずだった。
しかし、ひとたび試合が始まれば主人公率いる万年ビリのチームが勝つ。主人公のチームは、主人公のWHY=「勝利のためにメンバーが最高のプレイをする」という価値観を心の底から共有して、個人成績よりも大事な勝利を求めたからだ。
一方のライバルチームには「個人成績を上げる」というWHATは存在したが「勝利のために」というWHYが存在しなかった。WHAT=個人成績は、勝利のためのピースの一つに過ぎなかった。
万年ビリの主人公らが強大なライバルに勝利したまさにその理由が一つ目の共振だ。
amazon.co.jp/ONE-OUTS-1-ヤングジャン

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『WHYから始めよ!』(サイモン・シネック)

書名の通り「なにを」ではなく「なぜ」から始めないと価値観の共感を得て成功することができない、と伝える一冊。本書のエッセンスは、添付画像の一枚で説明できる。成功とは、WHY=明確な価値観を打ち出す人間、HOW=その価値観のための手段を考える人、WHAT=その手段を実行する人間、そのサークルから成り立っている。表現の都合、ピラミッドになっているが、上の方がエラいとかではなく、三者の協同が必要である。
amazon.co.jp/WHYから始めよ!―インスパイア型

『ジャズ超名盤研究』(小川隆夫)

私にとって最初のジャズの教科書を遂に読破しました! 目標でした! 本書に紹介されている34枚のうちSpotifyで配信されている33枚を鑑賞し、各アルバムに対して簡単ながら感想も書き、自分のなかに(まだ弱々しいものの)ひとつの価値観が芽生えているのを感じています。解説と共に楽曲に触れるのは、私の人生でほとんど初めての体験で、とても意義深いものでした。『同 2』もあるので次はそちらを読みつつ、近年のジャズの動向については『Jazz The New Chapter』シリーズでカバーしようと思います。
amazon.co.jp/ジャズ超名盤研究-小川-隆夫/dp

『Return To Forever』(Chick Corea)

不適切な感想とわかってて書くんですが、泣きアニメの劇伴を想起させる曲調で、泣きアニメに聞こえるのは順序が逆で、チック・コリアのエレクトリックなフリー・ジャズから影響を受けたお洒落なバンドが泣きアニメをやってるってことなんだよな。

『Things Fall Apart』(The Roots)

田我流オススメの一枚。ジャズとラップの融合は『Black Radio』で聴いてみたつもりだったが、まだそれを語るには手札が足りない気がする。
brutus.jp/dengaryu_jazz/?headi

『株式売買スクール』(ギル・モラレス、クリス・キャッチャー)

『オニールの成長株発掘法』をオニールの下で実践した著者によるレポート。ただ、マジで難しい。技法としては、いわゆるカップウィズハンドルを形成し切る前にエントリーする「ポケットピボット」、市場動向を探る「マーケットダイレクションモデル」、そして空売りの手法がチャートと共に紹介されているのだが、これらを念頭に置きつつ、実地でチャートを観察しなければ自分のものとは出来ないだろう。そういう意味で、本書の効果が出るには年単位の修練が必要になると感じた。ただ、理解できるようになったら何段階も強くなれるだろう。
amazon.co.jp/株式売買スクール-ウィザードブック

『図解入門 よくわかる 最新 鉄道の技術と仕組み』(秋山芳弘)

仕事のために読みました。特に感想はないけど記録のために投稿。

はオンライン中国語会話で複母音と鼻母音。三声を意識するあまり二声とこんがらがってきた。あと「r」の発音が難しい。

はオンライン中国語講座で複母音。三声がとにかく難しい。

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