絶賛子育て中の皆さまへ
どうにかこうにか、たくさんの物語を湯水の如くお子さんに与えてください。アニメでも漫画でもいいです。とにかく色んな種類のたくさんの物語です。物語がないと、色んな幻想があることを知っていないと、人は生きられません。その幻想の中から、自分を表現する様々な言葉をもっていないと、自分の苦しみは自分の中でのみ凝り固まって、そこから逃れることもできず、人は苦しむことが多いです。色んな角度から社会や自分を眺める方法を知っていることは、その人が年を重ねることを助けてくれます。年が重なれば、しんどい10代を生き抜くことができます。お願いですから、湯水のように、物語を与えてください。お願いです。
「いま・ここ」ではない世界を手軽に知ることができて、「いまのわたし」を表現するための言葉を得ることができる一番身近なものって、物語なんだと私は思うのです。
A Story about the Tourism Industry in Oaxaca, Mexico
https://www.youtube.com/watch?v=wLEuid8jUhQ&feature=youtu.be
メキシコのoaxaca、ワハカという先住民族が住む土地が観光地になっているそうで。
で、ここで干ばつのため住民には20日に1度しか水道から水が出ないのだが、観光客の来るホテルには制限がなく水が出ていると。
北斗の拳みたいな世界だな。
エマヌエーレ・コッチャ『家の哲学』(勁草書房)
読了しました。
「今まで哲学は都市のものだった。家を論じてこなかった。家こそが生が営まれる場所であるのに」との問題意識の元で行われる哲学的論考。
浴室とトイレ、台所、庭。家の各部分を題材に考察が始まり、それが射程を遠く伸びていく様は大変面白かった。
ちょうど私自身が、自分の住居に対して責任を持たねば、と最近意識したことと重なり、タイムリーな本でした。住居は私の延長なのだから、、その環境には意識的であらねばならない、と。
オススメです。
https://twitter.com/wanwanO から避難してきました。こちらでもよろしくお願いします。
TOEIC L&R score 935. 生涯英語学習中。教育の端っこで仕事をしながら、模型製作に勤しむキャバリアのような生き物です。
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