歴史アニメ 細川ガラシャの物語「散りぬべき時」/ Hosokawa Gracia / The Time to Fall like Scatter... https://www.youtube.com/watch?si=954Naq4GW9HqFZYL&v=w7Ryc0QUBn8&feature=youtu.be
知らん間に国際日本文化研究センターが細川ガラシャ(1563〜1600)をアニメ化していた件。ガラシャのCVは──“各務原なでしこ”(『ゆるキャン△』シリーズ)でおなじみの──花守ゆみり嬢。ガラシャの後半生というか、関ヶ原の戦いの前に三成方に攻め込まれて自害する前後が侍女視点でクローズアップされるといった趣なのですが、当方『へうげもの』に脳を焼かれきっているので、ぇガラシャってダ・ヴィンチが発明し、高山右近が夫の細川忠興に融通したマシンガン(の原型と言える兵器)で応戦して討ち死にしたんちゃいましたっけ? となるわけでして ←←
菊地成孔 × 福尾匠「音楽と哲学の憂鬱と官能」対談 音楽と哲学それぞれの“引用”について https://realsound.jp/book/2024/10/post-1756758.html
あとで読む
https://www.instagram.com/p/DApecd8S_zc/?igsh=MXZyM3BhdjFzZG5iYQ==
今年いっぱいで西天満にある星光ビルでの営業を終えることは既に告知されていたギャラリー白。いよいよラストスパートですね。同ビル内にある他のギャラリー(天野画廊、gekilin.)も既に移転の準備を整えているようですし、キタにおける現代美術の中心地な西天満界隈は来年以降大きく変わることになりそうです……
山本雄教「sign」展|2024.10.9〜26|+1 art(大阪市中央区)
DMが届いてました。1円玉を大量にフロッタージュして人物画や紙幣などのデザインを描く絵画で名をあげ、昨年京都市京セラ美術館ザ・トライアングルで個展(「仮想の換金」展)を開催するなど、関西において日本画家として着実にキャリアを積んでいる山本雄教(1988〜)氏、大阪での個展はひさしぶりになるような? ギャラリーあるあるな芳名帳をネタにした作品となるとのこと。さて……
特別展「線表現の可能性」大阪・国立国際美術館で - “現代美術における線表現”李禹煥など約150点 https://www.fashion-press.net/news/124529
2024.11.2〜2025.1.26。今週末まで梅津庸一「クリスタルパレス」展が開催中の国立国際美術館、次は「線表現の可能性」展とのこと。金沢21世紀美術館で開催中の「Lines」展(開催中〜2024.10.14)が巡回してくるんかと思ってましたが、出展作家とかを見るに全然違うんですね
駆け込み需要が多すぎて大変でした #何のことでしょう
万博会場内にパブリック・アートを設置。「Study:大阪関西国際芸術祭/ EXPO PUBLIC ART」開催へ https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/29583
やっぱり万博終了後は──大阪府のコレクションが保管(保管ではない)されている──咲洲庁舎の地下駐車場に……?
中山忠彦氏が死去 洋画家 - 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF259RK0V20C24A9000000/
中山忠彦(1935〜2024)。白日会の首領(ドン)として〈写実絵画〉ムーヴメントを強力に推進してきたことはいろいろ仄聞してましたし、今年の白日会百周年記念展にも新作を出展していただけに、今朝訃報に接して驚くばかり。髙島屋で個展が開催される予定だったそうですし、突然の訃報感は否めない。
現代アート系(現代アート系?)メディアはスルーしているようですが、単に無関係な画壇の関係者が亡くなったというだけでは割と済まないところがあることは指摘されなければならないでしょう。〈写実絵画〉というムーヴメントをローカル/トランスローカルに捉え直す作業は、日本の現代美術を捉え直す上でも、あるいはAI絵について考える上でも、実はきわめて重要ではないだろうか
https://www.hakujitsu.com/nakayamakaityouseikyo_oshirase/
細江英公さんが91歳で死去。独自の美学で人間の肉体をとらえた、戦後日本を代表する写真家
https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/eikoh-hosoe-news-202409
細江英公(1933〜2024)。謹んで、ご冥福をお祈りいたします。
細江御大といいますと、三島由紀夫(1925〜70)や土方巽(1928〜86)を被写体にした写真作品がやはり真っ先に振り返られるべきでしょうけど、それは写真界隈のプロパーに任せて← 個人的には広島を撮影したシリーズの中にあった、広島空港に着陸しようと低空飛行状態になった旅客機の中から平和記念公園を見下ろすように撮影した一枚(1967)に震撼しきりだったもの。機影が公園に差しこむことで上空からの視点であることがさらに強調されているわけですが、ところでこれは(原爆を投下した)B29からの視点と明らかに重ねられており、それによってカメラは加害者からの視点になぞらえられていることになる。日本人である自分自身がアメリカの爆撃機からの視点に擬似的に同一化するというフレームワークがこの写真を支えているのですが、とすると、かかる擬似的同一化を通すことによって、逆に加害者としての日本人を問題化することもできるのではないか──1990年代以降、侵略戦争の主体としての大日本帝国という側面が(それに対する歴史修正主義の流行とあわせて)前面化するようになりますが、細江御大のこの写真は、かかるフレームワークによって加害者からの視点に擬似的に同一化することで、戦後日本の平和主義の急所を写すことになったと、現在の視点からは言えるかもしれません。さらに言えば、1960年代末〜70年代初めの新左翼運動が戦後民主主義批判をスローガンにしたこととシンクロしているし、先取りもしていたのではないでしょうか。
好事家、インディペンデント鑑賞者。オプリもあるよ♪