東京都知事選挙 立民 蓮舫参院議員 立候補の意向を表明 | NHK https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240527/k10014461741000.html
当方は都民じゃないので端的に他人事なのですが、都民のためを思ってというより、テメエが沈みゆく泥舟からイチ抜けるための方便としてかかる挙に及んだのではないのかと思うところ。よしんば当選したとしても、数年後、そこには(民主党という同じ釜のメシを食べていたいう共通点があるだけに)東京都の女性版河村たかし名古屋市長がいた──という結果が目に見えるわけでして
本日前場は、当方にしては珍しく映画を見てきました。『Ryuichi Sakamoto|opus』(監督:空音央)。坂本龍一(1952〜2023)が亡くなる半年ほど前にNHK内の509スタジオで行なったピアノソロによる自作の演奏を収録した映像作品。坂本が日本で最も音が良いスタジオと評していた場での演奏の記録とあって、音響が良かったのはもちろんですが、映像の方もところどころでハッとさせられるカメラワークを見せてて、(全編モノクロなことも相まって)なかなか侮れなかったです。空氏の映像には数年前に一度堂島リバービエンナーレで接したことがありますが、そのときはピンと来なかったけど、今回は氏と坂本との親密な関係が良い方に作用したと言えるかもしれません。
ところで今回は心斎橋PARCOの上階にあるイオンシネマで見たのですが、8席しかない最上位のシアターだったので、鑑賞環境としてきわめて良き。まぁその分値が張りましたが
坂本龍一 追悼連載vol.13:YMO以前の分岐点。坂本龍一を「教授」たらしめた現代音楽家としての足跡 | CINRA https://www.cinra.net/article/202405-sakamotoryuichi13_ymmts
坂本龍一のYMO以前の、東京藝大で作曲を学び現代音楽家として駆け出しだった頃についての記事。真面目なリスナーではなかっただけに、知らんことが多くて、勉強になりました。
かつて高橋悠治(1938〜)御大による新ウィーン楽派ピアノ曲集( https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B3%E6%A5%BD%E6%B4%BE%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E4%BD%9C%E5%93%81%E9%9B%86-%E9%AB%98%E6%A9%8B%E6%82%A0%E6%B2%BB/dp/B00008BDFL )を買ったとき、シェーンベルク作曲の一部の楽曲のサブピアノを坂本龍一が担当していて、当時もYMO以前のことについては無知だっただけに(爆)、ぁれこういうこともしはってたんやと驚いたものですが、この方面、もっと深くディグる人がもっと出てきてほしいものです
5か月ぶりに台風発生の可能性 次に発生すると“台風1号” - ウェザーニュース https://weathernews.jp/s/topics/202405/220015/
小笠原諸島あたりが直接影響を受けそうですが、大雨とかの影響は関西にも30日くらいに来るかも? ぉぃやめろ
「淀ちゃん」処理費の増額、渋る同僚に大阪市の課長「お前ええ加減にせえよ」「時間ないやろ」 : 読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/national/20240521-OYT1T50031/
ちょっと前に大阪市内の喫茶店で一服してたら、近くの席にいたおっさん軍団がこの件で大阪市長についてるSPの数が倍になってると放言していたのを思い出し、いろいろあっ(察し)となるところですが、腰抜けマスコミが突っ込んで取材することは、きっとないでしょう……
+Y GALLERY、10周年を迎えるんですね。この北辻氏をはじめ、橋本倫(1963〜)氏、竹内義郎(1960〜)氏、黒川弘毅(1952〜)氏、越前谷嘉高(1961〜)氏など、旧なびす画廊ゆかりの、あるいは1980〜90年代に峯村敏明(1936〜)氏が企画していた「平行美術展」ゆかりの美術家を精力的に紹介してきてまして、(関西にいてると逆に見えにくい)関西ニューウェーブと同時期の東京・現代・美術について、実作に接しながら考察できる貴重な場となっています。
開廊10周年記念 北辻良央展|2024.6.1〜29|+Y GALLERY(大阪市中央区)
DMが届いてました。1970年代から半世紀にわたって活動を続けている北辻良央(1948〜)氏ですが、近年はこの+Y GALLERYで回顧展や新作展を定期的に開催しています。これまではジャンル(版画や油絵など)や年代(1980年代、1990年代など)によって限定された形での個展が多かったですが、今回は趣を異にするようで。
北辻氏といいますと、同じ場所の地形図を何枚も模写したシリーズやチラ見した風景写真を記憶を頼りに描き直すシリーズなどのコンセプチュアルな作品から、80年代には神話や寓意などを大々的に導入したオブジェやインスタレーションに作風を超展開させたことで知られていますが、+Y GALLERYはその創作の通時的な輪郭線を定期的に見せており、今回も期待したいところです
「ゲバルト」展が東京日仏学院などで開催。反暴力的反応とその美的様式を探る
https://bijutsutecho.com/magazine/news/exhibition/28950
開催中〜2024.6.16、東京日仏学院 & CAVE-AYUMI GALLERY & セッションハウス(いずれも東京都新宿区)。知らん間に既に始まっているようですが、当方はさっき知った アレクサンドル・タルバ、平居香子、宮内芽依、アントワーヌ・ハルプク、ガーリンの五名からなるコレクティヴなゲバルト団体がキュレーションを担当し、出展作家は足立正生、nadir B. + 三浦一壮、Cabaret Courant faible(弱流キャバレー)、バディ・ダルル、遠藤薫、FanXoa、ジャン=バティスト・ファーカス、太湯雅晴、ユニ・ホン・シャープ、石川雷太、城之内元晴、キュンチョメ、三宅砂織、Onirisme Collectif、ミグリン・パルマヌ、嶋田美子というラインナップとのことです。
「制度の暴力に対する抵抗の変遷」というサブタイトルから一見即解できるように、この展覧会ではゲバルトGewaltを──勃興したての新左翼運動がそうしたように──体制側の暴力に対する反暴力・対抗暴力の謂として取り出し、「制度の暴力に対する様々な抵抗のかたち」を展望するものとなっているようですが、「ゲバルト」という言葉を用いている以上、そこではどうしても内ゲバが問題圏に入ってくることになるわけで、件のゲバルト団体の中に日本の左翼社会運動(史)の研究者がいるようなので、さすがに華麗にスルーしてるってことはないでしょうけど、しばしば日本独特の現象とされがちな内ゲバに対する解像度の高低がそのまま展覧会自体の評価につながるかもしれない? とは思うところ
というか日本における反暴力・対抗暴力はむしろ内ゲバという形でしか(反-)実現しなかったんじゃないかという気もしなくもないんですが──特に左翼運動の退潮期とされがちな1970年代においては、新左翼のみならず旧左翼=共産党においても「新日和見主義者」の粛清という形で大々的に行なわれていたわけですから、これはもう新旧問わない日本の左翼運動の構造的宿痾であると言い切っても、あながち揚言とも言えないでしょうょ さて……
お台場で初の国際芸術祭 「東京お台場トリエンナーレ2025」 の開催が決定(FINDERS) https://news.yahoo.co.jp/articles/f9226587ff945c1ef0fa2eb3989297705358be68?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20240521&ctg=lif&bt=tw_up
で、出〜 「トリエンナーレ」と言いながらこの第一回で終了奴〜? ←←
──という半畳はさておき、お台場が舞台なだけに、(中止になった)世界都市博から30年、青島幸男元都知事も泉下でアチャ〜と思ってそうではありますねェ……
イラン大統領、ヘリ墜落で死亡を確認 同乗の外相も ロイター報道 | 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20240520/k00/00m/030/101000c
さすがにこの一件でイラン独特のイスラム共和制が雪崩式に崩壊へ向かうとは思えませんが、後から振り返ったときにこの一件がターニングポイントだったかもしれないなぁとなる可能性は、あると言えばある。
イランといえば、知人の現代美術家女史が以前テヘランとかで滞在制作してて、帰国してからの個展に接したことがあるのですが、イラン(やパキスタン)の田舎で依然として横行している名誉殺人──男性が親族の女性を家族/一族の名誉を失墜させたカドで殺害してしまう、という──を俎上に乗せたり、テヘラン市内の公園で<censored>した様子を撮影した映像作品を流したりと、ちょっこれイスラム共和制になかなかケンカ売ってますょとヒヤヒヤしたもの(だから最近の中東情勢にかこつけて東京でFree PalestineとかCeasefireとか叫んだり落書きしたりするだけで悦に浸っているような手合いには、普通に冷笑しきり)。本人はまた滞在制作したいと言ってはりましたが、まぁしばらくは無理でしょうね……
大阪中之島美術館の醍醐寺国宝展と桜ミクがコラボ。AR演出やグッズ販売 - トラベル Watch https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1592530.html
醍醐寺国宝展、2024.6.15〜8.25とのことで、木下佳通代展とは若干会期がズレてるんですね。つまり5.25〜6.15の間に行けば無用な混雑に巻き込まれずに木下展を堪能できる、と
初音ミクにどれくらいの動員力が今でもあるのかは寡聞にして分かりませんが、ここで得たARやDLC、観客の捌き方などのノウハウが来年の大カプコン展で活かされればいいんじゃないでしょうか [参照]
好事家、インディペンデント鑑賞者。オプリもあるよ♪