Richard Serra, Who Recast Sculpture on a Massive Scale, Dies at 85 https://www.nytimes.com/2024/03/26/arts/richard-serra-dead.html?smid=tw-share
リチャード・セラ(1938〜2024)。結局彼の生前に、その名を冠した(冠してない)京都市京セラ美術館での個展は開催されませんでしたね
金沢21世紀美術館、2024年度開催の展覧会を一挙紹介! https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/kanazawa2024-news-202403
知らん間に発表されてました。今年後半には開館20周年記念ということで「すべてのものとダンスを踊って─共感のエコロジー」展が開催されるとのことですが、エコロジーをテーマにした展覧会って、ちょっと前に森美術館でもやってませんでしたっけ?
少し前の話になりますが、galerie 16で岸田良子(1949〜)女史の作品集をいただきました。1970年代からgalerie 16で個展を開催し続けている岸田女史ですが、今回の作品集は彼女が2010年から現在まで続けている「TARTANS」シリーズの絵画が、ハガキ大のカードに一点ずつ印刷されているというものとなっています。当方、縁あって一昨年に開催された個展の際に小論を寄稿しまして、当時ギャラリー内に英訳ともども掲示していただいたものでして。今回の作品集にも所収されているので、よろしければどうぞ……
この「TARTANS」シリーズ、たまたま岸田女史の手許にあった図版集に載っているタータンチェック模様を80号サイズにそのまま──作者によるアレンジを加えることなく──拡大して描くというもので、ほぼ毎年5〜6点ずつ発表されている。描く際にマスキングテープとペインティングナイフを多用していることもあって、彼女自身の主観的な手の痕跡というのはほとんど見出せないのですが、そうすることでこれらは印刷された図版集の絵という位相に置かれることになるわけでしてところでこれはジャスパー・ジョーンズによる星条旗や数字の絵とかなりの程度並行しているのではないか。で、今回、作品集という形でそれが図版化されることで、図版→絵画→図版という形で一周回ることになり、コンセプチュアルにオモロいことになっているのでした。
本当に名作のタイトルを一文字変えた「進撃の巨匠」展が福田美術館で開催中ですね https://fukuda-art-museum.jp/exhibition/202309183231
東京藝大油画に現役合格 大谷さん(二水)と池村さん(北陸学院)が2人同時(北國新聞社) https://news.yahoo.co.jp/articles/81311ce8b092b62e98c765205587294f3c895984?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20240322&ctg=loc&bt=tw_up
ぇ藝大油画科って現役でも合格できるんですか!?(←そこかぃ)
ぃゃ美術(史)×ドキドキヴィジュアルモノの最新版なO仮名だモ『へるしーへありーすけありー』の最新回を読んでたら、本当は藝大に行きたかったけど、結局一浪して別の美大に通っている量産型地雷系ヤニカス女子というのが出てたから……
【大阪】今はまだ穴場!国立国際美術館に新OPEN!人気が爆発しそうなカフェ&レストラン(旅人間) https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/52a5cae281211f9e67a3aa78aa58fe51a67644d8
ぁれ知らん間に国立国際美術館に併設されてるレストランの運営者が変わったんですね。まぁ当方は昔から利用したことはないんですが 現在は開催中の古代メキシコ展とのコラボカフェ&レストランとして営業中で、今夏グランドオープン予定とのことですが、そのときには梅津庸一展になってますから、コラボメニューとしてパープルーム丼(パープルーム丼?)とか出るんでしょうか ←←
大阪モノレール「大阪空港駅」に登場するパブリックアートの除幕式に行ってきた/吉村知事に「待ち合わせスポットとして愛称を考えてもらえませんか?」とリクエストしてみた https://toyo-2.jp/archives/post-155791.html
以前からそういうのがそのうちできるらしいとは報じられていた、ヤノベケンジ氏による大阪モノレール大阪空港駅のステンドグラスですが、知らん間に完成してて先日除幕式が行なわれたそうで。吉村知事が出席するなど、なかなかなオオゴトになってたようですが、写真で見る限り、これどうなん!? 感が(ってそれはヤノベ氏のパブリックアート全体に対しても同じことが言えるんですが……)
とはいえ、かかるデザイン的な部分以外にも
見せ場がちゃんとあった/争点をちゃんと構築できていたこともまた、同時に指摘されるべきでしょう。とりわけそれは鏡面に直接ルネちゃんを描いた作品によく現われていた。一般論として、鏡面に描くこととは、それによって鑑賞者を絵の中に映りこませ、見る/見られるという(非対称的な)関係を可視化して、見る側の欲望を露わにさせることが意図されるものですが、都築氏の場合、キャラデザのモードがモードなだけに、見る側(ヲタ)の欲望がさらにヴィヴィッドに可視化されることになる──「マジもんのキャラデザ」が受容層の欲望をいかに正確に反映し、場合によっては先取りするかが争点となってきたことに注目すべきでしょう。かかる「マジもんのキャラデザ」が持つ欲望喚起力をいかに換骨奪胎するかが、少なくともゼロ年代〜2010年代においてはキャラクターアートのトレンドとなっていたことが思い出されます。
単純にルネちゃんを愛でるも良し、彼女を通してマジもんと現代アート(あるいはヲタク文化×ストリートカルチュア)とのmarriage/divorceに想いをはせる──ちょうど近所の京都市京セラ美術館で村上隆展が開催中ですし──も良し。24日まで。
KUNST ARZTで開催中の都築匠「ルネちゃんといっしょ」展。
成安造形大出身で、現在は某ゲーム会社で働いているという都築匠氏、同所では一昨年に続いて二度目の個展とのことですが、当方は氏の作品には初めて接します(爆)。
今回は都築氏の一次創作キャラ“ルネちゃん”を主人公に、彼女がいる日常風景を描いたりいろんなコスで描いたりキャストオフしたりした平面作品が並んでいました。やはりここで注目すべきなのはルネちゃんのデザインセンスのガンギマリっぷりでして、こういうキャラクターアートにありがちなこれは現代アート、もしくはヲタク文化×(広義の)ストリートカルチュア向けにカスタマイズされたキャラデザであるというエクスキューズがほとんどないものだから──特にルネちゃん差分集みたいな絵画に描き加えられていた、ネコミミをつけて等身も縮めたネコルネちゃん(仮)にそれは顕著でした──、ぅゎこれマジもんやんwwwとなかば震撼しながら見て回ったのでした。マジもんをギャラリーで見る機会って関西でも最近はまぁまぁありますが、都築氏のもその例に漏れず。
Didthis……?
個人サイトの再来なるか、趣味の記録に特化したメモブログサービスをMozillaがリリース【やじうまWatch】 - INTERNET Watch https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1577361.html
好事家、インディペンデント鑑賞者。オプリもあるよ♪