大阪中之島美術館の醍醐寺国宝展と桜ミクがコラボ。AR演出やグッズ販売 - トラベル Watch https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1592530.html
醍醐寺国宝展、2024.6.15〜8.25とのことで、木下佳通代展とは若干会期がズレてるんですね。つまり5.25〜6.15の間に行けば無用な混雑に巻き込まれずに木下展を堪能できる、と
初音ミクにどれくらいの動員力が今でもあるのかは寡聞にして分かりませんが、ここで得たARやDLC、観客の捌き方などのノウハウが来年の大カプコン展で活かされればいいんじゃないでしょうか [参照]
展覧会めぐり、本日は京都。galerie 16→京都写真美術館ギャラリー・ジャパネスク→KUNST ARZT→ギャラリーモーニング→半兵衛麩五条ビル 2FホールKeiryuと見て回りました [添付: 5 枚の画像]
しかしそれにしても
「イノゲート大阪」って──InnovationとGateを悪魔合体させたネーミングと聞きますが──猪飼野もとい異界への門感があって、若干ゃ
QT: https://fedibird.com/@wakalicht/112454357385341213 [参照]
『ジョジョ』作者、大阪駅の西側にアート展示 パブリックアート制作に初挑戦!テーマは「噴水小僧」【コメントあり】 | ORICON NEWS https://www.oricon.co.jp/news/2327304/full/
7月31日に西梅田にオープンするイノゲート大阪に設置されるとのこと。同ビルにはほかにも様々なパブリックアートが置かれるようで。 大阪あるあるだと荒木飛呂彦御大以外は地元ローカルのグラフィックデザイナーやイラストレーターが占めるところですが、さて……
ギャラリー白kuroで開催中のTRIO EXHIBITION「中澤」展。
中澤てるゆき(1958〜)、福田新之助(1959〜)、浜本隆司(1957〜)各氏によるユニットTRIO EXHIBITIONの新作展となっています。三人ともそれぞれ1980年代から現在に至るまで長年にわたって美術家として活動を続けていますが、ソロ活動と並行して1983年にTRIO EXHIBITIONを結成し、ギャラリー白を中心に様々な展覧会を開催して1992年にいったん休止したものの、2020年に復活して現在に至っている。昨年(2023年)には結成40周年を迎えました。
そんなTRIO EXHIBITION、今年のテーマは「中澤」ということで、メンバーの一人である中澤てるゆき氏をフィーチャーするといった趣となっていますが、様々な形で中澤氏自身をポップにコンテンツ化して遊んでいくというものとなっておりまして、その遊び方というかハメの外し方にぃゃフィーチャーってそっち方面でかぃと思うことしきり。ことに中澤氏の姿をねんどろいど(←ねんどろいどではない)風に立体化した《ナカザワミニ》には頭抱えて笑。
「個人」の自由と尊厳が宙吊りになり、やがて急速に地に堕ち、泥の中に「埋葬」される夢を見た。浅い眠りから這い出した原色の瞳を持つ君は、何度も自分に賭けてみる。絶え間なく、活き活きと「生きる」為に。「遊戯としての国家」(←TRIO EXHIBITIONが1983年に初めて開催した展覧会のタイトル──引用者)から時を経て、現実に存在する一人の人物をモチーフに、拡張された表現の領域に入る。「中澤」(展覧会DMより)今回の、一見してハチャメチャなハメの外れっぷりの底には、メンバーの誰かが見た(?)《「個人」の自由と尊厳が宙吊りになり、やがて急速に地に堕ち、泥の中に「埋葬」される夢》があると、ここで語られていることに注目すべきでしょう。この「夢」は明らかに現実のSNSにおける社会的な「夢」であり、そこにおいて個人はコンテンツたらざるを得なくなっているわけですが、TRIO EXHIBITIONがここでかかるコンテンツ化になかなかな規模でブッ込んでいることに、私たちはもっと驚くべきなのかもしれません。というか、こういうことは本当は20代あたりの若手アーティストが率先して行なうべきことではないのか、という憾みもないではないのですがでも若手ほど「人権」とか「人間のコンテンツ化・商品化は良くない」とかもっともらしいことを言って、かかる「拡張された表現の領域」から逃げてるんですよねぇ
この「ワルシャワ。灰の中から甦る不死鳥」展については、
日本におけるポーランド現代美術研究・紹介の第一人者である加須屋明子京都市立芸大教授が初日の様子を自身のInstagramで報告していましたが( https://www.instagram.com/p/C51sy-0y_GB/?igsh=MTZiNHowdHF6MWZ4Mw== )、駐日ポーランド大使に加えてワルシャワ蜂起博物館の館長氏も来日するなど、パネル展にしてはエラい気合いが入っていた様子。いかにワルシャワ蜂起が民主化後のポーランド現代史の原点とされているかが伝わってくるところですが、実際、ここにおいて強調されていたのは、ワルシャワ蜂起が単純な市民vs占領軍という側面にとどまらない多面性を持った出来事であり、そうであるがゆえに現在をも逆照射しているという事実である──それはとりわけ、vsソ連/ロシアという側面において強烈に立ち現われてきている。現在に至るまで、このときソ連軍はあえて西進を遅らせてドイツ軍に鎮圧させることでポーランド人の自発的な国家再建の芽を摘み取り、大戦後のイニシアティヴを独占したという説が有力ですし、ソ連による戦後の社会主義化の過程においては蜂起に参加した者が逆にナチへの協力者と決めつけられ処刑されたという。
一般論として、国民国家が顕揚し、市民/国民が共感するのはえてして悲劇や苦難の記憶だったりします──共感compassionという単語自体が受難(passion)の共有というニュアンスを強く帯びていることに注目すべきでしょう──が、してみるとワルシャワ蜂起は、まさに鎮圧させられた蜂起であるがゆえに、より強く共有されるべき市民/国民的記憶となったと言えるでしょう。
蜂起兵の夢であった、独立したポーランドと自由なワルシャワは現実のものになりました。ワルシャワは地図からその存在を消そうとするあらゆる企てを許しません。というパワーワードは、記憶の政治学というべき位相におけるワルシャワ蜂起博物館という場所が持つ性格を端的に自ら説明しています。しかもその記憶は一国的なものではなく、記憶の国際政治学というべきものの中で、何度でも転位され、回帰してくることになる。直近だと、ロシアのウクライナ侵攻が該当するでしょう。無論、この「ワルシャワ。灰の中から甦る不死鳥」展もまた、そのような国際政治学の一側面となっていることには、接する側も自覚的でなければなりません。
森ノ宮にあるピースおおさか(大阪国際平和センター)で開催中の「ワルシャワ。灰の中から甦る不死鳥」展。
第二次大戦末期の1944年に、ナチスドイツ占領下のポーランドで起こったワルシャワ蜂起から今年で80年を迎えるのを機に、同国にあるワルシャワ蜂起博物館の協力のもと企画された展覧会となっています。
1944年8月1日、西進するソ連軍に呼応して、ポーランド亡命政府のもとで地下活動を続けていた軍人と市民有志たちが蜂起し、一時はワルシャワ市内に解放区を作るも連合国の支援を思うように得られず、数ヶ月後にナチスドイツによって鎮圧されてしまう(その後、ワルシャワ市は徹底的に破壊され、1945年1月にソ連軍が制圧したときには、住民は1000人ほどしかいなかったという)──ワルシャワ蜂起について超大まかに述べると、以上のようになるでしょう。ポーランドでは1989年の民主化以降改めて共有されるべき市民/国民的記憶としてクローズアップされるようになり、当時のワルシャワ市長でその後大統領になるレフ・カチンスキ(1949〜2010)の肝煎りのもと、2004年にワルシャワ蜂起博物館がオープンしている。で、今回の「ワルシャワ。灰の中から甦る不死鳥」展は、このワルシャワ蜂起とその前後の歴史を、同博物館の監修のもとに制作された二十数枚のパネルによって紹介していくというものとなってまして、言わばワルシャワ蜂起入門編といった趣。戦史ヲタやドイツ軍orソ連軍専攻のミリヲタにとっては既知のことばかりかもしれませんが、そのどちらでもない者としては非常に勉強になりました。7月14日まで
展覧会めぐり、後場はOギャラリーeyes→BEAK 585 GALLERY→ギャラリー白&白3&白kuro→天野画廊→gekilin.→SUNABA GALLERY→アトリエ三月と見て回りました [添付: 10 枚の画像]
特別展「異文化は共鳴するのか?大原コレクションでひらく近代への扉」 https://artexhibition.jp/exhibitions/20240511-AEJ2046973/
開催中〜2024.9.23。《「大原美術館独自の近代美術再検討」、「文化交流の視点に沿った新たな展示」、「作品と資料による時代相の再現」》を軸としたキュレーションのもと、4章にわたって展開されるとのこと。国立西洋美術館でのアレ(アレ?)に較べたら、よっぽど好ましい仕上がりになってるかもしれない?
大阪芸大グループに「大阪医療大学(仮称/設置構想中)」https://twitter.com/oua_journal/status/1789843135939387892?s=46&t=HVpKYwTPKrcFmeLhJHBABA
学校法人塚本学院が、2026年開学予定で準備を進めていることが公表されました。5月8日の読売新聞朝刊に全面広告で告知されています
脱構築研究会オンラインジャーナル Suppléments https://decon.fpark.tmu.ac.jp/pg1035.html
のん『神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond』に招待アーティストとして出展決定!「ぜひ、かき乱されに来てください」(THE FIRST TIMES) https://news.yahoo.co.jp/articles/fe057bea070f881e73b0066881285888d75140d2?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20240511&ctg=ent&bt=tw_up
記事を瞥見してなんぞこれェ…… 感がきららMAXでしたが、ex.能年玲奈ことのん女史、7年ほど前からアーティスト活動も並行して行なっており、近年はとりわけリボンを多用した作品を作り続けているらしい。見たところ芸能人による現代美術(現代美術?)としてはピーキー度が高い方のようにも思われますが、さて…… 今年の神戸六甲ミーツ・アートは2024.8.24〜11.24。
美大生の女の子が世界一のエロ絵師を目指して奮闘するマンガ『ももいろモンタージュ』が最終回を迎えてました 作者の人、岐阜市にある田口美術なるギャラリーに所属(?)してるようで、当方は一昨年の神戸アートマルシェで作品──ディスプレイに出力されたキャラ絵のヌード画でした──に接したことがありますが、連載も終わったことだし、今後は美術方面の活動も再開するんでしょうか。田口美術側はノリノリだったようですが
https://twitter.com/mangatimekirara/status/1782789274347171864
好事家、インディペンデント鑑賞者。オプリもあるよ♪