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弘前れんが倉庫美術館で見る⼤巻伸嗣。青森の地でたどり着いた死生観を体感する https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/27052

青森で感じた深い自然と精神世界。『大巻伸嗣—地平線のゆくえ』@弘前れんが倉庫美術館|Pen Online
https://www.pen-online.jp/article/013211.html

「大巻伸嗣—地平線のゆくえ」(弘前れんが倉庫美術館)レポート。太古から未来へつなぐ、命のリレーション
https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/shinji-ohmaki-report-202307

主に中京圏で活動している大巻伸嗣(1971〜)氏の個展が弘前れんが倉庫美術館(青森県弘前市)で4月から開催中とのことで、関連記事をまとまった形で拝読。当方は大巻氏の作品にはいまだに接したことはないんですが(爆)、美術予備校時代に氏に教わっていたというアーティストの加藤巧氏からその頃と、予備校を出た後も会ってアドバイスを多く受けた話を聞く機会が以前あり、そこで中京圏における氏の存在感の大きさを力説されたもので、それ以来気になる作家ではあり。

弘前での個展は10月9日までとのことですが、その後2023.11.1〜12.25に国立新美術館での個展を控えているそうで(
https://www.nact.jp/exhibition_special/2023/ohmaki/index.html )、当方が行けるかどうかはともかく……

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ひとはなぜ、働きたくないのか?
我々はその答えを求めて、アマゾンの奥地に飛んだ。
:t_hatarakitakunai:

デパ地下に買い物に行った帰り、地下道のウィンドウで地元の写真愛好家や切り絵サークルやらが設営してるのを 。遠巻きに眺めてると、なんとかして自作を「映え」させようとしているオッサンがおり、声が大きい人がいつの間にか仕切るようになるのってあるあるだよなぁと思いつつ、この一部始終を記録したら──サイモン・フジワラや田中功起氏の文脈を踏まえた──映像作品としてオモロいんじゃないだろうかと思ったのでした :blobcatnervous2:

(まぁでも作品化できたとしても、サークルという場における権力(の不均衡)の発生を記録するという性格上、盗撮しないといけなくなるから(ry :sticker_dangerous_items:

おやすみすきー(←misskeyではない) :dizzzy:

アレまた見てみたいんですけどね──(藤田嗣治《アッツ島玉砕》で知られる)アッツ島をフィールドワークしてきたという態で、実は利根川の河川敷をそれっぽく撮ってただけだったという映像作品。当方は2015年に東京都美術館で開催された「戦争画STUDIES」展で接して、これどう反応したらええねんw となったもので :ablobcatgooglymlem:

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「笹川治子 中村研一作品とともに届けられた色」展|2023.9.2〜11.5|小金井市立はけの森美術館(東京都小金井市)

昨日(笹川氏を取扱作家としている)Yoshimi Artsからフライヤーが届きました。以前から同ギャラリーで何回か個展を開催してきた笹川治子(1983〜)氏ですが、国内の美術館での個展は初めてのようで。「戦争とメディア」、もう少し具体的に言うと「人は(戦争について)メディアからどのように影響を受けるのか」をテーマに、ときにそうした問題設定が言外に要求するようなシリアスさを軽やかにいなすような作風で多様な作風で制作を続けている笹川氏だけに、戦争画でも知られる洋画家中村研一(1895〜1967)との時空を超えたコラボがどう超展開されるか、気になるところではあります。なお会場の小金井市立はけの森美術館はその中村の邸宅を再利用しているそうで、アウェイ度が高い会場で彼女のいなし芸がどこまで通用するかも注目ポイントかもしれません

──自分専用鯖、当方も「いつかは、クラウン」的な感じでやってみたくもありますが、ITに無関係な仕事をしている者が片手間にできるものなのかという思いもありますし、現状で特に不満もないですし :blobcatnervous2: <BT

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Mastodonのお一人様鯖を立ててみることにした理由と、3日目の段階ではありますが実際にお一人様鯖を運用してみて思ったことをまとめてみました。
とりあえず雰囲気でやってる感じだけど、自分専用ならではの快適さはある気がしています :meow_blobcat:

#ブログ更新

midori-biyori.com/archives/mas

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瞠目した作品の画像をいくつか。これらの作品においては、例えば(氏のトレードマークとなっていた)ハイライトを欠いた目が「+」っぽい記号や染みっぽい何かに置き換わっていたり、あるいはストロークが薄塗りはそのままながら自由度が増して強調されたことで、もはやキャラクターに結実しなくなったりしていました。かように、むくけも氏が狭義のキャラクターアートからゆるやかに(?)絵画≒ペインタリーなものへと逸脱しつつあることがより明確になった感がある一方、そうしたペインタリーなものを描くためにキャラクターを、というか、「キャラクターを描くこと」を変えようとする指向もかいま見え、そこが伸びたらさらに面白いことになるだろうなぁと思わされたのでした。明日まで(って、明日の関西は台風が直撃するので、実質今日まででしょうね)。

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中崎町にあるアトリエ三月で開催中のむくむくしたけもの「OK、そのまま」展。各地で旺盛に出展しているむくむくしたけもの氏(以下、むくけも氏)ですが、アトリエ三月での個展は一昨年以来二度目となります。

そんなむくけも氏の作品、薄塗りでハイライトを欠いた目──最近のマンガにまま見られる、ぽか〜んとしたときに描かれる漫符を想起すると分かりやすいでしょう──が特徴的な、少女でも少年でもあるような存在が主なモティーフとなっており、ここだけクローズアップするといわゆるキャラクターアートの一種であると言えるのですが、しかし今回の出展作を見てみると、いくつかの作品において狭義のキャラクターアートから逸脱した描写を見せており、瞠目することしきりでした。

開廊10周年記念展 Vol.2 泉 茂「Newly Discovered Works」2023年9月15日(金)~10月8日(日) thethree.net/exhibitions/6265/

大阪のthe three konohanaとYoshimi Artsは近年、画家・版画家の泉茂(1922〜95)を共同で継続的に取り上げていますが、その第四弾となる展覧会が両ギャラリーでほぼ同時期に開催されます。上記はthe three konohanaでの日程で、Yoshimi Artsでは2023.9.13〜10.1の開催となるとのこと。今回は最近新たに見つかった泉の未発表絵画作品のほか、彼が長年教鞭を取っていた大阪芸術大学秘蔵の資料が展示され、両ギャラリーのギャラリスト氏+福元崇志(国立国際美術館主任研究員)氏の寄稿による小冊子が配布されるそうです

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この展覧会ではその顕著な例としてラオス館(の万博後)と古河パビリオンがあげられています。ラオス館は万博終了後長野県諏訪市に移築されて昭和寺となり、館内にあった釈迦如来立像やラオス仏教特有の(?)木造の鐘──ちなみに同展来場者は自由につくことができる(素朴な味わいの音でした)──ともども現役だという。また古河パビリオンは創建当初の東大寺に建っていたという七重塔をモティーフにしており、実際に東大寺から僧侶を招いて法会が行なわれることもあったとか。これらの事例が示しているのは、大阪万博が

博覧会における仏教イメージが、オリエンタリズムから宗教的意味を帯びる存在へと変化したという点において、画期的な万博だった(同展フライヤーより)
ことであり、それは同時に、信仰や宗教性といったアウラをともなうもの・ことと「あくまで物質として機能し、おおよそ信仰とはかけ離れた存在」とが弁証法的に統合されたということでもあるのかもしれません。

いささか雑に言うと、ここにおいて、歪な形ながらも万博(≒近代化)と仏教とは謎の和解を果たしたことになる──それは日本における仏教界(や宗教界)が大阪万博に対しておおむね冷淡であったとしても、そうなのです。そのことによって、(セルフ)オリエンタリズムによって/をめぐって駆動された近代化のプロセスが部分的にせよ無効化されたという点においても、やはり大阪万博は近代日本の特異点であったと言えるでしょう。「万博と仏教」から得られる射程は、実は案外広くて深い。12月25日まで。

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かかる観点から見たとき、大阪万博が画期的だったのは、仏教が表象におけるナショナルアイデンティティとして(欧米&日本政府によって)一方的に使用されるのとは違った提示/受容のされ方をしたことである

これまでの欧米における万国博覧会では、あくまで物質として機能し、おおよそ信仰とはかけ離れた存在であった仏教関係の展示物が、大阪万博では多くのアジア諸国からの来場者に、信仰の象徴が展示された空間として受け止められたのです(同展フライヤーより)
もちろん、ナショナルアイデンティティとしての仏教イメージという側面は完全に払拭されたわけではなく、それは相変わらず日本館の展示のフレームワークを強く規定していた(この展覧会では当時日本館に展示されていた仏像のレプリカ群が再出展されています)のですが、「信仰の象徴が展示された空間」という側面が強く出ていたパビリオンももう一方ではあり、そこでは万博と仏教との間のただならぬ関係性が露呈していたのではないか、というわけですね。

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髙島屋史料館で開催中の「万博と仏教」展。万博という場における仏教のイメージの変遷を、宗教学者で和光大学講師の君島彩子氏の監修のもと、明治政府が初めて参加したウィーン万博(1873)から大阪万博(1970)まで振り返るというもの。19世紀〜20世紀前半の欧米各地での万博においては、日本館で寺院テイストの建築が採用されたり仏像がメインコンテンツとなっていたことはよく知られており、それは欧米における日本に対するステレオタイプ(=オリエンタリズム)を内面化ないし先取りしたセルフオリエンタリズムであったと現在の視点からは整理できるでしょう。それだけならよくある話なのですが、かかる万博における表象(の政治)が日本の近・現代仏教にどのような影響を与えることになったのかが射程に入っていることに、この展覧会の独自性が存在する。

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【新連載】クリティカル・シーイング:新たな社会への洞察のために #1 美術批評はかつてないほど重要である。「つくることの思想」としてのこれからの美術批評に向けて(文:石川卓磨) tokyoartbeat.com/articles/-/cr

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【本日お救いした文物】一ノ瀬けい『花唄メモワール』第1巻(芳文社)、梶井スパナ『明日もまた勇者のとなり』第1巻(KADOKAWA)

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井上裕加里の新作-近作について - みづェ…… atashika-ymyh.hatenablog.jp/en

井上裕加里「堆積する空気」展 - みづェ…… atashika-ymyh.hatenablog.jp/en

──手前味噌ながら、当方が以前書いた井上氏についての記事をあげておきます。
QT: fedibird.com/@wakalicht/110865
[参照]

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第2回白髪一雄現代美術賞の受賞者が決定しました!|尼崎市公式ホームページ https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/manabu/art/1025055/1034601.html 尼崎市が昨年から始めた白髪一雄現代美術賞、第2回の受賞者は井上裕加里(1991〜)氏...

第2回白髪一雄現代美術賞の受賞者が決定しました!|尼崎市公式ホームページ city.amagasaki.hyogo.jp/manabu

尼崎市が昨年から始めた白髪一雄現代美術賞、第2回の受賞者は井上裕加里(1991〜)氏に決まったそうで、今知った(爆)。当方、以前から彼女の仕事には継続的に注目しておりますが、《世界の女性の地位の問題をテーマとした作品を作成されています》という紹介は、確かにそれはそうなんだけど、メチャメチャ不穏な作品も唐突に出してきはるからなぁ…… と若干ゃ苦笑するところ :blobcatnervous2:

来年度中に市内にあるA-LABで受賞記念展が予定されているそうですが、穏当な作品でまとめるのか、不穏な作品を投げ込むのか、気になることしきりではあります :blobcatthink:

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