抽象絵画のこと、ずっと知りたかった。[後編]|MONONCLE https://mononcle.art/story/page-15626/
アーティゾン美術館で開催中(〜8.20)の「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ」展の紹介記事。後編ではサム・フランシス(1923〜94)の息子で画家のフランシス真悟氏と、猪熊弦一郎(1902〜93)に造詣が深い編集者の岡本仁氏のインタビューを交えて構成されています。
その岡本氏のインタビュー、猪熊に先んじて渡米していた岡田謙三(1902〜82)にも触れていたのが印象的。岡田が向こうで唱えた(?)「ユーゲニズム」については、日本のモダンアート史の中で触れられる機会がやけに少ないし、この展覧会でも結局作品が出展されてないようですが、日本の戦後美術と欧米のそれとの関係を再考するに、またしても「語られないことでその存在感を示す」ことになっており、でもそろそろまとまった回顧展がなされるべきではあるわけで。岡本氏のインタビューは、そうした未決の問いにこの展覧会もまた開かれてあることを示していたと言え、なかなかGJ
QT: https://fedibird.com/@wakalicht/110631104760674999 [参照]
呪術の人形から村上隆のアートまで。日本の人形文化を考える「私たちは何者? ボーダレス・ドールズ」が渋谷区立松濤美術館で7月スタート https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/infinite-world-of-japanese-dolls-news-202306
開催中〜8.27。どのジャンル/サブジャンルでも古代から現代までを通史として語る展覧会というのはますます難しくなっている昨今ですが、そんな中でも例外的に(?)蛮勇が振るわれている感がありますね。記事を見る限り、村上隆氏のフィギュア作品が終章を飾っているようですが、今やフィギュアの時代も過ぎ去りつつあり、代わってぬいぐるみとアクリルスタンドが全盛期を迎えつつあるところまではさすがに展示されてはいないんでしょうけど(←仕方ない)。
【やじうまPC Watch】日本独自の「巨大ロボット」とは何か?「日本の巨大ロボット群像」展覧会開催 - PC Watch https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/1511965.html
アニメなどにおける定番ジャンルな「巨大ロボット」に焦点を当てた展覧会、この9月に福岡市美術館で始まるのを皮切りに横須賀美術館に巡回、京都にも来夏巡回するかも、とのことです。
この手のアニメ系の展覧会においては原画やセル画、あるいはそこに至るまでのメモ群などが出展されるものですが、今回のこの展覧会を駆動しているのは
それ(「本物の巨大ロボット」という脳内の認識──引用者)をどうやって取り出すか。原画をいくら並べてもダメ。ロボットは巨大だと信じさせているアニメのシステム、映画のシステムを美術展で展示することの意味を真面目に考えた。という認識だそうで、この手のアニメ系の展覧会において依然としてひとつの極点を成している「富野由悠季の世界」展とはいささか異なるアプローチからキュレーションしているという感じでしょうか。さて……
若干ゃ
Metaが開発するTwitter似のアプリ「Threads」7月6日に公開へ https://news.livedoor.com/article/detail/24544784/
みんな(みんな?)、あさってのリリースにwktk(←死語)だったり戦々恐々だったりな「Threads」ですが、インスタグラマーがテキストベースのコミュニケーションにそこまで重きを置くかぁ? という根本的な疑念がなくもなく (←ド偏見) 実際、当方のようなヌルいinstagramユーザじゃない──仕事でどうしても必要としている──ガチユーザほどThreadsが成功するとは思えないと語っておりまして、さて……
[はならぁと2023]こあエリア キュレーター決定のお知らせ https://hanarart.jp/news/archives/1806
毎年奈良県のどこかで開催されているはならぁと、今年は宇陀松山地区(奈良県宇陀市)が「こあエリア」となり、キュレーターに長谷川新氏が決定したと3月に発表されてたのをさっき知った、という
同地区は数年前にもはならぁとに開催エリアとなっていて、大阪でthe three konohanaを運営しているギャラリストの山中俊広氏がディレクターを務めていた頃に一度うかがったことがありますが、近鉄榛原駅からバスで向かうというのが最もオーソドックスでしょうか。会期も出展作家もまだ発表されていないのでアレですが
井田幸昌は、なぜ画家になったのか。ひたすら「手」を描いた中学時代 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン) https://forbesjapan.com/articles/detail/64235
京都市京セラ美術館で9.30〜12.3に個展「Panta Rhei/パンタ・レイ−世界が存在する限り−」展を開催する井田昌幸氏の紹介記事の第1回。地下鉄東山駅内にある同美術館の年間スケジュールを見るたびにこれ誰? となることしきりだったんですが 、とりあえず何者なのかは分かりました。しかしそれにしても、紹介された経歴や掲載されている媒体などを勘案すると、これ第二のユージーn(ry
Twitter、ログインしないと何も表示できない状態に 「一時的な緊急措置」とマスク氏 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2307/01/news055.html#utm_term=share_sp
「一時的な」が半永久的に続くのはよくあることですが、これはどうなんでしょう……
毛利眞美の作品、5.22〜6.17の日程で、京橋(東京の)の南天子画廊&Art Space Kimuraで展示されてたらしい
https://twitter.com/nantenshi1960/status/1665958615000440832?s=46&t=HVpKYwTPKrcFmeLhJHBABA
抽象絵画のこと、ずっと知りたかった。[前編]|MONONCLE https://mononcle.art/story/page-15575/
アーティゾン美術館で開催中(〜8.20)の「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ」展の紹介記事。この前編では会田誠、杉戸洋、堂本右美各氏によるインタビューやエッセイを交えており、意外と(失礼!)読ませるものとなっています。後編は7月5日更新予定。
特に──同展に出展されている堂本尚郎(1928〜2013)の作品についての──堂本右美女史のインタビューは、彼女の母で画家の毛利眞美(1926〜2022)の評伝として先日上梓された高見澤たか子『ふたりの画家、ひとつの家 毛利眞美の生涯』(東京書籍)のパブリケーションを兼ねつつ、この記事の中でも他二氏と較べて多くの紙幅を割いており、同展に毛利の作品は出てないけど、近代絵画・抽象絵画史におけるジェンダーギャップに目を向けさせるものとなっていました。これを読んでからアーティゾン美術館に行くのが吉なのかもしれません(当方は見に行けませんが )
展覧会「京都画壇の青春」京都国立近代美術館で、新世代の画家たちの奔走と明治末~昭和頭の日本画を紹介 https://www.fashion-press.net/news/105293
2023.10.13〜12.10、京都国立近代美術館。「栖鳳、松園につづく新世代たち」というサブタイトルのもと、土田麦僊、小野竹喬、野長瀬晩花、岡本神草etcがフィーチャーされるようですが、そう言えばこの会期中だと、向かいの京都市京セラ美術館で竹内栖鳳展をやってますね(2023.10.7〜12.3)。チケット購入時に片方の半券提示でもう片方がちょっと安くなるとか、そういうキャンペーンがあればいいんですが
好事家、インディペンデント鑑賞者。オプリもあるよ♪