展覧会めぐり、本日は大阪。Oギャラリーeyes→BEAK 585 GALLERY→igu_m_art→ギャラリー白&白3&白kuro→天野画廊→gekilin.→ギャラリー百→KEN FINE ART→SUNABA GALLERY→Y art galleryと見て回りました
【レビュー】「跳躍するつくり手たち」京都市京セラ美術館で6月4日まで “対話”を生み出す作家達の次世代へのメッセージ https://artexhibition.jp/topics/news/20230419-AEJ1335897/
──まだもう少し会期はあるようですが、見に行けるでしょうか……
「ZINEおかけん」というのが頒布されるらしいですが、「おかけん」が岡﨑乾二郎氏のことなのは分かってはいても、大阪にいるとどうしてもおかけんた(漫才師+アートコレクター)を連想してしまいまして
やんツーインタビュー「アートは資本主義に抗うための唯一の方法」:Why Art? https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/why-art-yang02-202304
「栗木義夫 CULTIVATION-耕す彫刻」展|開催中〜6.25|清須市はるひ美術館(愛知県清須市) http://www.museum-kiyosu.jp/exhibition/kurikiyoshio/
──長年、中京圏で平面/立体にまたがって活動してきているという栗木義夫(1950〜)氏の個展。先日加藤巧氏にお会いした際にオススメされ、全く存じ上げない美術家なのではるひ美術館のサイトなどを瞥見しましたが、制作活動のかたわら、長らく名古屋の河合塾で講師を務めていたそうです。
サイトでの作家紹介では「長年、美術予備校で講師を務める」とサラッと触れられてますが、「絵画王国」と呼ばれ、実際、奈良美智(1959〜)氏を筆頭に多くの画家を輩出していた70年代後半〜90年代前半の名古屋のアートシーンにおいて、かかる状況を教育者として下支えしていたことになるわけで、同展においてその側面にどの程度光が当てられるかは定かではないですが、かような美術家の業績を今取り上げる意義は大きいと言わなければならないでしょう。うまく日程をfixできれば、見に行きたいところ。
pixivが規約改定へ 特定クリエイターの画風・作風模倣した作品に規制 https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2305/02/news142.html
──「画風・作風」について、第三者が模倣を云々するというのもたいがいなのに、さらにプラットフォーム側が規制という形で介入するのって、いかがなものか度が高いですな。「柳の下にドジョウは三匹はいる」とは某現代美術家氏の名言ですが、逆に言うと三匹はドジョウを許容しないと美術史に名を残せないということでもあり
出版業界事情:評論誌『レコード芸術』休刊へ 寄稿者が存続求め署名活動も 永江朗 | 週刊エコノミスト Online https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20230516/se1/00m/020/015000c
《クラシック音楽において、良い/悪い、優れている/劣っている、新しい/古い、など芸術的価値判断の基準を提示してきた。それは一方で権威主義や広告クライアントとの力関係など微妙な問題をはらみながらも、ひとつの価値観を形成する知の共有圏でもあったといっていいだろう》《しかし、情報の交通整理や評価、価値基準の提示という役割はまだ残っている》
──まぁクラシック音楽は「クラシック」という言葉が如実に示しているように、「芸術的価値判断の基準」が(権威主義的にではあれ)今なお存続しているんですが、美術はどうなんでしょうね(^_^; 仮に『美術手帖』誌が休刊するとなったとき、執筆者がここまで臆面もなく「情報の交通整理や評価、価値基準の提示という役割はまだ残っている」と言えるかどうか……
【artscape 2023年03月15日号(キュレーターズノート)】絵画について考える──椿昇、李禹煥、佐川晃司の作品から|中井康之 https://artscape.jp/report/curator/10183822_1634.html
改修を機に再評価がなされる、ポストモダニズムとしてのバブル建築 by 平塚桂 https://link.medium.com/TxL1nUD7qzb
好事家、インディペンデント鑑賞者。オプリもあるよ♪