『フィルム時代の愛』をU-NEXTで。意味的なとこはさっぱりわからなかったのだが(なんだよその愛って)わからなくていい映画なのだと教えてくれる第二章の謎のフィルムの魔というかほぼ恐怖映画のパート(なんにも映らないのに謎に怖い)がやたら面白い。90年代の物騒さが(差し入れられるVHSの真ん中にはソナチネが!)断片だけ、ほとんど人が出てこなくて誰かのいた痕跡だけ映る。回り続けるガラス瓶、割れた窓、何かの痕、回り続ける椅子、エレベーター、どこかでみたような不気味なイメージ。が特に話にも繋がってないように見える。なにこれ。
第三章(フッテージに別の字幕をつけることで異なる物語を描く)や第四章(俳優を映さない形で音声では第一章を反復しつつ微妙に捩れを作る)の遊び方は中途半端に意図がわかるので逆にそんなに魅力的には思えなくて、でもこのパートも「なにが映画を映画にするのか」のコメンタリーにはなってる、かも。わかりそうでわからないほうが気持ち悪いのだな。あと第四章は手持ちカメラのグラグラで酔ってあと10分あったら吐いて倒れてたかもしれない…ので短くて助かりました…
わけのわかることが全てではないのだよなー、それが映画なのだよなーとか思った。
今実家にきてるんですが、母のカープ女子度がますますあがっている、楽しそうで何より…
@spnminaco mixiいいですよ!人がいない
やはりいつもよりこっちが混んでますね。あと推しアイスもうひとつ、シャトレーゼのこれもおいしいわよー https://www.chateraise.co.jp/ec/g/g2263507/
アカデミックな背景がありオリジナルの言葉を選んで厳しい指摘をしている「つられない人」枠の文化系女子(この言葉復活しないかな、女子に年齢関係ないし)アカウントは絶対フォローしない(鉄則)。あれは敬意を持って読みに行くもの。
『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』をAmazonで。ど素人のご夫妻が伝統農法の農場を作って10年かけてエコサイクルをつくりあげるまで。
初期投資どんだけ盛大に金積んでくれた投資家がいたんだ(しかも一切関与してないように少なくともこの映画には見せている…)、とか、今回こそラッキーだったけど怪しげな人に騙されてもおかしくなかったよなあとか、頭の中にどんどん意地悪な気持ちが沸き起こってきて、同時に自分のその感情こそが「こういうことをできないと思いこませてくる何か」なのだと痛感するものだった。
自然は調和を志向するけどそれは不調和も込みの調和なのだ、と思考サイクルがどんどん大きくなっていく語り手(夫氏)の言葉には10年をかけてこその説得力があったなー
あとなんか割とビジネス視点で「これくらいのことやるにはステークホルダー増やさないというのが多分いちばん良いんだよなー」というのも思った。農場の仲間は信頼して任せつつも決定権を一切渡してなかったよね、あれで多分正解。指揮系統はひとつ!
こういうことは絶対やらないといけないけど現実的に難しいだろ、痛い目見るに違いない、と思わせているものをみんなで10年前からやってたら変わってたのかもね…とか。色々考えられて面白かったよ。
勝手がわからない