法案が差別的であるという事は間違いないのだが、なぜかと言えば、「日本国籍者と永住者とでは扱いを変える事にある。日本国籍者に対するものに加えさらに過酷な扱いをする事になる。」というのが一つのポイントになる。当然ほかにもポイントはあるが。
話を戻すが、「日本国籍者と永住者とでは扱いを変える事にある。日本国籍者に対するものに加えさらに過酷な扱いをする事になる。」という事は、すなわち、「既に日本国籍者に対するのと同じ事をやっている」という事にもなる。
そこを正確に指摘しなくてはいけない。
なんたって「ずるい」が好きな人達なんだから。
俺たちはずるくない。
ずるいのは永住者に対してのみ更なる懲罰を加える施政者なのだという事。
このままでは死ぬに死にきれない。
岡田一実さんの「醒睡」のこと
岡田一実さんの「醒睡」を読んでる。半分を少し超えたくらい。句集を読むのにかなり時間がかかる方なので、少しずつ。内容については全部読まないと何も言えない気がするけど、まず難しい漢字にルビが振られているのは、とてもいいと思った。もっとたくさん振ってもいいくらい。
「にれかめる」は、俳句に馴染みのない近所の人や、知り合いの農家の人がたくさん買ってくれたのだが、みんな言うのが「漢字が難しくて…」ということ。まず読み方がわからないと、辞書を引き慣れていないともうお手上げで、結局読まれなくなってしまう。だから、せめて辞書を引けるようにルビを多めに振りたいと思っているので、こういう例があると参考になる。
けっこう俳人はルビを嫌うけど、ルビくらいで価値が下がるような俳句は、もともと面白くないのでは?と思う。
慰霊の日までに削除を 牛島司令官の「辞世の句」 高良氏が要望、防衛相は「部隊の判断」
https://ryukyushimpo.jp/news/politics/entry-3182916.html
#ryukyushimpo
「雪華」のHPを更新しました。今月の巻頭句は《鳥帰る空のほつれを縫ふやうに 柊月子》空のほつれは世界のほつれか。鳥が世界のほつれを縫ってくれているというのは、人間の儚い願望かもしれない。
散文置き場には、マブソン青眼「マルキーズ諸島」評(五十嵐秀彦)、堀田季何「俳句ミーツ短歌」評(鈴木牛後)を掲載しています。
松本てふこさんと高松霞さんのトークイベントを見ました。結社に所属しながら、どこかアウトサイダー的な立ち位置なのがいいですね。それくらいがちょうどいいような気がします。hituji-tarou というのは私です。つまらないコメントですみません。
鈴木牛後(すずき・ぎゅうご)。俳句のことなど。ブログ「本日も深雪晴」https://miyukibare.exblog.jp/