記者は日本の配偶者と3人の子供がいるとのことで、充分に当事者ですから、まあ、そう言いたくもなるよな、と思うのですが。
それでも、なんというか、権力勾配が背景にあるよな、と。
ああー、思い出した!
こちらの鋭い指摘をしてた記者さんですね。
”「ここはこんなに美しいのだから」と、私はお年寄りたちに言った。「ここに住みたいという人は大勢いるはずです。たとえば、私が家族を連れてここに住んだら、どう思いますか」。
会議場はしんと静まり返った。お年寄りたちは黙ったまま、ばつが悪そうに、お互いに目をやった。やがて1人が咳ばらいをしてから、不安そうな表情で口を開いた。
「それには、私たちの暮らし方を学んでもらわないと。簡単なことじゃない」
この村は消滅へと向かっていた。それでも、「よそもの」に侵入されるかと思うと、なぜかその方がこの人たちには受け入れがたいのだった。”
この文も、日本の市民であるはずの自分の子供たちを、閉鎖的なムラが受け入れない、という悲しみを綴ったものだと解釈すると、胸を打つものがあるなと。
@upasampada
ああ、この方ですか。
なんかこの記事をもって、「よく言ってくれた!」となるのは…
うーん、どうなんだろう。
まあそれだけ日本のメディアが忖度に塗れていて、西側も日本をさらなる武器庫にしたいから痛烈な批判を避けているところがあるので、そういう”空気”を読まずこれだけの忠告をした、というのは評価に値するのかもしれませんね。
そういった意味からは記者とBBCの矜持を感じないこともないなと。
ちなみに”忠告”と直したところ、”諫言”と書くつもりが”讒言”と書いてしまい、あまりにも酷い誤字だったので削除して再投稿しました。