『幻象録』が刊行されました daydreamletter.amebaownd.com/p
情報がまるでない本『幻象録』についてちゃんと書きました。何の本なの? と思っている方、どこで買えるの? と思っている方など、お読みいただけたら幸いです〜

川野芽生第二歌集(仮) :川野 芽生 | 河出書房新社 kawade.co.jp/sp/isbn/978430903
まだ(仮)なんですがもう予約できるところではできる模様……?

こちらからご注文いただけます。
こちらの版元はAmazonには卸していないのと、ニッチめの本で多分あまり多くの本屋さんには入らないので、オンラインストアか本屋さんで注文するのがおすすめです。
doroshobo.thebase.in/items/863

スレッドを表示

【今日は何の日?】
らいてう忌!

というわけで、『幻象録』(泥文庫)の見本が届きました。思ったより分厚くなりましたね〜。歌壇時評? 文芸評論? エッセイ? 日記? なんて呼べばいいのかわからないけど5年くらい書き続けていたなにかが本になりました。読んでもらえたらいいな。

5/18発売のBRUTUSの特集は「一行だけで」。
私は東直子さんの選んだ四首の歌に返歌をしています。谷川由里子さん、伊舎堂仁さん、青松輝さんとともに。

BRUTUS(ブルータス) 2024年 6月1日号 No.1008[一行だけで。]
amazon.co.jp/dp/B0D2KR6WZX?ref
brutus.jp/magazine/issue/1008/

手書きで一首ずつ歌を書いて紙を会場に撒き散らしながら歩き回るスタイルだったのですが、お客さんが紙を拾って読んでも楽しいしお土産に持ち帰ってもいいようにと思っていろんな書き方をしてみました。
いや8割くらいは、手で書いてるうちに楽しくなってきちゃったからなんですけど。
なので、皆さんが拾った中には、まだどこにも載ってない、その手書きの紙にしか書かれていない歌もあります……。

スレッドを表示

人形歌集IとIIで歌に詠んだひとたちのほとんどはもうどこかのお家に棲家を定めていて、今回の展示に来るひとたちは出来立てほやほやのはじめましてのひとたちが多いので、その中でどの歌を朗読するかは直前まで決まっていなくて、二日間設営にお邪魔して展示の空間が出来上がっていくのを見ながら、歌を選んだり新しく作ったりしました。
ほぼまっさらな状態の会場から見ていて、最初はどの歌もしっくり来ないように感じていたけれど、お人形がひとりまたひとりと箱から出てきて自分の位置を見つけていくと、あ、この子には(別の子から詠んだ)この歌が似合うな、というのが見つかってきたり。
それでも『癩王のテラス』のジャヤヴァルマンと『ヘリオガバルス』のヘリオガバルスの存在感は大きかったので、このひとたちのために歌を書き下ろさないと、となって、この数日で原作を読むところから始めて設営の会場で歌を作っていました。
旧作だけでなく新作が出てきたら嬉しいんじゃない? と思っていたけれど、お客さんにとってはIIも新作なのを途中まで忘れていた……ので、朗読を聞いていいなと思ってくれた歌が、歌集を探しても載ってない、ということもあるかもしれません。それはすみません、最新作なので次巻を待っててください。

スレッドを表示

今日の「鳥葬声宴」で読んだ歌ですが、
・前回の展示に合わせて刊行した『人形歌集 羽あるいは骨』の収録歌
・前回の展示に寄せて、今回の展示に合わせて刊行した『人形歌集II 骨ならびにボネ』の収録歌(新作)
・今回の展示に寄せて、設営に入ってから作った未収録歌(最新作)
が混在しています。

中川多理さんの人形展「白堊——廃廟苑於」の設営にこの二日間お邪魔していました。明日から始まります。行ける人は行って……!
★予約制
■会場|元映画館
■日程|2024年5月10日(金)~14日(火)
■時間|月火:17〜20時、金土日:11〜20時
★各回入替制(混雑を避けるため次の回の10分前にはご退出をお願いいたします)
★5/11(土)イベント開催のため、11時、12時、19時の回のみのご観覧となります。
■料金|1,000円(入場料+ウェルカムティー付)
parabolica-bis.com/SHOP/ev_401

あと会場で「人形歌集」第二弾先行販売します。前回の展示に登場した子たちみんなを歌に詠みました。
短歌の朗読もします。
中川多理展「白堊――廃廟苑於」special event
川野芽生短歌朗読会「鳥葬声宴」
★予約制
■会場|元映画館 
■日程|2024年5月11日(土)
■時間|15:00〜/17:00〜(各回入替制)
■料金|3,000円(展覧会+ウェルカムティー付)
parabolica-bis.com/SHOP/ev_402

中川多理さんの人形の展示(5/10〜14)の中で、多理さんの人形に捧げた短歌を朗読します(5/11)。
これまでわたしがやった朗読では、音楽家の方や俳優の方と共演することが多かったのですが、今回は一人……ではなく、会場にいる人形たちとの共演です。今までとはまた違う試みをしようかな〜と思っていますが、人形たちがいてくれるだけで、わたしの作為なんていらないのかもしれない。
人形がほんとにすごいの……。多理さんの人形展、しばらくは鳥越の倉庫スペースで開かれてたので、こんな広い会場で行われるのは久しぶりです。人形は一度展示を逃すとほとんどはもう会えないから、行ける人は行っとくといいよ……。

スレッドを表示
古いものを表示
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。