明日、成相肇・遠藤麻衣・清水知子の三人で『芸術の悪さ』読書会(オンライン参加可能)があるのを知った。
金子が多摩美准教授ポストを失職して映画業界から追放のも当然だと考える(金子の被害者がまだ続々と発見される気配が川上ツイートからもうかがえる)。
他方、シネフィル批評家は女優・男性俳優に対して「愛でる」ような言説を前世紀からずっと維持していて、おそらく彼彼女らは俳優への姿勢をノーカンにする習性に染まっているのでここを対象化することについて盲点になっている。川上のTwitterアカウントでも大寺がそういう「認識の更新がないミソジニー」の権化のような現れ方になったし、彼が「これだから批評家は」と零すのも、シネフィル批評家の現状としては揶揄ではなくわりと妥当な評になっている。
「女性俳優・男性俳優への言説の全面的更新」が待望されるのだが、ある世代までのシネフィルは(特に在野では)フィルムスタディーズをやらない口実を蓮實から得てしまっている。他方、鷲谷花とか北村匡平(北村は取り上げる対象は古いしシネフィル保守に迎合的だが)がフェミニズム批評経由で俳優への関心を言説にできているが、在野シネフィル層はそういうのを吸収するのを拒否してるんだろう。ある世代までと言ったが現在は「年寄りぶりたい若手」に同じような蓮實憑依チートプレイが増えている。
にゃーん
報道ではジャニー喜多川氏の件への言及が目立つけど、指摘されている点は多岐に渡っていたのね。これが少しずつでも何かが変わるときっかけになるといいのだけれど。
独立した人権機関なく「深く憂慮」国連の部会、LGBTQ差別や男女の賃金格差にも言及 | ハフポスト NEWS https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_64cda188e4b0560dda033891
この一連のツリーにはなるほどと思った。
"これに関しては、私は「本来は〝2丁目〟や〝ゲイバー〟というクローズドな場でのみ求められウケていたポジショントークがメディアでウケたのがマツコという存在であり、普遍化していったことでポジショントークという前提が薄れ今の世の中や感覚との齟齬が出てきているのが問題」と思ってます。"
https://twitter.com/youkik444/status/1687644513483784192?s=20
県庁所在地以外の一定規模の都市をピックアップする、という着眼がすごく面白い。
https://twitter.com/kinokuni_fox/status/1687422617064779776?s=20
あまり書き物ができてない。