『大洪水の前に』特装版企画は、注目も非難もそんなに出てないわけだが(その意味では失敗した?)、Versoみたいに悪ノリ企画をやったら滑ったってやつだろうな https://twitter.com/marginaliaBS/status/1678778092138156032
ユリイカ奇書特集、橋本さんのを瞥見。「SFがメインの人ほど、センスオブワンダーを基準にすることから離脱気味になる」件として考えさせられた。
というのは、ワンダー、奇妙(ストレンジ)、異常、などのラベルとニーズは、外からの周縁化と差別の視線の裏返しにもなりやすいのと、どのジャンルでもそこに常駐すると「ジャンル内のわりと普通な秩序や配分」の方が意識を占めるからだろう、しかしそこには達成もあり…といったジレンマが起きるからなんだろう。これはアニメで漫画でもウェブ小説でも起きそうなやつだなとか考えた。
よく人から「なろうは軽薄な見かけこそが達成なのでは?」と、二周目三周目みたいな認識として言われるんだけど、この視点は外から見える界面での認識に鍵が見出すものなんだろう。あるジャンルの内部観測もまたあまり当てにならないかもしれんという示唆がある。
杉田がミスター村上noteでキレて「これがリベラルの傲慢さだ!」などと言ってるが、あれこそが杉田のミソジニーなのでは。
あまり書き物ができてない。