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女騎士ミームは「くっ殺せ」とセットだから、ポルノミームなんだけど、青井タイル作品では、女騎士の表情をOFFにしてリアクションでエロくする手を遮断してるのと、武士っぽく伸ばす。これにより、「女騎士さんが日本文化スゴイを語る」の植民地主義的テンプレを避け、むしろ女騎士さんの高潔さが輝く反転持ち込む。

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朴夏辰の大島弓子『毎日が夏休み』論おもしろーい(『In-vention』創刊号、2013)。毎日が夏休み、『家族ゲーム』よりラディカルな感じなんだな。
この人はベケット論で博士号とったのかな

バービーが人間世界に来るときの違和感や主題系は、この種の模索と合流させてしまえばいい、と思いつつ映画バービーを見た。

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やっぱりこの漫画が現在の「女騎士、日本へ」枠の基準作品だな。ポルノ要素を逸らす手際がうまい。
本作を持って女騎士ミームに一区切りがついたとみる

comic-ogyaaa.com/episode/14079

私は純文動向まで追跡してないから、「誰かきちんとやれよ」感が半端ない。保守であることを踏まえて、明示しつつ美点と懸念点を考慮して作品読解されているのが望ましいんだが…

「アニメやマンガ、なろう作品は大半が右派コンテンツだが、バッファと言いうるトライアルやエリアを注視する」と同じことをきちんと文芸側もやらんと。

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「保守だがプロライフの側」が差分だという認識だった。その線ですでに読解ぐらい蓄積されていてしかるべきだと見ていたが、わかりやすい政治性表明が出て初めて騒いでるようでは期待できないなあ。

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市川沙央が保守だってこと、そんなに気づかれてないの?知った上で褒めてるんだと思ってた。
sankei.com/article/20230823-XQ

ハル・フォスターの言及で知ったが、ミリアム・ハンセンがTEヒュームについて論考書いていたようだ。
これか。
"T. E. Hulme, Mercenary of Modernism, or, Fragments of Avantgarde Sensibility in Pre-World War I Britain" (1980)
jstor.org/stable/2872750

この種の知見がほっといたらほぼ生まれないのが日本のファンタジー界隈なんだよな。これ6年前の記事かよとなる。moviewalker.jp/news/article/13

"ヴィンテージバービー人形の販売業者によると30年間全く売れなかったアラン人形が映画『バービー』の影響で飛ぶように売れているらしい。業者曰く「これまでアラン人形は手放すのに苦労してきたが、今は手に入れるのに苦労している」

hollywoodreporter.com/business "

twitter.com/vinyl_tackey/statu

兼武進っていう桃山学院大→跡見大にいた旧仮名系英文右翼を見つけた。TEヒュームに関する紀要論文だらけ

『抽象と感情移入』は買い直すと微妙に高いんだが…、まあ1500程度のものを見つけたので、ダブりでもいいので買うことにする。
ほんとは復刊させるべきなのになー。

法政あたりが新訳で出して、ついでに『問いと反問』を復刊させるのがベスト。

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ヴォリンガー『抽象と感情移入』が本棚で遭難してしまったようで、2時間ぐらい探し回ったが見つからなかった。微妙に薄い文庫だから消えやすいな~。

家探しの過程で、岩波のシラー、ディルタイ、シェリングが出てきた(隙間で埋もれがちの岩波文庫シリーズ)。

CEOは、公式ファンコンテンツにもかかわらずメーカーのセクシズム体制をぼっこぼこに腐し、CEOのどうしようもない保守性を戯画化したが(その時点ですごくはある)、さすがにマイルドに収めるしかなかった結果、ああいう子犬っぽさになったと判断した。

バービーには、ラディカルを期待した欠点を掘るよりは、「このぐらいのトライアルならあらゆる方面で即応用されるべき」の目で見るといいと考える

標準ケン(ライアン・ゴズリング)が突然「家父長制が馬と関係ないとわかってからは、実は冷めてた…」と告白するのがハイライト。馬が好きすぎる(カウボーイ属性のせいで)。

ホワイトフェミニズムの限界内にあるのを示唆するのは、定番バービーの「定番」ってなんだよ?の件が問われないこと。

標準ケン(ライアン・ゴズリング)vs黒髪アジアンケン(シム・リウ)が夢空間でダンスバトルをし始めるに至る、非殺傷抗争が面白いのだが(ゴッドファーザーなどをはじめとする「男たちはちょろくて愚かしい(かわいい)」TIPSと対になってる)、「この残念イケメン消費は、日本だとジャニーズ以降のモードが相当しているので、これをキンプリのアニメで展開させると、より刺さるはず」などと考えた。

バービーは、ベルリン天使の詩やシザーハンズと比べると「恋をしたので人間になった」エンドを回避していること(アロマンスへの微かな意識)、あくまで付属物たるケンはバービーランドを出られないこと(その代償として内部での権力奪取から瓦解までの道を辿る)、の2点が、変わったさじ加減だと思ったかな。

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