エモについてのやり取りを瞥見。
ベトナムで共産主義カフェが人気というのも関係付けられていてなるほどと思ったが、星野藍の「旧共産圏遺産」写真集にも結びつけられそう。
他にも、いま東京渋谷で出歩く人を見ると日本人率がかなり下がっているとも聞く。
こうなるとノスタルジーとはあまり関係しない圏域での「エモ」コンテンツとツーリズムが関わっていると見るべきで、一昔前なら九龍城とか90年代アジアコンテンツも、わりとノスタルジーと異郷関心の複合だったんだろう。
ゲームがゴシック洋館になったり九龍城になったりするのって、ゲームは異郷ツーリズムだろと見切ることで生まれた振り幅だろうなあ。私は「現代ゲームと移動」の観点からポストコロニアルスタディーズを再発掘し始めたのを思い出した。
嫉妬への還元論は、権力者に使われると悲惨になるというやつかー。
(私は自他に嫉妬還元で見る習慣を入れているので、別の意味で響いた。単なる私憤を義憤に偽装することは誰にでも起きるから…)
https://twitter.com/NishiiTerumi/status/1685462318505971712?s=20
これ読んでみようかな。
Alys Eve Weinbaum, The Afterlife of Reproductive Slavery: Biocapitalism and Black Feminism’s Philosophy of History (2019)
https://www.dukeupress.edu/the-afterlife-of-reproductive-slavery
文化の真正性と全く関係ない路線で面白い。
ビッグモーター社長の大豪邸の後で見ると、こっちの良さが際立つ。
https://www.suumocounter.jp/chumon/report/jitsurei/entry/2023/07/21/103000
このへん面白かった。
たしかに性的要素を軽くするために死を入れるというのはある。
"難病ものには、死ぬまで恋人と添い遂げる甘美なファンタジー性と、性的な展開をそれほど入れずに済むメリットがあります。普通であればセックスよりも死のほうが重々しいはずなんですが、こと青春枠のフィクションにおいてはなぜかセックスのほうが重くみられているため、死というデバイスが便利に使われる傾向があるように思われます。その要素は『君の名は。』にも、大災害による三葉の死という形で入っていますね。" https://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar2159482
以前「00年代では労働条件に疑問を持つこと・言葉にすることも阻止されるようなネットカルチャーってあったよ、いわばネオリベ的なものではあるんだけど…」と人に話したときに、「ん?それって経営者マインド的なやつですか?」と言われて、「いや、それとはちょっと違って…なんていうか、サビ残や超過勤務をおかしなこととして語る言葉自体の欠落と、勝ち組負け組に落とし込む宿命論的な言葉が支配的で…」といろいろ言ったりした。
00年代と10年代以後のこの種の動きとはまたちょっとズレるから(連続してるけど)、「00年代ネットのネオリベ空気」と言うと分けて説明する言葉が必要なんだろうな。
"維新の支持者は正社員も非正規も関係なく、ロスジェネのみならず、ゆとり世代・さとり世代・ミレニアル世代・Z世代など、共通して背景にあるのは「経営者マインド」だというのだ。(…)。
(…)「自分がずっと労働者でい続けると思ってる人」=「上昇志向がないダメ人間」という価値観の社会で育ってきたからなのだそうだ。ロスジェネとそれより若い世代にとって、労働組合や労働運動なんかよりも、「いつか一発逆転すること」の方がずっとずっとリアリティがあり、「善きこと」とされている。"
https://hikikomoriobaba.hatenadiary.com/entry/2023/07/27/145206
おもしれー、このメデューサ作品、かつてダ・ヴィンチの作品だと思われてたんだな。https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/44/Medusa_uffizi.jpg
[ 記録的な暑さか 夏本番はこれから - Yahoo!ニュース ]
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6470566
まだ本番じゃなかったんですか!!??!??!??
こんなの出てたとな。買い逃してた。
『フェミニスト現象学』(稲原美苗・川崎唯史・中澤瞳・宮原優 編、ナカニシヤ出版、2020年)
あまり書き物ができてない。