せせらぎの街を歩いたざべす - プール雨
今入管の本を読んでて、入管の取り締まりが異様に厳しくなったのはオリンピックが関係してると認識していたし実際そうなんだけど(「治安」の理由)、労働問題の側面で「非正規滞在者を一旦締め出して、非常に安価(しかも逃げられない)で期限付き(定住できない)で権利を保証しなくてもよい(過酷な労働環境や性加害も見逃される)技能実習生」を労働力として受け入れたい、そこにはアジア出身者への蔑視がある、という点をあげていて、グロすぎて怖かった。実際1997年から2006年までの約10年で、非正規滞在者と技能実習生の統計はほぼ変動がなかったんだって。
来年夏の参議院選挙に向けて大椿ゆうこの全国どこでも配れるビラをポスティングしたよ
https://ohtsubaki.jp/
日曜の夕方遅くなら、平日の同じ時間より帰宅する人が少なくてポスティングしやすいと気づいた(絶対に家の人と顔合わせたくないマン)
こんな酷い話があるか。
(東京新聞の池尾さんの呟きより)『11月にブラジルに強制送還された日本育ちの20歳女性。母国に着いた後3日にわたり空港から出られず、空港のベンチで過ごしていたと証言しました。
現地に身寄りがなく所持金もない女性に入管は何らの支援もしていませんでした。
法務相は「適切な対応だった」と…。
』
(東京新聞の記事より)『 11月8日夜に強制送還され、ブラジル南部サンパウロの空港に9日夕(日本時間10日早朝)に到着。しかし、在日ブラジル総領事館に一時的な宿泊先として勧められたNPO施設に空きがなく、12日朝まで空港内のベンチで過ごした。「バッグなどを盗まれないよう、警戒して眠れなかった」と話した。
所持金は支援者がカンパした2万円だけ。空腹をクッキーでしのいだ。交流サイト(SNS)で、幼少時に施設で別れた弟の名前を発見。弟とその養父母の元へ、サンパウロから16時間かけてバスで移動した。今もこの家庭で暮らす。「とてもつらかった。精神的な傷を受け、治療を受けている」と明かした。 』
「精神的な傷、治療を受けている」母国に身寄りがないのに強制送還 行くあてもなく空港のベンチで3日間…:東京新聞デジタル https://www.tokyo-np.co.jp/article/373656
神戸に在日コリアン資料館
「共生の道しるべに」
https://nordot.app/1240575982460731574
「神戸市長田区に14日、『神戸在日コリアンくらしとことばのミュージアム』がオープン」「約100年前に多くの在日コリアンの人々が長田区に定住するようになり、神戸港の整備やケミカルシューズ産業などに従事してきた」
…(つづき)
SRHRは、私たちひとりひとりが、私の身体を生きていくために必要なものです。
でも、ひとりひとりの置かれた状況は同じではない。
同じではないからこそ、違いを知り、ともに抗いましょう。
産む権利も、産まない権利も、安全に子育てをする権利も、すべてを求めていきましょう。
自分の性を生きること、性の在りかたに口出しされないこと、すべてを求めていきましょう。
SRHRは、全ての人のためのものです。SRHR for ALL。
そのためには、女性差別をなくすだけでなく、優生思想も、外国人差別も、沖縄への差別も、部落差別も、LGBTの人々への差別も、そして子どもの貧困も大人の貧困も、なくさなければなりません。
敵は大きく、課題も多い。でもだからこそ、わたしはこの「私のからだデモ」が、大きな運動の輪として広がることへの希望も持っています。
―――(おわり)
…(つづき)
オンラインや路上でのヘイトスピーチのせいで、身体の安全を奪われ、安全な環境で家族を作ることを阻害されている在日外国人の人たちがいる。
刑務所で手錠をかけられたまま出産することを強いられてきた人たちもいる。
性差別と経済不況の重なりによって短期間での雇用契約を繰り返し、家族を作ることを現実の選択肢としては奪われてきた人たちがいる。
ただ生きているだけなのに、身体の在りかたについて延々と中傷され、性の在りかたについて暴力的な差別発言を受け続けているトランスジェンダーの人たちがいる。
私たちが直面するSRHRの課題。「私のからだを私が生きていくこと」にとっての課題は、少しずつ違う。決して同じではない。
だから私たちは、その違いを丁寧に考えたい。
自分にとっては壁になっていないものによって、行く手を阻まれている人がいる。
その壁を一緒に削っていく、一緒に壁を取り払っていく。
わたしはこのデモを、そんなデモにしたいと思っています。
…(つづき)
一方には、労働力不足を補い、社会保障制度を支えるための「健康な子ども」を産むことを期待される人たちがいる。
他方には、「不良な子孫」というレッテルを貼られ、生殖能力を奪われてきた人たち、障害がある人たちや、障害があるとされた人たちがいる。
自分が生きている性別を法律で認めてもらうためだけに、生殖能力の喪失を法律で義務付けられてきたトランスジェンダーの人たちもいる。
子育てしてこそ一人前だと、親戚中から言われる人たちがいる。
障害者が子どもを育てるなんて無理だと、親戚から言われている人たちがいる。
言葉の壁があって、妊娠しても病院に行けない人がいる。
妊娠したらクビになると言われて、妊娠を隠し続けなければならない移民労働者もいる。
本土から押し付けられた軍事基地のせいで、性の安全を脅かされ続けている人たちもいる。
自分の健康を守るためのホルモン治療を、クリニックや病院で拒否され続けるトランスの人たちもいる。
差別と闘うために裁判を起こしただけなのに、オンライン上で住所を暴露され、安全な子育てを阻まれている部落出身の人たちがいる。