あと、はる乃師匠と勝千代師匠の素晴らしさはもちろんとして(はる乃師匠のキレとパンチと客を乗せるうまさ、勝千代師匠の天真爛漫な朗らかさと繊細な節回し)、若手の3人がそれぞれとてもよかった。開口一番の綾さんはキャラクターもいい。前々から声が素晴らしいと思っていたすみれさんは、さらに声の伸びやかさが増して節回しもとてもよかった(調べたらすみれさんは東京芸大の音楽で大学院を出ているのだそう)。三可子さんも切々とした感じがよかったなー。
駆け出しファンとしては掛け声の掛け方を教わったのもよかった。実践できるかどうかはさておいて。浪曲の掛け声の掛けどころは4か所。まず、演者が入ってきたら「待ってました!」 それから、「今日は○○をやります」と演者が演目を述べたら「たっぷり!」次に、最初の一節(これを外題付けというらしい)を終えたところで「名調子!」最後は、終わったところで「日本一!/大統領!」など。今日は練習だったからやってみれたけど、実際にこれを実践するのは駆け出しファンにはまだ無理かな。
@torajiyama 私を引きずって木馬亭に行く頃までには(え?行くんかい?🤣 オレ)掛け声が上手になっていてくだはい✊
@spicymargarita2 もちろん行きます! でもそれまでに腰を治してもらわないと。椅子がアレなのでw(オレはだいぶ慣れたが)
それと、今日の会は事前にチラシで「応援グッズ持参大歓迎」と書かれていて、実際サイリュームみたいなのをお持ちの方もいたのだけれど、おひとり前方にいたお客さんが、浪曲師さんが登場するたびに、その方の出身地やお名前などにちなんだ柄の手拭いを広げていらした(岐阜出身の演者には鮎、和歌山には鯨、すみれさんにはすみれ柄など)。全部は読み解けなかったけど、粋な応援だーと感激。
とにかくべらぼーに楽しかった。冬にも企画公演があるというので、それも楽しみ!