わ太「不破数右衛門の芝居見物」
開口一番なので短く、これからいいところ……なのだけどちょうどお時間で続きはまた今度、的な感じがまたいいな。唄はこれから、という感じだったけど、とてもよいキャラクター。
三可子「双葉山」
声がきれい。若い。双葉山ってこういう人だったのか。面白かった。
綾那「貝賀弥左衛門」
先月の泉岳寺浪曲会でも聴いた方。あのときは創作だったが、今日は古典。いい話だったし、演じ分けがたくみで情景がすごく浮かんだ。また聴きたい。
小ゆき「ベートーベン一代記より 歓喜の歌」
金髪でかっこいい。創作がお得意らしく、ベートーベンを題材にしているので、出てくる人名は当然ながら全部カタカナ。でもしっかり浪曲になっている。唄もすごくお上手というのもなんだが、引きつけられた。ベートーベンが交響曲九番を世に出す過程を描いていて、途中しっかりドイツ語で歓喜の歌も歌った。お見事!(私服の水玉ワンピもすごく素敵だった)。
仲トリは初めてとのことで最初は少し緊張していらした。木馬亭や浪曲協会の、若手にも主任や仲トリを任せようという方針のもとに組まれた今日の番組だった模様。
(つづき)
@torajiyama さぁ、大変だぞ!落語に講談に浪曲に、どぼ・どぼ・どっぼーん!樹の花撮影、爆歩、にゃん探索。さぁ仕事はいつしようかね?🤣
@spicymargarita2 まったくだよ。働いているバヤイじゃない!w
はるか「水戸黄門漫遊記より 散財競走」
いやー、話が楽しい楽しい。水戸黄門にこんな逸話があったとは知らなかった。それを演じるはるかさん、唄も声も本当に素晴らしいし、語りもチャーミング。この方は是非また聴きたい。公演のチラシをしっかりもらってきた。
孝太郎「あたま山」
低音はいわゆる浪曲風のだみ声で、これはこれで楽しい。あたま山が浪曲になっているとは知らなかった。最後が落語とは違って、池に飛び込んだあとで助け出されて改心する、という筋書き。
太福「紺屋高尾」
太福さんはよく芸協の寄席にも出ていて名前を知っていたので、今日を選んだところもある。定席で主任を務めるのは初めてだったらしい。わたしは落語では「幾代餅」しか聴いたことがなく、紺屋高尾をまず浪曲で聴くことになるとは思っていなかった。とてもよかった。最後に楽屋の皆さんもみんな出てきて写真撮影。
でもわたしは女流の浪曲師さんが好きかもしれないな。いやでもまだまだ初心者以下なので、色々聞いてみたい。木馬亭、長く座っているとかなりお尻がつらくなるけれど、楽しかったからまた行きたい。一人の持ち時間もたっぷりなので(開口一番以外は30分)、聴きごたえ&充実感がたっぷり。