おはようございます。
本日は「雲が天の川となって月を流してしまう(のでゆっくり鑑賞できない)」という歌を古今和歌集から。
今日も暑いです。皆様どうぞご安全に。
7/29 No.430
天の川雲の水脈(みを)にて早ければ光とどめず月ぞ流るる
よみ人知らず 古今和歌集
さて、本日は「涙の色が赤く変わっていくのを、何度染めさせたら気が済むのかをあなたに尋ねたい」という恋の歌を新古今和歌集から。
涙の色が赤くなる、という表現がどこが起源なのか、あとで調べてみよ。
みなさま本日もご安全に。
7/27 No.429
くれなゐに涙の色のなりゆくをいくしほまでと君に問はばや
道因法師 新古今和歌集
そういえば、トレーナーさんにもびっくりされたんだけど、私、体内の水分量がとても少なくて、運動始める前は42%とかだったんですよ。筋肉増えてやっと45%近くまで上がってきたんですが、せめて50%にしたいですね、って言われてるところ。
でも前から水は2Lくらい飲んでるし、単純に筋肉ないから保持できなかっただけで、飲むのは続けながら筋肉つけるしかないっていう……。
朝イチで病院だったり会議だったりで4日ぶり。
本日は、夕立後の夏の風景の歌を新古今和歌集から。式子内親王の歌は現代語でもわかりやすいものが多いですね。
7/26 No.428
夕立の雲もとまらぬ夏の日のかたぶく山にひぐらしの声
式子内親王 新古今和歌集
本日は、月を見にきた客人に対して「月を見ると、あなたが行く場所は他にもたくさんあるのだろうと、少し憂う気持ちもあります」という歌を古今和歌集から。
客人は凡河内躬恒だったそうです。
7/22 No.427
かつ見れどうとくもあるかな月影のいたらぬ里もあらじと思へば
紀貫之 古今和歌集
本日は、「夢で宇津の山を越えるのは、関もないし関守もいないので、見逃してほしい」という旅の歌を、新古今和歌集から。
外が暑くて何もできないので今日は書道デーです。
7/21 No.426
旅寝する夢路はゆるせ宇津の山関とは聞かず守る人もなし
藤原家隆朝臣 新古今和歌集
おはようございます。
今日は、夕立後の月の歌を新古今和歌集から。
暑くなりそうです。皆様どうぞご安全に。
7/19 No.425
庭の面はまだかわかぬに夕立の空さりげなく澄める月かな
従三位頼政 新古今和歌集
おはようございます。
本日は「雲の向こうにいるように簡単に逢うことも叶わないあなた、遠くでなる雷のように噂を聞いています」という恋の歌を古今和歌集から。
なる神は、鳴神、雷神のことだそうです。
7/17 No.424
逢ふことは雲居はるかになる神の音に聞きつつ恋ひわたるかな
貫之 古今和歌集
おはようございます。
本日は「遠くにキラキラ光っているのは、星か、蛍か、それとも海人が炊く漁火か」という綺麗な夏の歌を新古今和歌集から。
梅雨空が続きます。みなさま今日もご安全に。
7/16 No.423
晴るる夜の星か川辺の蛍かもわが住む方の海人の炊く火か
在原業平朝臣 新古今和歌集
しばらく激務などでやってませんでしたが、久々に書写。
本日は夏の夕立の風景を詠んだ歌を新古今和歌集から。水滴が乗った玉笹の涼しげな風景です。
7/15 No.422
露すがる庭の玉笹うちなびきひとむら過ぎぬ夕立の雲
権中納言公経 新古今和歌集
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避難アカウントは @kishi_touka
専業主夫と娘あり。外資系勤務。仕事のあいまに、文章を書いたり短歌を詠んだり書写や書道をしたりゲームをしたり、ときどき気が向いたら手芸をしたり料理をしたり、図書館に行ったり、あとはなんだ、ぼんやりしてます。社会人芸大生もやってます。
【好き】書道/短歌/釣り/ゲーム/アクアリウム/SF/小説/手帳
話す内容は雑多です。創作系は創作アカウントにまとめてます。