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さんがブースト

親切な出版社の方から、小冊子「高井ゆと里/周司あきら『トランスジェンダーQ&A』出版記念「著者がすすめるもっと知りたいあなたのためのブックリスト」」を頂戴しました。かなり充実のラインナップで、知りたい・学びたいに応える内容です。ちなみに私がお手伝いした『宗教右派とフェミニズム』、編者を担当した『まぼろしの「日本的家族」』も挙げていただきました。ありがとうございます! たぶん、書店店頭で入手可能だと思います。発行は青弓社さんです。

日本はすごい、素晴らしい系のコンテンツ自体はSNSなりも揃っているだろうけど、テレビは有無を言わさず聞かせるので苦痛。

テレビが嫌なところ、映像はそちらを見なければまだなんとかなるが音はそうではないため全く望まない内容をその場に居合わせただけで聞き続けなければならないこと。

トランスジェンダー女性へのヘイト 

良いなと思って投稿した本の著者を念のためTwitterで検索したらトランス女性に対して(トランス女性はなぜ女子大を目指すのか、スポーツ枠は云々)と述べており、削除した。当の本を読むこともおそらくこの先ないだろう。

書こうとして、結局書かないでいることの方が多い。

韓国、日本の教科書検定を非難 「極めて非常識」nordot.app/1159047392838468169

 “慰安婦問題を巡っては、1993年の河野談話が旧日本軍の関与を認め「本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあった」と指摘。だが検定申請資料などによると、初めて合格した令和書籍は「日本軍が朝鮮の女性を強制連行した事実はない」などと記述。討論会で慶北大の金昌禄教授は「被害者の証言を完全に否定している。また、慰安所での性搾取が問題の核心だ」と語った。”

憲法九条、その先へ  ──「朝鮮病」患者の独白
note.com/k2y2manabe/n/n45371b3

 “「国民」として特権化された人々が、普遍的であるべき民主主義的諸権利の、その普遍性を理解することのないまま、戦後憲法を定めた。だから彼ら中心部日本国民は、憲法に内包されている普遍的価値を自らの経験を通じて理解することができないのである。”

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憲法九条、その先へ  ──「朝鮮病」患者の独白
note.com/k2y2manabe/n/n45371b3

 “現行憲法(日本語)第三章「国民の権利および義務」第一〇条は、「日本国民たる要件は法律でこれを定める」、第一一条「国民は全て基本的人権の享受を妨げられない。この憲法が国民に保証する基本的人権は、侵すことの出来ない永久の権利として、現在及び将来の国民に与えられる。(以下省略)」と記している。
 ここでの権利の主体は「国民」という言葉であらわされており、基本的人権が「国民」にだけ保障される特権と解釈されうるように書かれている。日本国が植民地支配した結果として日本国に住むことになり、一九五二年のサンフランシスコ講和条約までは日本国籍を持たされていた存在である在日朝鮮人・台湾人など旧植民地出身者(私もその一員)は、「国民」ではないために憲法上の基本的人権が保障されない存在にされたのである。つまり、植民地支配によって「臣民」の枠に引き入れられ、敗戦によって「国民」の枠外に追放されたのだ。すでにこの時点で一つの特権化が作動している。”

子どもの頃、川を眺めていたら隣にゴイサギが止まっていたことがあった。気づくとすぐに飛んでいってしまった。ぼんやりした、何かを眺めて飽きない子どもだったからゴイサギも油断したのかもしれない。

“議論”のまえにすべきことathalisawali.hatenablog.com/en

 “表現の自由だ、言い返してみろ、と言われたところでそれをやるのは誰が?どこで?である。そこには圧倒的な権力差がある。あたかも水平関係にあるようにみせかける詭弁だ。”

改憲「賛成」27% 2年連続で減少 毎日新聞世論調査mainichi.jp/articles/20240501/

 “9条を改正して自衛隊の存在を明記することについては、「賛成」が49%で、「反対」の34%を上回った。自民支持層で「賛成」が7割強を占めた一方、立憲支持層では「反対」が約5割、無党派層では賛否が拮抗した。

 緊急事態の際に国会議員の任期を延長できるようにする憲法改正については、「賛成」が31%で、「反対」の48%を下回った。自衛隊明記、議員任期延長のいずれも2年連続で「賛成」が減少し、「反対」が増加する傾向となっている。”

“「あなた」は必然的に自分をも名指す。だから、全文には人類の負い目もまたしみ込んでいる。自分たちが犯してしまった罪に対する身の縮まるような恥をわたしは感じることもある。”

 “これらの負い目はあまりにも重くて、どんなに負い目を軽減する物語を作って自分に読み聞かせても解消することができない。死者たちは夢のなかで幾度も蘇り、のどもとを締め付ける。振り払えないからこそ、もう、理想の濁流に飛び込むしかない。表現しつくせない後悔を捨て去れないのであれば、ここまで来てしまった以上、もうこれしかないのだ──そんな悲壮な覚悟を、戦後三一年たって生まれたわたしでさえも、日本国憲法の前文を読むたびに感じるのである。”
─憲法前文の勢いについて 藤原辰史

『私にとっての憲法』iwanami.co.jp/book/b285371.htm

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 “いつもあなたは威張っていたけれど、ずっと内心びくびくしていたことをわたしは知っています。心は完全に振り切れました。あまりにもたくさんの人が、焼き焦げ、熱に溶け、餓えて死に、自殺を強要され、船とともに海の底に沈み、人々を撃ち殺し、手足を引きちぎり、毒ガスで呼吸を止めました。我が子を水につけて殺し、家族と毒薬を飲み、手榴弾を胸元で爆発させ、海に身を投げました。この期に及んで、わたしは悪くなかった、時代が悪かった、しょうがなかったんだ、なんて、あなたは所詮その程度の人だった。理想が簡単に実現しないなんて百も承知です。でも、わたしの荒みきった暗い心も、放射能に浸された子どもたちも、絨毯爆撃された廃墟も、もう、理想以外にすがるものはない。あなたを地中の闇に沈め、二度と這い上がらないようにしてあげましょう......こんな怒りで体の震えが止まらず、上ずっているような声を私は前文の行間に何度も聞いてきた。”
─憲法前文の勢いについて 藤原辰史

『私にとっての憲法』iwanami.co.jp/book/b285371.htm

さんがブースト

レイシズムとは何か
梁 英聖 著
chikumashobo.co.jp/product/978

 “米国で人種隔離体制が確立される際に役立ったのは、黒人男性が白人女性をレイプする犯罪者だとするステレオタイプだった。これは人種混交への恐怖を掻き立てるレイシズムと同時に、女性の貞操を男性の所有物とするセクシズムによる煽動であり、奴隷である黒人女性を従属させるための白人男性によるレイプの頻発という実践に支えられていた。”

第七章 ナショナリズムとレイシズムを切り離す

レイシズムとは何か
梁 英聖 著
chikumashobo.co.jp/product/978

 “また外国人登録令(外登令)はその新憲法施行の前日、一九四七年五月二日に天皇最後の勅令(勅令第二〇七号)として制定された。戦後入管法制の起点となった四七年外登令は後の外登法と入管法を兼ねる法律だったが、それは外国人の入国を原則禁止し、国内にいる外国人の登録を義務付けた。
 これだけでは外登令は外国人一般を対象にした入管法でしかない。しかし第一一条で「朝鮮戸籍令の適用を受けるべきもの」の「適用については当分の間外国人とみなされる」とされた。たった一行の挿入によって外登令は朝鮮人弾圧法になった。外登令は在日コリアンを日本国籍の壁に閉じ込めたまま、その内部ではレイシズムの壁により差別政策の対象とすることを可能にした。このことは「国籍選択権を行使しないまま〔四・二八に〕日本国籍から離れてゆく直接の法的端緒となった。」(梶村秀樹「在日朝鮮人にとっての国籍・戸籍・家族」『梶村秀樹著作集第六巻』明石書店)”

第五章 一九五二年体制
・GHQ占領期も継続したレイシズム政策

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『レイシズムとは何か』
梁 英聖 著chikumashobo.co.jp/product/978

 “たとえば一九四五年一二月、改正された選挙法の附則で「戸籍法の適用を受けざる者」という表現で(在日コリアンの)参政権が「停止」されている。女性の参政権を初めて認めたその選挙で選出された議員によって日本国憲法が審議され、一九四七年五月三日に施行された。新憲法の誕生時からレイシズムによって旧植民地出身者(と米軍占領下の沖縄も)は排除されたことになる。”

第五章 一九五二年体制
・GHQ占領期も継続したレイシズム政策

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