ぼんやりしてるとすぐ寝る時間になってしまう。「本を読みたい」は自分でいたい、の言い替えみたいなものだ。
うわ〜、びっくりした。月曜のカラテクラス教えていたら、外で変な声がする。見てみたら大きな木の枝にTawny frogmouth (がまぐちヨタカ)がいた。
いっやー別に珍しい鳥ではないけど、道場の庭にいたのは初めて見た。暗くて写真は撮れなかったので、以前に友達の庭に居たのを撮った写真を置いときます。(真ん中のまんまる目玉の2羽は好奇心いっぱいの子供。両脇で木の枝の擬態をしているのが親鳥です。わかりますか?)鳴き声はコレ。
https://wildambience.com/wildlife-sounds/tawny-frogmouth/?srsltid=AfmBOork74qazf0KgJfOOKgBKRlCUxeonkUK7-11TJrR4lhTvtQ74UPS
「諦めずに、ずっとやる」 パレスチナと歩む憲法研究者・清末愛砂さん講演
https://s-newscommons.com/article/5425
https://www.ibunsha.co.jp/contents/semba01/
“女性には加害責任がないと言い切れるのか。これはたとえば、若桑みどりさんによる「戦争援護集団」としての「チア・リーダー」のような女性(像)に対する議論、あるいは70年代から80年代にかけて、地域女性史研究の文脈における議論なども取り上げてきた問題です。母性のようなものを一方的に肯定することには、ジェンダー的な視点からは当然危うい面がある。たとえば戦前の廃娼運動においては、遊郭で働いている人・場所に病理を見出すような議論も人々のあいだにあったわけです。こうしたことを考えたときに、果たしていわゆる「市民」は総じて無垢であったのかと言えば、決してそうではない。”
https://www.ibunsha.co.jp/contents/semba01/
“仙波 たとえば、女性史やジェンダー研究の文脈では、加納実紀代さんによる「〈銃後〉の女」批判があります。とりわけ戦後の表象において、女性は母であり女神であると一元的に表象されてきて、戦争において女性は被害者であると言われてきた。こうした論調を加納さんは批判します。”
なぜいま〈平和都市〉なのか?
仙波希望インタビュー(聞き手=齋藤雅之)
https://www.ibunsha.co.jp/contents/semba01/
“仙波[前略]テクノクラートの問題系というのは、当人がどういった思想信条を抱いているのかは関係なく、まずは「つくる」ということが先んじるわけですね。これは、何かをつくるすべての人に関連する話だとも思いますが。
[中略]
仙波 それが、平和記念公園をつくった丹下健三にもつながります。平和記念公園の空間構成の一番の特徴は軸線構造です。原爆ドームと原爆慰霊碑を一直線に結び、その線が平和記念資料館と垂直に交わるように設計されている。これは「平和の工場」と呼ばれていて、平和記念公園を象徴するものです。しかし、この軸線構造の原型は戦前にあります。それは1942年に丹下がつくった「大東亜建設記念造営計画」というものです。「大東亜」という言葉が入っているので何やらキナ臭い感じがしますが、それもそのはずで、これは大東亜建設委員会が戦意高揚のために実施したコンペに提出されたプランでした。そのときに丹下は、東京から富士山を結ぶ軸線構造を提案したわけです”
大岡信『折々のうた』が好きだったのは取り上げる詩歌が日本のものだけに限らないところでもあったんだけど。
“戦前の産児調節運動家のなかにも、優生思想は色濃く存在していたこともあって、中絶の合法化を求める動きは、残念ながら堕胎罪廃止の要求にはならず、優生保護法のなかでの「母性保護」という形でしか実現しませんでした。
その後、日本では、優生保護法、1996年からは母体保護法に定める条件にあてはまる場合に限っては堕胎罪が適用されず、中絶が許可されています。しかし、2001年時点で、刑法の堕胎罪は存続しています。1995年に現代語に変わっただけで、100年近くにわたって、内容も条文もまったく変わっていないのです。”
http://www.soshiren.org/dataizai_toha.html
“優生保護法の2つの目的「不良な子孫の出生防止」と「母性の生命健康の保護」 は、実は一つに結び合わされています。「保護」される「母性」とは、“健康な子どもだけを、国家に必要な数だけ産む生殖機能”のこと。つまり優生保護法は、“産んでよい人”と“産んではいけない人”を選別したうえに、“産んでよい人”の生殖 も、国家の人口政策・優生政策の中に位置づけてしまったのです。避妊も中絶も不妊手術も、単に妊娠を避ける手段ではなく、優生学的目的を持たされました。1972 年の改悪案にあった「胎児条項」が示すように、女性の生殖をとおして人口の質を向上させる--女性に障害者排除の役割を担わせるのが、優生保護法の究極の目的だったといえます。”
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