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[徐京植コラム]真実を語り続けよう ― 連載を終えるにあたって
japan.hani.co.kr/arti/opinion/

 “最後に、エドワード・サイードの言葉を思い出しておきたい。(なぜ1967年以降、政治的実践の方向に進んだのか、という問いに対して)「パレスチナ闘争が正義について問いかけるものだったからです。それは、ほとんど勝算がないにもかかわらず真実を語り続けようとする意志の問題でした。」(『ペンと剣』)

私たちも、勝算があろうとなかろうと「真実」を語り続けなければならない。厳しい時代が刻々と迫っている。だが、勇気を失わず、顔を上げて、「真実」を語り続けよう。サイードだけではない。世界の隅々に、浅薄さや卑俗さと無縁の、真実を語り続ける人々が存在する。その人々こそが私たちの友である。”

さんがブースト

【試し読み】『僕の大統領は黒人だった』上・下note.com/keioup/n/n312ec7582ea

 “僕は、「黒人による良き統治」に対する昔からの恐怖こそが、ドナルド・トランプの大統領選出という一見衝撃的な方向転換について多くを説明してくれると考える。アメリカ史上初の黒人大統領は、たいていは「象徴的」だったと表現されているが、この言葉で片付けては象徴の力をひどく過小評価することになる。象徴は、現実を表象するばかりでなく、現実を変える道具ともなりうるのだから。”

『僕の大統領は黒人だった  バラク・オバマとアメリカの8年』
keio-up.co.jp/np/isbn/97847664

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さんがブースト

satotarokarinona.blog.fc2.com/

 “トランプ支持者といえば白人に加え中高年、男性、非大卒がすぐに浮かぶ。確かにこれらの層がトランプを強く支持したのは事実だ。同時におさえておくべきは、白人に限定すれば若年層、女性、大卒においても差は縮まるとはいえトランプが上回っていたことである。一般投票数ではヒラリー・クリントンが上回ったように大接戦であったのだが、白人票に限ればトランプの圧勝であった。”

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『ケストナーの戦争日記 1941-1945』
iwanami.co.jp/book/b649629.htm

一九四一年一月十六日
「決めたぞ。戦時下の日常で起きた重要なことを、きょうからひとつひとつ書き残すことにする。そういうことを忘れないために書くのだ。この戦争がどのような結末を迎えるにせよ、意図して、また意図せずに忘却され、改変され、解釈され、また再解釈されてしまう前に。」

生きるって異常事態なんだ、からくりからくさにそういう台詞があった。でも、宇宙には生物がいそうな星が結構あるとも聞くし、トータルだと半々くらいなのかも。

ご飯を食べると気持ちが悪い。自分の体にうんざりする。

読みかけの本がまだあるのに本を借りてしまう。つい、読めるんじゃないかと錯覚する。どうかな。

『人種主義の歴史』
satotarokarinona.blog.fc2.com/

 “サルトルは「ユダヤ人は無前提に存在するのではなく、反ユダヤ主義という思想がユダヤ人を作り出すと指摘している。頻繁に言及される論点だが、これはまさに、人種は所与のものなのではなく、人種主義が人種を実体化させていると言い換えられる」。

 ユダヤ人という「人種」があるのではなく、反ユダヤ主義がユダヤ人という「人種」を「実体化させている」のであり、人種がないから人種主義も存在しないのではなく、人種主義が人種を「実体化」させているのである。”

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さんがブースト

『人種主義の歴史』satotarokarinona.blog.fc2.com/

 “人種主義が新たな段階に入ったのは近代国家の誕生と密接に絡んでいる。「近代国家の形成期には、均質な国民を創出する方向と、異質とみなされた人びとを排除する方向と、二つのことが同時に起きた。それは支配的な者とそれ以外の者という二分法の社会を生みだしたのではない。むしろ相違はさまざまなレベルで見出されて国民が階層化され、複層的なアイデンティティが作られた」。

 ユダヤ人の人種化もこうして行われるようになり、ユダヤ人もアラブ人も指していたantisemitismはもっぱらユダヤ人に対して用いられるようになっていく。これがついにナチズムへといたることになる。”

さんがブースト

“重要であるのは、西洋における他者蔑視の表象である〈野蛮の言説〉をヒトラー個人に還元せず、西洋植民地主義の明白な帰結のうちにヒトラーの思想をも位置付けることです。そのことを確認すべく、飽くことなくエメ・セゼールの『植民地主義論』(一九五五年)の次の言葉を引用しておきます。
「ヒトラーか? ローゼンベルクか? いや、ルナンだ」。”
第一一講 ナチズムの論理と実践
植民地主義からホロコーストへ

野蛮の言説
(春陽堂ライブラリー 2)
著者: 中村隆之shunyodo.co.jp/smartphone/deta

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さんがブースト

 “〈戦後精神〉とはナチズムを〈野蛮〉の烙印を押すことで、これに連なる言説の系譜を徹底的に批判し、科学的言説の効果を無効化します。(略)ナチズムの言説とは、一八世紀から一九世紀にかけての人種をめぐる科学的言説を基盤としています。とくにその直接的影響は、いわゆる社会ダーウィニズムに求められます。こうして社会ダーウィニズムにまつわる言説はナチに連なる無根拠にして害悪な「似非科学」だと断罪され、忘却
されていくのです。”

 “むしろ社会ダーウィニズムからナチズムに至る言説を「似非科学」だとして切り捨てるその〈戦後精神〉あるいは西洋の啓蒙の言説こそが、文明と野蛮の構図のなかで発想される、オーソドックスな〈野蛮の言説〉である、と言えば言い過ぎでしょうか。私たちの取るべき立場は、ナチズムの言説をヨーロッパの土壌から十分な知的養分を得て形成された怪物的な言説だと捉え直すというものです。”
第一一講 ナチズムの論理と実践
植民地主義からホロコーストへ

野蛮の言説 
(春陽堂ライブラリー 2)
著者: 中村隆之shunyodo.co.jp/smartphone/deta

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一日九時間寝ていたい。仕事は週休三日がいい。

マウスピースは結局役に立たず、シャワーで体が温まって少しましになった。

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