『シンデレラ 自由をよぶひと』 ⁡
⁡⁡レベッカ・ソルニット 著⁡
⁡渡辺葉 訳⁡⁡⁡
⁡河出書房新社
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⁡⁡幼いころに読んだことがある人がとっても多いであろう『シンデレラ』が、あのレベッカ・ソルニットによって、異なる物語に生まれ変わっています。⁡
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⁡かわいそうな境遇にある女の子が王子さまに出会い、恋をして幸せになりましたとさ、チャンチャン♪ とはなりません。⁡
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⁡なぜなら、王子様と出会うことだけ、結婚することだけが幸せとは限らないから。⁡
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⁡幸せは人それぞれだし、自分の手で掴むもの!⁡
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幼いころだろうと大人になってからだろうと、読書体験は価値観のベースになっていくものだと思います。⁡
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⁡おそらく従来の『シンデレラ』と本書では、そこから芽生える意識は大きく異なるはず。⁡
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⁡名作と言われる童話はたくさんあるけれど、これからの子供たちのために読まれるべき作品が再検証されるべきなのかもしれません。


お外でランチ。⁡
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⁡ほうれん草の炊き込みご飯とカリフラワーのお味噌汁。⁡
⁡チキンと季節野菜のフリカッセ、ほかいろいろ。⁡
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⁡まるごと1本人参のグリルとさといもの揚げたものが美味しくて、幸せ。

ローテーブルを買い換えよう!⁡
⁡そう思い立ったのが、1ヶ月ちょっと前のことでした。⁡
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⁡ちょっと奮発して、受注生産で注文していたテーブルが昨日届いたのだけれど……。⁡
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⁡こういう組み立て、とかものすごく苦手なので、まったくできあがらず。⁡
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⁡どうしたものか。

咳であまり眠れないまま、朝。⁡
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⁡寝室の窓を開けたら、目の前に秋の実りを発見しました。⁡
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⁡よし、今日も、頑張れる。

⁡】⁡
⁡『ヒトミさんの恋⁡』⁡
⁡益田ミリ⁡
⁡文藝春秋⁡
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⁡人ってキレイな部分だけじゃない。⁡
⁡生きるって、綺麗ごとじゃない。⁡
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⁡醜い感情やネガティブな考え、疑いや不安、ズルさは誰でも持っています。⁡
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⁡そんなきれいも醜いも併せ持っていて、醜いを隠してみたり、意図的にチラ見せしたり、無意識にダダ漏れさせちゃったり……。⁡
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⁡そんな人間のきれいも醜いも、その狭間でバランスをとる姿もきちんと絵描いてくれるから、益田ミリさんは信用できる。⁡
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⁡14歳歳下の後輩に恋をしたヒトミさん・40歳の物語にも、綺麗ごとだけじゃない日々が綴られていました。⁡
⁡今の自分をちょっと許してあげたくなるような読後感でした。

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⁡体調不良につき、ベッドからパシャリ。⁡
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⁡『しあわせは 食べて寝て 待て④』⁡
⁡水凪トリ⁡
⁡秋田書店⁡
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⁡これまで買い続けてきたけれど、今回が最後かな……。⁡
⁡週4パートで団地暮らし、おいしいごはん、という舞台装置にひかれて読んでいたけれど、ちょっと現実離れしすぎてきたストーリーが気になります。⁡
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⁡もちろん創作物だから、リアリティがある必要があるわけではないけれど、乖離しすぎたり、都合よく話が進みすぎるのは、ちょっと苦手。⁡
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⁡大好きだったんだけど、残念。

まさに戦禍ともいえる映像や画像、言葉の数々に、心が殺伐としているので、ひたすらミーアキャットの画像と動画を検索しています。

それでも、ざわざわした思いが消えることはもちろんなくて、私は一体何をしているんだろう。

次の連休は家のお掃除大会をすると決めています。⁡
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⁡オキシクリーンを調達。⁡
⁡お年賀で勤務先に届いたタオルをもらって縫った雑巾。⁡
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⁡準備は完了。⁡
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⁡はーやく来い、連休。


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⁡私は毎年、夏に戦争にまつわる本を1冊は読み終えるようにしています。⁡
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⁡大学を卒業してからはじめたことで、今年で24年?かな、になります。⁡
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⁡今年は、戦後の長崎を舞台にしたカズオ・イシグロさんの『女たちの遠い夏』(ちくま文庫)を通勤カバンに入れたまま読了できていません。⁡
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⁡というわけで、夏休み前に買いました。⁡
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⁡『女も戦争を担った ~昭和の証言~』(川名紀美 著 河出書房新社刊)です。

荻窪の本屋・Titleさんに注文していた、『射精責任』が数日前に届きました。⁡
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⁡ほかにもいろいろ買わせていただいたので、夏休みのお供にします。⁡⁡
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⁡お休みはまだちょっと先だけど。⁡

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⁡『花びらとその他の不穏な物語』⁡
⁡グアダルーペ・ネッヘル 著⁡
⁡宇野和美 訳⁡
⁡現代書館⁡
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⁡キラキラしたものより、不穏さを孕んだものから目が離せなくなるタイプです。⁡⁡
⁡⁡
⁡一瞬表れる不穏さを見逃さないようにしていたい。⁡
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⁡そんなふうに思いながら日々生きています。
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⁡かなり短めの短編それぞれが、異なる不穏さを孕んでいて、うっとりしながら読了。⁡
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⁡美しさって、キラキラだけじゃない。⁡
どうしようもない暗闇に、きらりと光る美しさを見出すこともあるのです。


『ミッテランの帽子』
アントワーヌ・ローラン 著⁡⁡⁡
⁡吉田洋之 訳
新潮クレスト・ブックス @shinchocrest 刊⁡
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⁡ひょんなことから“ミッテランの帽子”を手にした人々が人生の節目を迎える=これまでの自分と向き合う物語が編まれた連作短編集。⁡
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⁡ミッテラン時代のフランスで、実際に放送されていた番組などのディテールも細かく描写されていて、きっと原文で読めたら筆者のウィットに思わず「ふふふ」と笑ってしまったりしたことでしょう。⁡
⁡そこまでのフランス語力がないのが残念。⁡
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⁡この作品の中で、運命は“ミッテランの帽子”によって転がりはじめるけれど、たぶん人生は些細なことで転機を迎えるものなのだと思います。⁡
⁡その“些細なナニモノか”を見逃さないようにしていたいものです。

メディアで取り上げられている『LGBTQフレンドリーな葬送ガイドブック』を入手しました。⁡
⁡⁡
⁡榊原すずみの「SOU.」で取り上げる予定ですが、実際にLGBTQの方たちがこれを読んでどのような思いを抱くのかリアルな声もお聞きしたいです。⁡
⁡⁡
⁡協力してくださる方、いらっしゃいませんか?

ベランダからの雪景色。

宅配便のお兄さんが
「もう階段滑るので、気をつけてください」
と声をかけてくださいました。

雪の中の配達、お兄さんこそ気をつけて。

そんな会話が成立するほどの、雪模様です。

今日のランチ。⁡
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⁡キノコのデミグラスソース・ハンバーグ。⁡
⁡食後はレモネードで。⁡

ごはんを食べれば、たいていのことは大丈夫になるんだけど、今日は食べても絶望が消えてくれない。

今日のランチ。

酢豚です。
油通しした野菜の色は鮮やか。
ピーマンのみどりがきれい。

のために家ヨガを復活させることにしました。


⁡『今、出来る、精一杯。』⁡⁡
根本 宗子
小学館 刊⁡⁡
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⁡言葉ってすごいな。⁡
⁡というか、根本宗子さんが紡ぐ言葉はすごい。⁡
⁡⁡
言葉ひとつひとつに、⁡心がえぐられたり、ふわっとあたたかく包まれたり、現実と対峙させられたり、目まぐるしく揺さぶられました。⁡
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⁡登場人物の誰一人として自分と共通点がないのに、登場人物全員が自分みたいに感じられる。⁡
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⁡生きづらさをかかえていない人はいません。⁡
⁡現実が辛くない人はいません。⁡
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⁡それでも私たちは生きていかなくちゃいけないし、実際生きています。⁡
⁡⁡無理して前を見たり、顔を上げて歩く必要はなくて、ただ生きる、それが積み重なっていくんです、たぶん

今日のランチ。⁡
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⁡カキフライ定食です。⁡
⁡レモンをキュッ。⁡
⁡たっぷりタルタルソース。⁡
⁡至福です。⁡
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⁡それにしても、揚げ物ばかり。

ランチの前に、沖縄みやげのクッキー。⁡
⁡⁡
⁡かわいい、エイサー。

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