#読んだ本
『花びらとその他の不穏な物語』
グアダルーペ・ネッヘル 著
宇野和美 訳
現代書館
キラキラしたものより、不穏さを孕んだものから目が離せなくなるタイプです。
一瞬表れる不穏さを見逃さないようにしていたい。
そんなふうに思いながら日々生きています。
かなり短めの短編それぞれが、異なる不穏さを孕んでいて、うっとりしながら読了。
美しさって、キラキラだけじゃない。
どうしようもない暗闇に、きらりと光る美しさを見出すこともあるのです。