始まりの瞬間からすでに終わりが用意されている、それもとても近未来に用意されているつかの間の恋もあるが、人はいつもその恋が終わることになって初めてそのことに思い至るのだ。
『赤いモレスキンの女』
アントワーヌ・ローラン 著
吉田洋之 訳
新潮クレストブックス
『シンデレラ 自由をよぶひと』
レベッカ・ソルニット 著
渡辺葉 訳
河出書房新社
幼いころに読んだことがある人がとっても多いであろう『シンデレラ』が、あのレベッカ・ソルニットによって、異なる物語に生まれ変わっています。
かわいそうな境遇にある女の子が王子さまに出会い、恋をして幸せになりましたとさ、チャンチャン♪ とはなりません。
なぜなら、王子様と出会うことだけ、結婚することだけが幸せとは限らないから。
幸せは人それぞれだし、自分の手で掴むもの!
幼いころだろうと大人になってからだろうと、読書体験は価値観のベースになっていくものだと思います。
おそらく従来の『シンデレラ』と本書では、そこから芽生える意識は大きく異なるはず。
名作と言われる童話はたくさんあるけれど、これからの子供たちのために読まれるべき作品が再検証されるべきなのかもしれません。
#読んだ本
881人のコンプレックス。
アンケート作成から、データの整理、原稿執筆までまるっと担当。
というか、この「コンプレックスと私の距離」企画自体を立てたのは、私だったりします。
881人のコンプレックスを集めてみたら、「私だけじゃない」と勇気をもらった
https://www.foriio.com/works/800745
これも、編集担当。
私はメイクも、スキンケアも嫌いじゃないです。
自分が心地よく過ごすための一つの手段。
誰かのためだったり、義務になるのはちょっと違う。
「化粧する、しない」を決めるのは自分。すっぴんで軽やかに歩く台湾女性を羨ましく思った日。
こちらも編集を担当した記事です。
「嫁さん、奥さん、妻…。呼び方を見れば、パートナーから自分がどう思われているかが、見えてくる」
https://www.foriio.com/works/800433
編集と執筆を担当した、この記事にぴったりの記事。
街に繰り出して大騒ぎするより、本当に大好きで大切な人たちと、おいしいご飯をたべながら過ごすハロウィン!
ハロウィンにぴったりなホラー料理。魔女の指ソーセージから、目玉の杏仁豆腐まで
某社の編集ディレクター。エディター・ライター/「SOU.」https://note.com/sou_suzumi 運営
出版社で文芸・エンタメ書籍、週刊誌、ライフスタイル誌、フリーランス、女性誌などで編集・執筆してました。「ハフポスト日本版」を経て、WEBメディアで 編集・執筆。
サステナビリティやSDGsに関するコト、ヒト、取材させてください。suzumi.sakakibara@gmail.com