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鉱石ラジオ、なぜ鉱石で検波ができるのかの原理って未だに解明されてないのか……。素朴な驚き。「ダイオードの出現によって,鉱石検波の原理的な解明を待つことなく産業的な価値を失ってしまったため,それ以上の研究価値がなくなってしまったのであろう」とあった。 tetras.uitec.jeed.go.jp/files/

どうでもいいんだけど、これくらいの文字数だとContents Warningで本文を隠すのはあんまり向いてないな。使ってみてわかった。

ポーリン・バーンビー氏は本業が天体物理学者で、ウェスタンオンタリオ大学の教授(物理学と天文学の学科長をやっているらしい)。本作の掲載誌にあるインタビュー記事によると2021年から小説を書き始めたのだとか。マイクロフィクションをあちこちで書いているが、もう少し長いものも書こうとしているらしい。注目したいカナダの新人作家。

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ポーリン・バーンビー(Pauline Barmby)の "Solar Gravitational Lens"(「太陽重力レンズ」)を読んだ。 

On Spec Magazine #126(2023)掲載作。約3600語。
weightlessbooks.com/on-spec-ma

太陽重力レンズを利用して遠くの星系を観測する宇宙探査ミッションを行うため、地球から600天文単位離れた太陽系外縁部へとやって来た主人公。彼はアップロード技術を使って自らの精神を宇宙船に移し、孤独な旅を続けてきた。目的地へ着いて数年ぶりに磁気シールドをオフにすると、なぜか地球との通信が途絶えていることに気づく。ともかく望遠鏡を展開して観測ミッションを進めようとするが、そんな時に未知の信号を受信し……という話。

今度出るアンソロジー『Year's Best Canadian Fantasy and Science Fiction: Volume Two』にも収録予定らしい。というかその告知で存在を知ったので買って読んでみたのだが、タイトルからの期待通り、結構好みの短編。

きちんと読んだので訳稿あり。

ナオミ・クリッツァーのヒューゴー賞受賞作2本を読んだ。ショート・ストーリー(短編小説)とノヴェレット(中編小説)の両方で受賞したらしい。

短編小説部門
“Better Living Through Algorithms”
clarkesworldmagazine.com/kritz

中編小説部門
“The Year Without Sunshine”
uncannymagazine.com/article/th

どちらかといえば “The Year Without Sunshine” のほうが好き(こちらはネビュラ賞中編小説部門も獲ってる)。どっちもいい作品だと思うけど、とはいえ自分の好みからは外れてるんだよなぁ。

見たら、これ両作品ともにameqlistに載ってないな。今度エラー報告する機会があったら一緒に報告するかな(たまに誤記を見つけたらメールで報告してる)。

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『2050年の技術 英『エコノミスト』誌は予測する』に収録されている2本の翻訳SF短編、本の中で原題が記されていないので確認したメモ。

アレステア・レナルズ「傷つく自由」の原題は "Visiting Hours"
isfdb.org/cgi-bin/title.cgi?29

ナンシー・クレス「博士の救済」の原題は "Ma Ganga"
isfdb.org/cgi-bin/title.cgi?29

メアリ・ロビネット・コワルの短編 "In the Moon’s House" を読んだ。
reactormag.com/in-the-moons-ho
本人の投稿を読むとこれも〈レディ・アストロノート〉シリーズっぽい。
x.com/MaryRobinette/status/181

いまさらヒューゴー賞の受賞作を確認して、ウィーナースミス夫妻の『A City on Mars』が関連作品部門を受賞しているのに気づいた。評判いいのは知ってるけど邦訳出るかなぁ。
penguinrandomhouse.com/books/6
en.wikipedia.org/wiki/A_City_o
前作『Soonish』(邦題『いつになったら宇宙エレベーターで月に行けて、 3Dプリンターで臓器が作れるんだい!?』)はまあまあ良かった。

2年前には出ていた無料Webzineなのにもうサイトが消えてて作品が読めない……。Internet Archiveにもない。困る。休刊するにせよ、どこかアクセスできるところに作品は置いておいてほしい。

京フェスは毎度のごとくスルーでいいかなと思っていたら、本会企画で気になるのがあった。うーん。

洋書のChapbookという分類は日本だとあまり馴染みがないのでよく分からないんだけど、要は中短編のばら売りだと考えればいいのかな。ISFDBだと、今は電子書籍で単品売りされている中短編作品がよくこの分類にされてる。
ja.wikipedia.org/wiki/チャップ・ブック

文中に出てきた「radiothermal generator」なんだこれ、と一瞬思ったけどたぶんRTG(radioisotope thermoelectric generator)のことだ。一応調べるとRTGの日本語訳は「放射性同位体熱電気転換器」なのか(Wikipediaにはこれで立項されている)。いやまあ確かにそうなんだけど弐瓶勉感がすぎるので、ここはざっくり「原子力電池」でいいかなぁ。

また気になる作家を発見したので作品を追っていこうと思う。

こんな同人誌出てたの知らなかった。PDF版を即買った。 dydt-seisakusyo.booth.pm/items

テキストデータが欲しくてスキャン画像PDFから英文をOCRすると、定評のあるソフトでも「rn」が「m」になる率が高い。SF作家のパーネル(Pournelle)はしょっちゅうポーメルになる。

「milligees」が作中で普通に使われてる短編を読んで、あー本当に「ミリG」使うんだな、という気持ち。

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Fedibird

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