うーん、「正しい宇宙描写ハンドブック」が欲しいというような話を目にして、それなら英語で調べてあのサイトとかあのブログとか読めばいいのでは、と思ってしまったのだけど、言語が違うとハードルあるのかなぁ。やはり日本語で情報を置いておくべきか……。まあ翻訳同人誌を出した理由のひとつはまさにそのためではある。
なんていうか、英語で調べる人って思ったより少ないのかなーと。Chrome使ってたら翻訳ボタン1発で相当読めると思うんだけどな。
バクスター『Xeelee: Endurance』のKindle版が500円台になったので買った。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00V3KJWLE
日本の小説よりも、少し古いけど邦訳されていない洋書SF(電子版)のほうが安くなっていることが多々あるのでつい買ってしまう。
この方はバクスター好きのようで何冊も紹介してくれているので助かる。
http://www.hi-ho.ne.jp/tomita/PaperBacks/Xeelee-Endurance.htm
https://www.kz.tsukuba.ac.jp/~tmatsu/newpage/articles/202106_soil_mechanics_of_regolith.pdf
第4章だけここに上がってたので知った地盤工学会誌の講座「宇宙探査と地盤工学」、ちょっと読みたい。
https://jglobal.jst.go.jp/search/articles#{"category":"2","keyword":"宇宙探査と地盤工学","page":1,"order":"up UPDT"}
だけど、電子版のみで会員以外の個人が買うなら専用アプリのインストール必須になるらしい……うへー。
https://www.jiban.or.jp/?page_id=12728
いまさら気づいた。ヤフオクの「オークションアラート」機能終了するのか。 https://auctions.yahoo.co.jp/topic/notice/function/post_3713/
数年ぶりに見に行ったらBIS(英国惑星間協会)のサイトがリニューアルされてて、1980年代以降のJBIS論文がオンラインで買いやすくなってた。助かる……。 https://bis-space.com/shop/product-category/magazines/journal-of-the-bis/papers/
チャールズ・シェフィールドの〈マッカンドルー航宙記〉シリーズ、アンソロジー用の短編 "McAndrew and THE LAW" というのが著者の亡くなる直前に書かれていたと知る。探したら当該アンソロジー出してるBean社のSampleページで読める(スペースやダッシュ等が化けているので文字エンコード少しいじる必要あり)。英語圏では『The Compleat McAndrew』という本シリーズをまとめた作品集が出ているが、それが出た後でこの短編が書かれたので収録されていない。
https://www.baen.com/Chapters/0743488326/0743488326___1.htm
via https://www.baen.com/cosmic-tales-adventures-in-the-sol-system.html
当初「なぜSF作家らが紫式部を?」と思ってしまったが、1992年にこんな架空惑星シェアードワールドアンソロジーが出ていたのか……。
https://en.wikipedia.org/wiki/Murasaki_(novel)
太陽系から約20光年離れた、実在する赤色矮星(HD36395、別名グリーゼ205、ウルフ1453)を周回する架空の二重惑星系が舞台。日本のロボット探査機によって初めて探査されたため、この星系名は紫式部にちなんで「ムラサキ」とされた設定。
二重惑星でそれぞれ惑星名が「ゲンジ(源氏)」と「チュウジョウ(中将)」らしい。「この星系には 3 つの知性種族、源氏にイルディズ(Ihrdizu)とヒマティッズ(himatids)、中将にチュプチャプス(Chupchups)がいる」あ、頭が混乱する……。
サイエンスとフィクションの狭間に棲息している石板。本の山に埋もれながら漫画とアニメの海に沈んでいる。SFを主食にして宇宙や科学ネタをつまむのが好き。