当初「なぜSF作家らが紫式部を?」と思ってしまったが、1992年にこんな架空惑星シェアードワールドアンソロジーが出ていたのか……。
https://en.wikipedia.org/wiki/Murasaki_(novel)
太陽系から約20光年離れた、実在する赤色矮星(HD36395、別名グリーゼ205、ウルフ1453)を周回する架空の二重惑星系が舞台。日本のロボット探査機によって初めて探査されたため、この星系名は紫式部にちなんで「ムラサキ」とされた設定。
二重惑星でそれぞれ惑星名が「ゲンジ(源氏)」と「チュウジョウ(中将)」らしい。「この星系には 3 つの知性種族、源氏にイルディズ(Ihrdizu)とヒマティッズ(himatids)、中将にチュプチャプス(Chupchups)がいる」あ、頭が混乱する……。
挿絵が味わい深い……。
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