この若い夫婦、一見すごく物静かで、周囲への協調性なんかも抜群に良いんだけれど、むちゃくちゃ面白いんです。
幼児を連れてこの限界集落に移住してくるというだけでも無茶苦茶なんだけれど、太陽光と水力でエネルギーを自給したい、浄化槽も自前で作る、循環型の生活をしたいのです、という事を言ってて、昭和・平成のジョーシキに囚われている爺さんは、ぽかーんと口を開けさせられました。
えー、大丈夫? そんなん、難しいやろ? というのが正直な感想なのだけれど、でも、すごいな、面白いな、と思います。
彼らは、20年後、30年後のこの村を考えて、今何をするかを決めたい、と言うのです。
ああ、そうか。私は5年後すらも考えることが出来ない。だって、私の健康寿命はせいぜい後10年あるか無いかだから。
これは、もう、出来る限り彼らの手助けをしなければいけない。助力というより、邪魔をしないように、余計な障害物を取り除くようにしてあげたい。
明治の国家神道って、ほんと、良くなかった。
@moran_aoki
昨日の住民総会には、今年移住してくる三十代の若い夫妻がはじめて参加してくれたのですが、会議の後で、二十三夜は続けて欲しいと思いました、続けることになって良かった、と言ったので、ちょっと驚きました。
お宮さんの入口の橋を渡ったとたんに、百年前の世界に繋がる場所に入ったような気がする。古いものを残してほしい、と。
@moran_aoki
神様にお供えするお祝いの食物って、どれも少し古風なのが面白いですね。
蒸し米なんて、今は誰も食べないけれど、神様にはお供えする。
赤飯も昔もっと赤かった米を真似ているのかも知れないと思います。
村の神社で「二十三夜」のお祭り。
当番の人たち以外はほとんど参拝しないのだが、自治会長としては知らん顔も出来ないので、夕食後、賽銭にする小銭を持ってお宮さんに詣った。
御供部屋で、供え物のお下がりである洗米、蒸し米、お神酒をいただいて世間話をする。明日の夜からえらい雪が降るみたいやな、とか。
二十三夜って、どういう意味のお祭りなん? と聞いても、誰も、さあー、知らん、としか言わない。元々は、旧暦(太陰暦)23日の夜、下弦の月が夜中に出てくるのを待つ祭だったんだろうね。
https://kotobank.jp/word/二十三夜-591778
昨日の住民総会で、二十三夜はほとんど誰も詣らないから、当番の負担軽減のために、やめたらどう? という話をしたのだが、誰もやめようと言わなかった。
で、昨日の今日だよ、もう少し詣ってくる人が多いだろうと思ったのに、やっぱり少なかった。
@moran_aoki お誕生日おめでとうございます。
叔父さん、叔母さんって、好きだったなあ。
きっと私も可愛くて仕方のない甥っ子だったと思うよ。
@mikagehime
生活水と言っても、家の中の水は、台所、風呂、便所、洗面所、洗濯機、みんな町営の上水道でまかなっています。山からの水は、家の外回りで、農機具や自動車を洗ったり、野菜を洗ったり、野菜や花に水をやったりとかに使うだけですが、何かと重宝するのは確かです。無料ですしね。
村に上水道が入ったのは50年ぐらい前かな。それ以前は山からの水だけが頼りで、木や竹の樋で引いてきた水を溜める池や水槽が各戸の裏庭にありました。煮炊きに使う水は、さらにそこから汲んで台所の中の水瓶に移して、泥や砂を沈殿させてから使っていました。
今修繕したいと思っているのは、亡き父が60年以上前に木や竹の樋のかわりに設置し、その後に延伸したり土中に埋設したりして保守してきた塩化ビニールの水道管なんです。
山の中の集落、岩座神(いさりがみ)に住む面倒くさい爺さん。
プログラミングと社内PC環境の保守を糊口の資としてきたが、引退してゆるゆると野良仕事三昧中。
本拠は @kotobaphil-mtd.eu に移しました。