いかにしてザ・キュアーのロバート・スミスはロック界でもっとも粘り強い活動家になったか
https://yamdas.hatenablog.com/entry/20241111/robert-smith
【お知らせ】
本日、告知解禁!
今年最後のスナック社会科になります。
「スナック社会科✕ふれしゃか生誕祭〜ケイン樹里安さんの論考をいま横串に通してみる〜」
📌日時 11/23(土)12:30開場/13:00開演
📌場所 梅田ラテラル
これはどうしても大阪で開催したかったのです。どうぞ宜しくお願い致します。
⬇️イベント詳細⬇️
https://lateral-osaka.com/schedule/2024-11-23-13793/
書評(2023年10月、部分)
佐藤冬樹『関東大震災と民衆犯罪』
(前略)
「不逞鮮人の暴動」というデマを拡散して武装した自警団の出動を要請したのは警察と役所であり、虐殺の見本を見せたのは軍隊だった。しかし官憲が組織した(消防団や在郷軍人会などを主体とする)自警団は、地域に居住していた朝鮮人(女性や子どもを含む)をはじめ、警察署さえも襲撃してそこに保護されていた朝鮮人を殺害するまでにいたる。日本人であっても「日本人」だとわかった上で殺害している。彼らは「「不逞鮮人」と「善良な朝鮮人」の区別を拒んだのと同様、「朝鮮人」と「朝鮮人に似た人」も区別しようとしなかった」。権力によってひきがねを引かれた民族虐殺(エスノサイド)は、民衆の凄まじい暴力を爆発させたのだった。
国際問題に発展しかねない事態を前にして当局は、軍や警察による虐殺はなかったことにする一方、自警団にやられたのは「朝鮮人ばかりではない、日本人も」というストーリーを震災四日後から流布する。軍官民一体となったエスノサイドに「日本人も殺された」を並べることで、朝鮮人・中国人への虐殺を相対化しようとする意図的なすり替えだった。今も根強い虐殺事件のストーリーをあらためて検証する労作だ。
"例えば、政府から資金的、あるいは政治的な支援を受けたファクトチェック団体が出現したり、特定の政治的主張を目的とする団体が、国際的な基準を無視して「ファクトチェック団体」を名乗り、政府に批判的な言説を「ファクトチェック」と称して批判したりする事態が危惧されます。それを防止するためには、より厳密な表現が求められます。具体的には「政府・公的機関などからのファクトチェック組織の独立性確保が必須」との明記が必要だと考えます" https://fij.info/archives/12765
飯山由貴特集見てきた。In-Mates は揺さぶられた。この優れた作品が検閲云々の話になってしまうのは勿体無い(検閲になった意味がわからない)。たぶん8月末まで見ることができると思うので未見の人はぜひ。
https://twitcasting.tv/c:nakedloft_yokohama/shopcart/322347
他は hidden names がよかったな。弱者を作品の中で表象することについて、精神病棟の歴史と資料を紐解くことで、問いとして立ち上がる。よくできている。