新しいものを表示
視力 さんがブースト

これ以上の知名度と人気を獲得してゆくと、「これの何が面白いんだ?」って本気で理解が出来ない人も目立ってくると思うんです。

(もちろん街裏さんはそれを見越して調整してゆくであろう事は前提として…)

それは別に、お笑い芸人が国民的になってゆくにつれ、比例して大きくなる反対派運動みたいなものであるので、自然の摂理と言えばそういうものだとも感じます(その上で面白さに正解がない事も踏まえて)

ただ、同時にその「これの何が面白いんだ?」という感触も含めて、街裏ぴんくの面白さは出来上がっているとも感じるのです。

「ウソ漫談」は、もはや嘘か現実か、ボケかツッコミか、という二元論をとっくに越えていて、最小単位で伝統芸能化している、事そのものが、めちゃくちゃ面白い、という状態になっていると思う。

「フレーズの大喜利性」も「描写のナンセンス度合い」も「展開のサンプリング」も「破綻のパターン」も「キャラクター造形」も「メタとファンタジーのバランス」も、全部ニュアンス芸。「なにがおもしろいん?」って潜在意識レベルでなるから、めちゃくちゃ面白いんです。

スレッドを表示
視力 さんがブースト

街裏ぴんくの漫談は、YouTube動画のコメント欄の下位部分に「なにがおもしろいん?」と書かれてる事込みで、面白くなってしまっている段階に来てる。

視力 さんがブースト

吉住のネタには、世間のパースペクティブからズレてしまった人の情熱を、アイロニカルな形で描こうとするものが多いと思う。で、そういうズレへの視線は、愛を込めたものにも差別的なものにも、どちらにも結実し得る。吉住自身がそういうズレに対する強い共感を持ってもいるのだろうし、同時にそういうズレに対する自己嫌悪的な苛立ちを抱えてもいるのだろう(だからアイロニーが必要になる)。
しかしあのデモネタは、やっぱり差別的な視線の方ばかりが前景化してしまっていた気がする。「そのキャラクターが世間からどうズレているのか」が、そもそもネタの土台において上手く対象化できていない。それでは、「世間からズレること」がむしろ生むそのキャラクターの魅力を、ひいては「世間からズレること」そのものの面白さを、笑いのなかで引き出すことはできない(例えば空気階段の「火事」は、そういう角度を持った素晴らしいネタだと自分は思っている)。
そしてこうした差別的な視線=線引きそのものは、市民社会を生きる我々の誰もが、不可避的に抱えざるを得ないものでもある。そのことに対する反省が生む無限の自己否定ループも、すぐそこに口を開けて待っている。

スレッドを表示
視力 さんがブースト

一方で興味深いのは、このネタのキャラクターが志向していると思われる暴力革命路線(そのあたりの設定の土台組みが、ネタのなかできちんとできていないんだけど)には、「大衆」だけでなくリベラル左派も距離を取り、自分たちの在り方との線引きをしているわけで。このネタのような粗雑なアイロニーでデモクラシーを茶化してはいけないと言うときに、極左的なものに対して線引きしている自分を棚上げするのはまずいだろう。ぼく自身はまさに、そういう線引きをしているリベラル左派的な立場にあるつもりですが。

スレッドを表示
視力 さんがブースト

吉住のデモネタ、リベラル左派的なものと極左的なものが表現のなかでごっちゃになっており、反体制というモチーフの扱い方自体が幼稚で粗雑なのが厳しい。やりたいなら茶化そうが批判しようが別に自由だとは思うけど、対象をきちんと把握できていないまま「ネタ化」してしまう狭さが、どうにも辛い。自己目的化したアイロニーというか。サブカルのダメな部分が出てしまっている。

自分は没頭癖、過剰癖があるのかもしれません

noteを書いてた時もあんまり深く考えず、書いてるうちに書きたいことが出てくる感じ

というか面白かったネタとか貼りたい動画がまずあってそこに繋げるために文章が存在してるイメージ
その連鎖を繰り返してゆくうちに助長的な文章のスタイルになってったんだと思います
そもそもは呟きを繋げただけのものをコピペしてたわけですし

根本的に文章構成的な脳をしてない気がする
そこまで言語感覚に優れた人間なわけじゃなくて、現実世界に喋れる相手が居ないからネットに独り言をいっぱい乗っけてる状態

この記事の目次とか我ながらイカれてておもしろい
なぜこの時永野についてこんな内容の長文を真面目に書いていたのか

ほとんどの記事に目次を付けたので少し読みやすくなっていると思います ぜひ
note.com/shi_ryoku/m/m8c8de8cb

とりあえずnoteの目次作業終わった

本当に初期の連投ツイートまとめや、マガジンで書いてたから目次つけれない記事とか以外は全部付けたらから読みやすくなったはず

noteに上げていたお笑いへの感想記事に、ちょこちょこ目次を付けてみています

ゾフィーやマミィ、空気階段的な演劇の枠組みの中でリアリティを追求しながら展開させるタイプのコント師のYouTuber版がARuFaさんやわっきゃいさんなら、

コウイチさんは、
アルコ&ピースの「忍者になって巻物取ってくる」や
東京ダイナマイトの「漫才の役割をボケとエクササイズでやってみる」とかと近い

ネタである事そのものの暗黙の了解を踏まえて観客との共犯関係的に脱構築させるタイプのネタをYouTubeでやり続けているのだと感じています

youtube.com/watch?si=3wyp6xM_G

スレッドを表示

ただ、それらと比較してみてもコウイチさんのやってる事はもうちょっと"youtuber"である事の根幹に突き刺して組み立てる感じがすると言いますか、

もう少しニュアンス的に言ってみると、
「言語補填が少ない」やり方で世界観を作り上げていると思います

コウイチさん以外の上記の人たちは、これを「口頭で話しても成立する」のだと思います

(例えば、ちくわさんのは有吉さん的な毒舌芸に置き換えれたり、
シバターさんのはケンコバさんの下ネタ芸のようなお約束的なものだし、
ぐんぴぃさんのはそもそも企画趣旨を説明してから始めてるショートコントの羅列です)

コウイチさんは、そういった見てる側の脳内補填的な要素が少なくて、タイトルや演技だけで説明を済ましている上で、ARuFaさんやわっきゃいさん的な動きや発想のみに特化した笑いになってるわけではない(見る側のツッコミ視点の比重に頼っていない、その中で別軸の物語を作れている)と思います

youtube.com/watch?si=l671Pwn_R

スレッドを表示

そういった「YouTuberだけどロジックや批評性が優れている人」でなおかつ、

「YouTubeのフォーマットを利用した設定でコントをする人」って
他にも何人か確認は出来ると思います

炎上させる事を前提としたモノマネだけをやってる、ちくわさんや
youtube.com/watch?si=KW0Na6f4a

スキャンダルについて語る動画と見せかけて毎回ただ自分のパチンコチャンネルに誘導しようとするシバターさんや、
youtube.com/watch?si=cmLpAckiu

こちらは企画の形を取っていますが、バキ童のぐんぴぃさんもコント師としての演技力を活かした設定のミニコントを披露していたりします
youtube.com/watch?si=P2j72VbB4

スレッドを表示

ARuFaさんについて以前「ブロガー、ライターだけどリズム感や動きに優れてる人」と書いたと思うのですが

そうだとして比較するなら、
コウイチさんは

「YouTuberだけどロジックや批評性が優れている人」

というちょうど真逆の存在だと感じています

youtube.com/watch?si=8Lgubsn5b

youtube.com/watch?si=wmLl6kDF2

スレッドを表示

コウイチさんもARuFaさんやわっきゃいさんとかと同じでYouTuberである事自体をコントにしている芸風だと思うのですが、

なんという他のYouTubeコント師と微妙に違うのが、そこに批評性みたいなものが若干舌触りとして入ってるのを感じられるのが面白いポイントだと思います

youtube.com/watch?si=3y0tGqH4q

そういう精神性が意外と
ネットの面白い人 みたいな文脈の中だと突出してるような気がしてて、

例えば、
他のオモコロチャンネルメンバーや、
あと比べるならバキバキDTぐんぴぃさんとか、
kouichiTVのコウイチさんとか、

そういった方々よりも、なんか
自虐性や分析性、脚本性、言語性、
的なものが割合として少ないと思います

裏笑い性と言ってもいいのかもしれません
照れがない

というか、
突き抜けた裏笑いが一周回って表笑いになってるみたいな転換

なので厳密には天然笑いでもないし、

逆に言えばだからこそ自己投影もしやすいのだとも感じます

その視点はどこまでも視聴者的だから

声だけのゲーム実況者とかと近いのかも
テンションとか含めて
ARuFaという主人公視点のゲームを操作してる実況生主っぽい

あと
外敵要素もけっこう重要だと感じてて、
同じように素顔を見せてない恐山さんは
仮面で顔が隠れてるけど、目元だけくり抜けてるから、そこからコチラを見てる感が強いけど

ARuFaさんは目だけが隠れているのでコチラを見られてる感があんまり無くて感情移入しやすいのかも

モブであり主役 とても面白いです

youtube.com/watch?si=_dTqzIZ98

スレッドを表示

端的に言うと、裏回しという行為にしては、
さり気なさが無い

テンションや声質で誤魔化されてると思うけど、実は常にどこか他人事な雰囲気があって

根のブロガーっぽさというか、
音MADでネットミームを拡散させる側というか、
テレビとかで裏方が画面の外からちょっとだけ見切れてる雰囲気というか、

ARuFaさんは、裏回しというより
「裏で表回し」をしてるんだと思います。

ずっと外側からノリを促進させてる
その原理で自分も中心に出てきちゃってるイメージ

ARuFaさんの面白さが炸裂してスター性が発揮されてる瞬間も、

自分で自分をいじってる

というような自己演出性、俯瞰操作性が表現自我に根を張ってる感触があります

あくまで、
出演者という画面の中のいち素材として捉えて動かしてるような印象があります

youtube.com/watch?si=AdjQ_Lt9P

スレッドを表示

オモコロチャンネルでのARuFaさんを見てると、
自分が主役じゃない時もガヤ的なツッコミを入れてたり、ミニコント的なフリを置いてたりして、
それを「裏回ししてる」みたいな感じで他メンバーやコメント欄でいじられてたりしてるのですが、

でも、それがプレイヤーとしての裏回し感がなんか薄く感じてて、なんというかテンプレ感、SE感、編集点感、カットアップ感を覚えます

古いものを表示
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。