昨日から始まった国立新美術館の「テート美術館展 光 ターナー、印象派から現代へ」。展覧会図録は重量があるので最近は専ら通販で頼むようにしており、図録を注文したら早速届いたのでワクワクしながら読んだ。 

「光」をテーマにテート美術館が所蔵する幅広い時代とジャンルの作品が集められており、今まで知ることの少なかった作家や作品たちを取り上げている。
 図録表紙になったジョン・ブレット「ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡」(1871)が描いた太陽光差し込む海面が美しい。興味深かったのは、ターナーが遠近法の講義のために描いた金属球の絵画群。ターナーがいかに光と影を緻密に研究していたかがわかる。図録の写真を見て早く実物を見てみたいと思ったのは、オラファー・エリアソンの「星くずの素粒子」(2014)。このインスタレーションからどのように光が発せられるのか、実際に体感してみたい。
 気になった点は以前も言及したが、展示内容を鑑みて展覧会の副題に"印象派"を入れる必要があったかは疑問。
 公式ホームページでは、展覧会グッズの一部のみの紹介で全ては公開していなかったので、ショップも気になっている。展覧会は秋から大阪中之島美術館に巡回予定。

写真に写っている尖塔が映画クラウドアトラスのワンシーンに使われた場所だったので、せっかくなら…!とその日登ってみた。人一人すれ違うのが大変なくらい塔内の階段は狭かったけど、登った先の眺めが良かった。

暖かさを求めてアイコンを夏の風景に変えた。青空と観覧車と尖塔。別アングルの写真も貼ってみた。旅先で訪れた5年前の7月のこの日は、気持ち良いくらいのからっとした快晴だった。

ちょうど1年前の今日は「アルトゥロ・ウイの興隆」を観にKAATに来ていた。銀杏並木や花越しの横浜の港がきれいだった。
ブレヒトが書いた本作品は今の世の中と被って見えることが多かった。演出は白井晃で、ジェームス・ブラウンのファンクミュージックを取り入れた音楽劇になっていた。観客を巻き込んだ熱狂的な結末で幕を閉じた後は、フィクションだとわかっていても暗澹たる気持ちでしばらく放心状態になった。

先月の京都。木々の大半はまだ緑で、先端が赤や黄色になっている葉が少しだけあった。

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